2014年9月1日月曜日

LA遠征 最終回(#4 8/17 Trump National Golf Club of Los Angels)

LA遠征3日目の午後ラウンドは、太平洋に面した半島にレイアウトされた、Trump Nationalです。

写真は遠くからコースのある半島を写したもので、星条旗がある辺りがクラブハウスで、その周辺にホールが段々畑のようにレイアウトされています。

Trump National Golf Club of Los Angels
Course Length:6,291Yards/Par71(36,35)
Course Rating:72.1
Slope Rating:138

この日は、この日に限ってかどうかわかりませんが、非常に風の強い日でした。写真のように、星条旗を見れば風の強さがわかります。

このコースの特徴は、何と言っても滝の存在です。

先ず、1番ホールのセカンドショット時点から見たグリーンの方向ですが、グリーンが数メートルの高台に位置し、グリーン前方、後方に滝があります。ですので、セカンドの距離が残ると、グリーンオンは極めて難しくなります。

グリーン横から見ますと、グリーンを越えると直ぐに滝に入る感じです。グリーン上にある白いボールが私のボールで、もう少し大きいと滝に入りそうです。
なお、一緒に写ってる二人は、今回ご一緒したLA在住の親娘です。US在住が長いようですが、詳細は不明です。
ホールアウトの後は、滝の上を通るのですが、そこからみたグリーンの様子です。

もう一つが、17番Par3です。

逆光で見難いですが、ティから見ると、手前が谷で、左が大きなバンカー、奥に滝があります。ここもグリーンを越えると滝に入ってしまいます。

グリーン横から見た写真です。一番ホール同様に、グリーンの奥2mくらいで滝に入ります。

もう一方から見たグリーンの写真です。

このホールは215ydsくらいあって、逆風で少々難しいホールでしたが、私は3Wで真っ直ぐ打てまして、転がってピン横にオンしました。

実はティショットを打った時点ではグリーン手前に止まったように見えたので、短いと言ってしまいました。(逆行で見にくかったので勘違いでした) それを聞いたTomoさんが、ドライバーを一閃。これが良いショットで、グリーン奥に直接落ちて、1バウンドで滝に突っ込んでしまいました。私の一言が災いしたわけで申し訳ない事をしました。でも、非常に良いショットでした。


最初にも書きましたように、このコースは段々畑のようにレイアウトされているので、各ホールから全て海が見えて非常に良い眺望なんですが、グリーン方向を見ると結構似たホールが多いと思います。

難易度で見ると、ティからフェアウェーまでの間に谷があったり、フェアウェー左右は深いブッシュや谷、またグリーン周辺も深い谷やバンカーがあったりと、少し曲げると大きくスコアを崩すホールが多く、ショット精度の無い人には超難しいコースと感じました。その結果、Slope Ratingが138になっているのでしょう。

幾つかホールを写真で紹介します。

次の写真は4番ホールのPar3ですが、手間は谷、周囲は深いバンカーで囲まれていますのでプレッシャーが掛かりますが、距離が短いので、何とかなるホールかと思います。

これは9番ホールのPar4ですが、Blueからでも445ydsもあり、さらにグリーン左側を池がガードしています。ここは強い逆風ですので、全くPar5の距離でした。

これは10番Par4ですが、左側は直ぐに海で、非常に綺麗なホールです。手前の谷を越えるのに200yds弱ですが、ここは全体の距離が短いのでティショットさえ上手く打てれば易しいホールだと思います。

ティショットの瞬間をTomoさんに撮って頂きました。

次は11番Par3です。距離が195ydsもあるのに、グリーンが砲台で周囲は深いバンカーとブッシュでガードされていますので、グリーンに乗らないとパーが難しいホールです。結果、グリーン手前にショートしてボギーでした。

次は12番Par5の3打目地点です。グリーンの右端にピンがあって、その前と左奥に大きなバンカーが横たわっています。このホールは非常に上手く距離感が出せまして、3歩に付いてバーディが取れました。


青ティのコースレート/スロープは72.1/138、パーは36・35=71です。
アプローチの距離や、補足事項はを括弧に書いてあります。詳細はこちらを参照下さい。なお、括弧内の数字は歩数でアプローチの距離を表します。yが付いている場合は、ショットの距離で、アプローチには入れてません。寄せて1パットで上がりたい凡そ30yds以内をアプローチとしています。

1 4 - 0 3B(114y)
2 5 - 0 3S(80y)
3 4 ◯ 0 ②(115y)
4 3 - / 7L-②(150y)
5 4 △ 2 8A(70y)
6 4 △ 1 6A(55y)
7 5 - 0 ⑤(25)
8 3 □ / 4L(30,Water)
9 4 △ 2 7B(55y)

10 4 ◯ 0 ④(70y)
11 3 △ / 3B(30)
12 5 ◯ 0 ③(105y)
13 4 - 0 5A(171y)
14 5 - 0 5S(105y)
15 3 - / ③(24,SS)
16 4 - 0 ①(9)
17 3 - / 10S(215y)
18 4 △ 2 6A(40y)

40(16)・35(14) = 75(30)

Differential = 2.4

DAP: 7
GIR: 9(4,5)
Par Save: 12(5,7)
Par Break: 3(1,2)
Sand Save: 1/1
Approach Save: 3/5

Stats上では、DAPが多いですが、殆どは逆風の中で飛距離が足りないためにセカンドでグリーンに届かないケースでしたので、ショット自体は結構まっすぐ飛んでました。一方で、飛距離が十分でない問題もあります。

ホールで言えば、5番、6番、8番、9番が長いホールでありながら、強い逆風で厳しいホールでした。

一方で、短いホールのセカンドでは、短いアイアンの精度が高かったように思います。パットも病気が表に出なかったので、バーディパットも上手く打てたと思います。


夕方6時過ぎにはホールアウトし、シャワーを浴びて空港に向かいました。その前に、San Pedroという所にあるメキシカン料理の店で食事となりました。

Crusty Crab @San Pedro

ここでは、Fried OysterとSeafood Cevicheを頂きました。

少々時間が追ってましたので、写真のようなGrilled Fishが美味しいそうですが、時間が掛かるとかで断念しました。


この後、空港まで送って頂き、翌朝5時半にJFKに戻って来ることが出来ました。

金曜日の夜から、月曜日の早朝まで週末をフルに使ったLA遠征は、Tomoさんのフルアテンドを得まして無事に終了致しました。コース選定、予約、食事、宿泊、全てにおいてお世話になり、非常に満足した週末でした。心から感謝致しました。