2009年4月29日水曜日

妻とゴルフ

今週、急に妻がゴルフに夢中になり始めた。昨日などは、庭で素振りをしたそうだ。ついでに、庭の芝生も削ったとか。

妻がゴルフをする事は非常に良い事だ。私もゴルフがやり易くなる。ゴルフ場も近いし、子供も大きくなったので、二人で留守番させれば週末は二人でゴルフに行ける。

ところが、一つ難題が持ち上がった。新しいクラブが欲しいと言うのだ。彼女のクラブは、20年くらい昔に、ゴルフショップに行き、店員の言うがままに買ったCallawayのクラブ一式。当時としては、20万円以上した高価な部類に属するクラブである。しかし、この10年と言うもの殆どクラブを振る事無く(昨年は一度練習に行った)眠ったままである。非常にもったいない話である。

しかし、妻に言わせると、20年も経っているので、最新のクラブはきっと打ちやすいに違いないと。ある意味それは正しい。最新のクラブとボールのおかげで飛距離も出るし、曲がりも少なくなった事は実感できる。

問題は二つ。全て新しいクラブにしたいと言う。もう一つは試打したいと言う。共に気持ちはわかる。でも、それぞれに課題があると私は思う。

(1)彼女の持っているクラブで、アイアンは今でも易しい部類に入るので、それよりも易しく打てるアイアンは簡単に見つからないかも知れない。私の意見は、ウッドだけは新しくしたらどうか。先ずはドライバから買ってみたらどうかと言う事。でも、彼女は全て新しくしたいようだ。きっと理由は、新しい方が綺麗で見た目が良いから。--ーと私は思うが、違うかも知れない。(アイアンのシャフトが一本折れているので、買い換える必要がある事も事実なので、こちらの理由の方が大きいかも知れないが、本人はそれを忘れているかも。)

(2)試打する事でクラブとの相性を見る事は重要な事だ。しかし、普段全くクラブを振っていない人が試打をしても、相性が良いかどうかは、その時の調子(と言うよりも偶然)に左右される。偶然何球か良いショットがでれば相性が良いし、良いショットが殆ど出ないと相性が悪いクラブとなる。仮に、偶然良いショットが出て相性が良いとなって買ったとする。でも、次の時には、同じ偶然が起きる可能性は極めて低い。私が思うに、女性の力に合わせたクラブを買い、それで安定的にショットできるように練習する方が重要ではないだろうか。最近のクラブは非常に良く出来ていて、性能のバラつきも小さいので、力に見合う重さや硬さのクラブを選びさえすれば、基本は本人の力量で決まるように思うからだ。

でも、これは男の考え方。彼女が試打したいと言うのは、見た目の可愛さを確認するためだそうだ。写真で見てもわからない。実際にクラブを見て、可愛ければ良いらしい。実は、この価値観が後で後悔する可能性がある。ゴルフショップに行って、可愛いクラブを打って偶然に良いショットが出たら、買ってしまうかも知れない。でも、それが本当は相性が悪いクラブかも知れない。

なお、現在彼女が持っているドライバは写真のCallaway Big Bertha。ヘッドの大きさは200CC弱だろう。ところが、最新のドライバは420CC~460CCなので、倍以上の大きさ。彼女に言わせると「おでぶ」だそうだ。今頃、スリムな格好良いドライバなんて探しても見つからないだろうけどね。

そこで、近くにあるゴルフショップを教えてあげた。White PlainsにSports Authorityがあり、NorwalkにはGolf Smithがあるので、どちらでもクラブを見る事が出来る。実際にクラブを見て、気に入った可愛いクラブを選んでいただければ、eBay辺りで安く買うことになるでしょう。今現在の私のお勧めドライバはTaylormadeのr7 CGB Max Ladies(写真)。これが打てないようでは、他のどんなクラブを持ってきても打てないだろう。但し、見た目はイカツイので、気に入るかどうか甚だ疑問である。

それもあって、eBayでクラブの値段などを調べたら、思った以上に安く買えるのだ。不況の影響なのか、アメリカ製のクラブだからか。CallawayやTaylormadeのフルセットが$500~$750で買えてしまう。予想の半分程度なのに驚いた次第。

2009年4月28日火曜日

桜は未だ?

私の家の近くにママロネックというところがあり、そこの港公園には桜の木が沢山植えられている。先々週の事、妻はこの話を聞き、同時にその週のうちが見ごろとの噂を聞いてきた。そうなると、見に行かねばと思うのが日本人の心情。本当はワシントンの桜祭りを見に行きたいが、結構遠い。近場で見られるならと家族で出かけたのでした。

自宅から20分程の距離。ママロネックの近くには日本人も多く住んでいるらしい。街中には中華料理屋、寿司屋もあり、一度食べに来たいものだ。

さて、当日天気は良くて、公園の芝生の上では、少年、少女サッカー、野球に興じている子供達も多く、それを応援に来る親、日向ぼっこに来た家族などで賑わっている。我が家の犬も嬉しそうに散歩。

ところが、桜の木が見当たらない。数本のソメイヨシノらしき桜はあるが、花見をする程の数が無い。これは一体どうした事か。公園の中を散歩してわかった事は、ここの桜は未だ咲いていないのだった。良く見ると、桜らしい木(ソメイヨシノとは違う)には硬い蕾が見えるが、満開までには2週間は掛かりそうな気配。結局、この日は公園を散歩して帰る事になった。

それから一週間。先週は異常の暖かかったので、もしやと思って息子と同じ公園に出かけた。天気も良く、芝生では一週間前と同様に、大勢の子供がサッカーを楽しんでいる。おじさんも何人かで野球(ソフトボールかも)を楽しんでいる。で、桜はと言うと、ソメイヨシノらしき桜は満開を過ぎて、少し葉っぱが出来ている。本命の桜は、蕾が少し花を開きかけている状況(写真)。まだ、一週間は掛かりそうな気配であった。

帰宅してインターネットで調べて見た。ママロネックの桜は、赤みの強いピンクの桜で、5月上旬が満開になるようだ。来週もう一度行ってみようと思ったのであった。

2009年4月27日月曜日

Very Old Golf Course in USA(6回目)

土曜日の今年6回目のゴルフに行ってきた。NJの中部のOcean CountyにあるLakewood Country Club。なんと設立が1892年、1895年にはUSGA発足直後の10のAssociate Memberのうちの一つだったそうで、アメリカでは最も古い部類のコースである。とは言っても、The Country ClubやShinnecock Hills Golf Clubのような超名門というわけではなく、普通に予約できるし、歩きだと$38と非常にお安くラウンドできる。

コースは全長6566ヤードでコースレートが70.2と易しい部類である。実際に、距離も3%くらいは甘いかも知れないと感じるくらいで、曲げない人には易しいコースかも知れない。ところが、木が邪魔だったり、特にグリーンのアンジュレーションは最近の中では大きいコースで難しいと感じた。先週程は速くは無かったが、グリーンによっては予想以上に速くて大きくオーバーするケースもあった。特に、後半はコース自体にアンジュレーションがあり、ショットも難しいホールが多かった。

また、コース内に超長いバンカーが横たわっているホールが幾つもある。バンカーと言っても、足跡も一杯あって、普通のバンカーを想像してはいけない。砂漠の横にコースがあると考えた方が良い。毎年USのゴルフ場ランキングでトップになるPine Valleyに似たコースである。でも、Pine Valleyよりも20年前に作られているので、こちらがご本家かも知れない。

さて、一番ホールは無難に寄せてパーだったものが、2番の184ヤードで5番で打った球は大きく左にフックして、木の下。ピンは狙えずにグリーンオーバー。3mに何とか寄せたが、超難しいラインを3パットのトリプルボギー。次のホールもグリーンカラーからのアプローチパットで、超難しいアンジュレーションに騙されて又してもパットミスでボギー。これ以降は頑張ってパーセーブし、8番では絶妙の8番アイアンを1mに付けてのバーディ。ところが、9番の易しいと思ったPar3の3打目が風に戻されてグリーン手前。寄せに失敗の上に、パットミスも重なってダボ。前半は2番の失敗が大きく5オーバー。

後半は結構長いホールが多く、又コース全体がうねっていたり、大きな打ち上げホールがあったりと、普通のライではゴルフが出来ない作りになっている。1番、2番とグリーン周りのアプローチをミスして連続ダボ。このコース、グリーン周りの芝がイマイチ悪く、サンドウェッジのアプローチが非常に難しくなっている。多分、バンカーの方が簡単に寄るだろう。

続く12番はセカンドで20mくらい極端に打ち上げるホール。セカンドの6番アイアンを引っ掛けてグリーン左。今度は寄せでダフり、グリーンも物凄いアンジュレーションながら、2mをかろうじて入れてのボギー。この後は何とか悪いショット、アプローチながらパターに助けられて5連続の1パット。15番の223ヤードのPar3(写真)はやや追い風を5Wでピン左手前。そこから2mに寄せた上でパットに助けられてパー奪取。しかし16番ではアイアンのダフりとアプローチのミスで1パットのボギーと際どいゴルフの連続。ドライバも含めてショットがイマイチ噛み合わないし、アプローチもミスを連発。18番もセカンドでグリーン横まで運びながら、アプローチミスもあってダボ。後半は8オーバー。

それにしてもアプローチミスの多いラウンドだった。ダボが4つにトリプルが1つ。ここまで酷いラウンドは最近には無かった。少々アプローチで寄せようと思うあまりにあせっていたのかも知れないし、確かにグリーン周りのライも良くなかったかも知れない。
今週末はラウンドなし。時間があれば練習にでも行った方が良いだろう。

2009年4月23日木曜日

Greenwichの寿司屋

先週末は、家族で久しぶりに寿司を食べに行った。場所は、Greenwichの街の中心辺りにあるKira Sushi。先日、義父母が来た時に私以外の家族が行った店である。

この店の評判は、量が多い事。お店が明るくて、家族向けである事。実は、近くにあった本当に美味しい日本の寿司を出すKUと言う店が先月閉店してしまったので、日本らしい寿司を出す店が近くには無くなってしまった。もちろん、Manhattanまで行けば、いくらでも美味しい店はあるそうだが、値段は馬鹿高い。

さて、今回注文したのは、Soft Shell Crab(柔らかい殻の蟹を揚げたもの)。とても美味しかったです。Tuna Salad(マグロのサラダ)。まあまあの味でした。

後は個人個人で好きなものをオーダーしました。私は、寿司と刺身のコンボ。アメリカのすし屋では結構普通にあるパターンですが、ここの刺身は大きく、寿司も含めると結構な量になります。刺身は新鮮味があって美味しいです。でも種類が限られるようで、ハマチ、トロ、イカなども欲しいなと思った次第。

妻がオーダーしたロール。私の料理にも入っていたのですが、マグロの中落ちなのか、ウニなのかを混ぜて、ラー油のようなピリッとした味に仕上げた巻物と、アボカドとウナギの巻物、アボカドと蟹カマのような巻物。巻物は結構私も気に入っていて、アボカドはいけます。ただ、海苔が内巻なので、時間が少し経つとご飯が硬くなるのが気になります。空気が乾燥しているので、硬くなりやすいのでしょう。ついでに、この日だけなのかわかりませんが、ご飯に若干芯があったので、イマイチの出来でした。

娘は普通のお寿司で、私の料理から刺身を除いた感じです。息子は、刺身だけ。ご飯を付けてもらって食べていましたが、刺身の量が多いので、最後は残しぎみでした。やはり、この寿司屋は量が多いと実感したのでした。

値段は、日本酒や、ソフトドリンク、チップ込みで$150なので、少々多かったので、次は少なめにしたいと思う。

2009年4月21日火曜日

Blueman show

先日、日本から儀父母が来た時、家族でBlueman showを見に行った。場所はBroadway通りの隣の通り。家からは6人で車に乗り、Greenwich駅の駐車場に車を停めて、電話でお出かけ。全て儀父母の負担なので、非常に快適。少々申し訳ない気持ちもあるが、助かるのである。

Ground Central Terminalまでは50分前後。先ずは、地下鉄でCentral Parkの近くまで行く。実は、一年もアメリカに住んでいて、NYにも何回か行ってるが、地下鉄は初めて。少し不便な所だと車で行くし、食事にしても飲み会にしても、Ground Centralから歩いて行ける場所しか行ってなかったって事である。

NYの地下鉄は$2、どこまで乗っても同じ。Day Travelチケットはもっと高いが4回くらい乗らないと元が取れないらしいので、この日は毎回チケットを購入。地下鉄の券売機は、一度に二枚以上変えないやっかいな代物。一回一回液晶パネルを押しながら現金で払ったり、クレジットカードで払ったりと面倒な事この上ない。

初めて地下鉄に乗るにあたって、自動ゲートがある。これはチケットの磁気部分をゲートのセンサーにスライドさせる。これは、スーパーのクレジットカードの読み取りと同じ感じなのだが、スライドさせるスピードが遅いと読み取りに失敗する傾向が高い。初めての人は、恐る恐るやるので、失敗する可能性が高い。一度失敗すると、今度は余計慎重に読ませようとして余計にゆっくりやって失敗する。息子がこれにはまって、泣きそうになったが、何度かやって通る事ができる。私はと言えば、一度失敗、二度失敗、三度目にやっと通り、早くすれば良いと気が付いた次第。注意書きくらい欲しいものだ。でも、慣れてしまえば簡単な事なので、書くほどの事も無いのだろう。

この日は、前日に続いて風が強く、また寒い。Central Park前の屋台でホットドッグをほおばって昼食代わり。祖父母の寒いので、簡単な公園ないを散策して、地下鉄へ。Blueman showの会場は入り口が小さく、中に入ると暗い。自分の席を探すのが大変。また、思ったよりも狭い。200人くらいしか収容できないのではないかと思えるくらいで、身近にBluemanがやってきて、ショーを繰り広げる。聴衆も参加型のショーだった。

2時間近いショーを見て、暗い席から出てきたら、Bluemanが二人立っていて、撮影タイム。子供たちとの記念撮影サービスである。我が家の息子も祖父と一緒にパチリ。14歳の娘は嫌がって拒否。まあ、そういう年頃なのだろう。

この後は、Times Squareを経由して、夕食のレストランへ。その前に、Times Squareに繋がる道路は歩行者天国になっていて、屋台が連なっている。こういうのが大好きなのが妻。まあ、色々な店をチェックしながら、買い物もしながら、今度はゆっくり見に来ると宣言していた。

夕食は、日本でもチェーン展開しているOUTBACK。ステーキ店である。祖父のたっての希望で、アメリカのステーキが食べたいらしい。色々が考えたが、安心して食べられる店にしたと言うう事。果たして、祖父母含めて皆さん満足して帰宅の途に付いた次第であった。

2009年4月20日月曜日

MLB観戦

私が行ったわけではないが、家族がBostonまでRedsoxの試合を見に行ってきた。運良く、松坂の登板試合であった。

4月7日に妻の父母が子供の春休みに合わせて1週間の予定で我が家に滞在したのだ。妻は、列車(AMTRACK)の手配、ホテルの手配、野球チケットの手配などを必死でやりながら、わがままな父母の相手で苦労したようだ。私はと家は、当然毎日仕事に出かけたため、夜顔を会わせるだけ。それに4月9日、10日と私を除く全員はBostonに小旅行。二日間は犬と一緒に留守番となったのである。

されに、土曜日には私だけいつものゴルフ。父母も私がいない方が気を使わなくて良いだろうという気持ちもあったので、妻も快くゴルフを許してくれた(本当か?)次第。

まあ、写真を見ると非常に天気が良くて、松坂の登板も見られ(3本ホームランを打たれたようだが)、MLBで一番古いFenway Parkの雰囲気を満喫できて、皆さんは満足して帰ってきたようだ。ただ、少々寒かったらしい。

2009年4月19日日曜日

ナイスイーグル

さて、18番ホールは417ヤードPar4、セカンドから上りになる右に少しドッグレッグしたホール。ティーショットは良い当たりではあったが、風の影響もあって右に若干スライスして、バンカーよりもさらに右。残りは170ヤードくらい。ラフではあるが、ライは悪くない。上りで、横風か若干の向かい風の中5番アイアンで手前からグリーンに乗れば良いかなと言う意図で打った。

打った瞬間は、少しトップ気味で、グリーン迄は届かないがピンに向かって真っ直ぐ。グリーンの手間に落ちたが、低い弾道のため、ランがあってグリーンに乗って尚もピンに向かっている。でも、上りのためにグリーン面は見えない。悪くない位置に乗っているようだ。

他のメンバーと共に、グリーンに行ってみたが、手前ぎりぎりに一つ乗っているが私の球ではない。ピンの周辺にも、奥にも無い。まさかと思ってピンに近づき、覗きこんでびっくり。私のTeitleistがカップに沈んでいた。(写真)

いやあ、本当に久しぶりのイーグル。記憶の中では、96年の富士中央の18番のセカンドが入ったのと、同じく96年のJapan PGAの18番の3打目のアプローチが入って以来かも知れない。それ以降の記憶がないので、多分96年以来だと思う。

この結果、後半は40で、トータル83。パット数が27で明らかにアプローチとパットに助けられたラウンドだった。ティーショットも途中から左に行ったり右に行ったりで、先週の悪いショットを引きずってイマイチの出来。アイアンも球が上がらない状況が続き、練習不足がそのまま現れているかも知れない。シーズンが始まったばかりなので、もう少し練習を増やす必要があると感じたラウンドだった。

最後にこのコース、距離は長いのは確かなのだが、面白いコースだった。所々で、グリーンが砲台気味だったり、短いホールはバンカーが利いていたり、兎に角Par4は難しいホールが多かったが、幾つかは短いホールもあり、バリエーションが豊富な印象がある。また、冒頭にも書いたがグリーンの整備が良くて速いので、パットが楽しくなる。設計はRobert Trent Jones Sirだけにただのコースではないという印象で、もう一度ショットを調整して挑戦したいコースだった。

難しいコース(5回目)

昨日の土曜日、今年5回目のゴルフに行ってきた。この週末は暖かい空気に覆われて、本当の春がやってきた。最高気温は74度F(23℃)、多分今年最高の気温だろう。風はややあるが、暖かい空気は最高の気分。

コースはHomily Hill Golf Course、NJの中央部に近いMonmouth Countyにある公営コースの一つ。このカウンティの公営コースは、どれも素晴らしいコースだが、特にこのコースは、NJで一番のパブリックとの評価が高いコースである。全長7049Yds, Course Rate 73.4(コース紹介によっては74.2の表記もある)、Slope Rate 132で非常に長く、難しいコースと言える。写真はクラブハウスで、米国ではパブリックとして普通のハウスである。これ以外にResident向けのハウスで、レストランもあるようだ。

コースは春先と言う事もあり、フェアウェーはエアレーションの影響もあってやや芝付きは悪いが、影響は殆どない。ティーとグリーンは良く整備されており、特にグリーンは芝密度も高く、非常に高速に仕上がっている。私の好きな速さである。

一番のティーショットは練習なしのいきなりのドライバで、少々力が入ったか、珍しくダフってしまって、初めからボギー狙い。2番で寄せワンでパーを取ったが3番のバンカーショットをホームランしてのダボ。それ以降もパーオンが難しいなかで、5番の珍しく短いPar4ではグリーンカラーからの5m少々をパターでカップインのバーディ。写真は5番のティーグラウンドから見た風景。しかし、良かったのはそれだけで、9番Par5では木の下から打った2打目を木に当て、3打目も木に当てて池ポチャ。6打目の95ヤードを4mに寄せ、何とか1パットでダボ。前半は酷いショットなれど、パットに助けられて43。グリーンの速さが丁度良いのか、殆どのパットでカップを舐める際どいパットが多かった。

このコースの2番ホールで面白いティーグラウンドを見た。写真のように、2番ホールと、11番ホールが一つのティーを共有し、3つのティーマークがある。写真正面が11番ホールのグリーン方向、右の2個の青ティーが2番ホールのティーマーク。この日は、丁度11番ホールのティーショットと重なり、少し待つ事になったが、一つにしない方が良いのではないだろうか。なお、手前に写っているバッグは最近購入したCallawayの軽いStand Bagで軽くて持ちやすさが気に入っている。

10番は458ヤードと長いホール。ティーショットはイマイチでも残りの225ヤードを左ラフから3Wで会心の当たり。グリーンカラーに落ちて、ピンを超えて一番奥にON。残念ながら下りのアプローチパットが難しく、2m弱のパーパットを外してボギーとしたが、最近の中では最高のウッドショットだった。

11番当たりから少々風が強くなり、ここでは難なくパー奪取したが、12、13番と風の影響で距離が出ず、長く難しいショットでボギー。14番Par5ではセカンドの3Wをダフって100ヤードくらいしか前進せず。3打目の205ヤードを無理して3Wが又してもミスして池ポチャ。それでも、5打目は池の手前にドロップする際、SWで丁度良い80ヤード地点にドロップ。果たして、打った球は予想通りにピンに80cmで何とかボギー。際どいボギーだったが、初めから無理しなければ難なくパーの取れるホールだったかも知れない。

15、16番とパーオンを外した後の寄せで2mくらいに付けたが、パットを惜しくも外してのボギー。17番のPar3ではバンカーショットを2mに寄せ、今度は意地でも入れたいパーパットを入れることが出来た。

そして迎えた最終ホール。ここで一つの事件が起きたのだった。

2009年4月13日月曜日

過酷なゴルフ(4回目)

先週の土曜日に、今年4回目のゴルフに行ってきた。1週間前から天気予報は雨。2日前くらいから、予報はやや良い方向に修正されて、午後からは曇りのち晴れとなったため、参加する事にした。スタート時間は12時。いつものようにMITSUWAで待ち合わせて、この日は4人で同乗。10時15分の待ち合わせ時点では未だ雨が降っている。天気予報では、そろそろ雨も上がる予定であるが、コースに向かう途中も止む気配は無し。

コース到着の11時30分頃にも未だ雨が降っている。練習グリーンにも水が浮いている。これでゴルフができるのだろうか。果たして、この時点でコースはClose。ああ、なんてことだろう。コースの人が言うには、あと2時間から3時間は雨が降るだろう。それまで待てばオープンする。でも、2時間以上も待てないので、4人共に納得して帰る事にした。

この日は、New JerseyのMonmouth Countyにある7つのCounty Public Courseの予約をするための登録のため、近くのCharleston Springs Golf Courseに寄る事にした。Countyの住人以外が予約をするには、事前に登録が必要なのだが、一度コースに行く必要がある。また、このCountyにあるコースは皆コンディションが良いらしい。

このコースは非常に綺麗で、難しくて、コンディションの良いコースらしく、次には是非ラウンドしようと盛り上がったのだった。コースは雨の影響もあって、10台くらいの車が止まっているだけ。レストランはOpenしているので、そのためかと思ってカウンターに行ったら、コースもOpenしているとの事。その頃、雨は未だ降っていたが、一時的に雨が弱くなり、できそうな雰囲気になってきた。しからば、ゴルフ好きの馬鹿4人がその気になるのは仕方が無い事。この後起こる悲劇など知る由も無いのであった。

さて、予約の登録も行い、早速Green Feeを払ってスタート。未だ雨は降っているが、少しの雨で、コースの状態は良く、雨だからフロントティーで行こうと言う意見もあったが、せっかく来たのだから、フルバックでと言う会長の意見を入れて、フルバックから4人はティーショットを放ったのだった。全長7000ヤード超、コースレート73.4のチャンピオンコースである。

ところが、一番でセカンドを打った時点で何か距離が違うという印象があり、取りあえずホールアウトして2番ホールのティーグランドの表示を見て理解できた。何と、North Courseを回る予定がSouth Courseを回っていたのだ。橋を渡った方がNorth Courseだと言う、一度来た事がある会長の意見に従ったまでだが、South Courseに行くにも橋を渡る必要があり、橋は目印にならなかったのである。また、South CourseはAirationを行った直後という状態でグリーンが良くないので、North Courseから再スタートとなった。

さて、South Courseまで戻り、再スタートとなった次第だが、雨は相変わらず降っている。それに風も強くなってきた。手袋も濡れていて、Rain Wearにも水が滲みてきた。3番ホールの3打目でアイアンを少しトップした時に、右手の指に痺れを感じた。次のホールに行った時点でも未だ痺れている。寒さのためにトップすると痺れる真冬のゴルフである。個人的な印象では体感気温は氷点下である。雪が降らないのが不思議なくらいであった。

4番ホールを終わった時点で、ハーフ持つかなというのが全員の印象。手袋は濡れ、手はかじかんでまともにグリップが握れない。力を入れて振るとクラブが飛んでいきそうになる。したがって、できるだけ力を入れないで野球グリップのような感じで振るしか無い。それでも、右手を返す力がないので、軒並みにボールが右に飛んでいく。右に行かないようにするために、無理やりに右手を使おうとするが、思うに任せない。

4人のうち、一人はRain Wearと傘。二人はRain Wearのみ。残り一人の会長はシャツの上に、ジャージを着ただけという悲惨な状態で濡れ鼠になりながらのラウンドで、9番を終わった段階で、帰る雰囲気になってきた。しかし、この状態でも、会長は続けると言う。確かに、雨はほぼ上がり掛けておりコンディションは良くなりつつあった。それでも会長の執念には恐れ入る。
因みに、私のスコアはボギーペースの45。一番良かったT君はこんなコンディションでも41。若さと実力の差が出たかも知れない。他の二人は軽く50オーバー。

さて、続いて10番ホールから再開。少しコンディションは良くなったが、未だ手は思うように動かない。セカンドまでは良かったが、3打目のアプローチからミスを連発して、3パットもあってトリプルボギー。今まで耐えていたのが、コンディションが少し良くなると逆に切れてしまったのだ。

その後は、ボギーを続けたり、ダボ、パーも出たりしたが、15番当たりで完全に雨が上がり、太陽が出て、指も自由に動くようになってきた。やっとまともにゴルフが出来るコンディションになってきた。ところが、16番からは逆に酷いゴルフになる。続けて3パットのダボ。最終ホールは何とかボギーで収まったが、後半は49。写真のスコアカードが、その時の酷い状態を表している。濡れて破れてしまい、最後の方は書けなくなり、後で加筆したものである。

寒さで無理したショットをしているうちに、変な癖が付いたようで、ショットは曲がるし、パットはノーカンでスコアにならないゴルフとなってしまった。あー悔しい。と言う事で、過酷なゴルフは何とか18ホール完了したが、全身に疲労が蓄積したゴルフだった。できれば、ショットを立て直してリベンジしたいものである。

2009年4月6日月曜日

激風のゴルフ(3回目)

土曜日に、今年三回目のゴルフに行ってきた。コースは、NJの中部に近い、Gambler Ridge GCで、いつものようにMITSUWAで待ち合わせて3人で同乗。この日の天気予報はWindy。雨は降らないが風が強いとの事。確かに、前夜から既に外は風が煩いくらいに吹いていた。この日も朝から風が強く、予報によると30mph~45mphくらいと出ている。これって、風速に直すと13m/s~20m/sである。弱い台風と同じじゃないか。

コースまでは少々遠いが、春先と言う事と、スタート時間が11時以降なのでGreen Feeが安い。$22である。先週が$29で、非常にリーズナブルな価格である。ところが、コースについて、練習グリーンに行って安いなりの事はあると感じた。グリーンは殆ど刈られていない。芝の長さにバラつきがあり、全体的に芝が長い。芝目が強くて、転がりが悪い。これじゃパットなんて運まかせ。

コースの芝は既に緑色で、比較的芝の状態は良いが、所々はげた部分もあり、フェアウェーの芝も刈られていない。その結果、ラフかフェアウェアーかわからいくらいで、コンディションももう一息といったところ。でも、緑の芝生は気持ちが良い。

コース全長は6342Yds/Par71で、Course Rate 69.8/Slope 121で、最近の中では距離も無くて、やさしい部類である。スタート時点から風は強風を通り越して、激風。時には頭を下にしないと前に歩けないくらいの向かい風もあるし、テークバックからダウンスイングに移る時に、風のために体が浮き上がる事もしばしば。それでも、ドライバショットは最近の調子を維持して安定感抜群。強い向かい風にも曲がる事もなく、殆どがフェアウェーを捉えている。

アイアンショットも悪くは無いが、強い風のために距離感が合わないし、フォローの風でグリーンを超える事もあった。アプローチは比較的調子が取り戻せて、特にサンドウェッジの30ヤードくらいの距離は安定してピンに寄せる事が出来た。一つのホールだけは何を間違えたか、グリーン周辺の上りのアプローチを3回続けてザックリ。こんな事は記憶にないくらいのミスの連発で、このホールで7(Par3)という最低のスコアを記録してしまった。

一番の問題は予想通りパター。パット自体の調子は前回のラウンドでヒントを得て、悪いとは思わないが、重いグリーンで距離は合わないし、1m少々の距離でも真っ直ぐ転がってくれない不安定さがあり、3パットを3回と1m以内を2回外してしまった。この点は、もう少しグリーンの良いコースで試してみたい。
結果的には、前半40(Par36)、後半42(Par35)でトータル82(Par71)と最近の普通のスコアとなった。後半は11番の7(Par3)が痛手であり、全体的には激風の中では検討した内容と思う。特に、ドライバ、ウッド、ロングアイアンは風に負ける事なく曲がらない真っ直ぐなショットができた事で自信にもなった。

Macbook到着

Macbookは3月26日に上海から再送された。今回はEXPRESSと言う事で、急行便だ。結局、予定通りに3月30日に我が家に無事届いた。中国からたった4日で届くのだ。

届いたのは平日の昼間。妻は届いたMacbookを早速開梱。セットアップに掛かったようだ。その頃会社に電話があった。無線LANの設定が出来ない。それはそうだろう。無線LANは接続するのに暗号化されているからだ。26桁のパスワードを送付してあげた。

自宅に帰ると既にMacbookはセットアップされ、子供たちの餌食となり、色々といじくり回されていた。この週は少々忙しく、毎日のように帰宅後に日本との電話会議があったため、私自身がMacを使う時間も無かったが、兎に角急いでWindowsの設定だけは行った。

MacでWindowsを動かすには二種類の方法がある。(他にもあるようだが、Majorな方法は二つ)
一つはMac OSX 10.5(Leopard)から標準添付されるようになったBoot Campを使って、Mac OSXとは異なるパーティションにWindowsをインストールし、立ち上げ時にMac OSかWindowsを選択する方法。もう一方は、VMWare社が出しているFusionというMac OSX上で動作するPCの仮想化ソフトをインストールし、仮想化されたPC上にWindowsをインストールする方法である。

Boot Campを使う方法は、Windowsを使う時にシステムを立ち上げなおす事が必要で、少々面倒くさい。FusionはMac OSXと同時に動作可能で、WindowsがMac上の一つのアプリケーションとして同時動作が可能な事。さらに、Unityモードを使うと、Windowsのアプリケーション一つ一つがまるでMacのアプリケーションのようにMac OS上で動作する事である。さらにさらに、FusionはBoot CampでインストールしたWindowsを使って動作させる事もできるので、既にBoot CampでインストールしてあるWindowsを平行動作させる事もできる。

色々考えた結果、Boot Campは使わずに、Fusionを使う事にした。というのは、Boot CampとFusionを二つ使った場合、二回もWindowsのActivationが必要になるとの事。面倒くさい事この上ない。

FusionはVMWareのホームページから評価版をインストールする事ができる。一ヶ月間は有効なので、その間に良いと思えば、正規のライセンスを購入してIDを入れるだけで継続使用可能である。取りあえずは評価版をインストール。その上でWindowsのCDを使って通常のPCのようにインストール。でも、Fusionには簡易インストール機能があり、Windows XPの標準的なインストールを自動的に行ってくれる。ユーザ名程度を事前に設定するだけで、後は何もしなくても、40分くらいでインストールが完了。極めて簡単だ。

Fusionは、4月末までは新生活キャンペーンとかで6800円で購入できる。これを安いと見るか、高いと見るかは使っている人のみが判断できるだろう。

写真は、Fusionと、その上にWindowsをインストールしたところ。全く通常のWindowsの画面がMacの上で動作している。このWindows環境に、必要に応じて好きなアプリケーションを入れれば、Windowsで動作するアプリをMac上で使う事ができる。取りあえず、私の仕事はここまで。後は娘が好きに使っているようだ。本当は私も一台欲しい所だが、それを買うお金もないので、当面は今のPCで我慢する。でも、LeopardをWindows環境にインストールするというハッキングも行われているようなので、Leopardだけを別途購入してインストールを試してみるのも面白いかも知れない。今年の冬の楽しみに取っておこう。

2009年4月2日木曜日

二回目のゴルフ

先週の土曜日は今年二回目のゴルフに行ってきた。昨年11月に行った事のあるKnobi Hill GCである。このコースは完全に住宅街の中にある。ティーの横は一般道で、子供を連れた母たちがしゃべりながら歩いている。のどかなコースである。
http://connecticut-golf.blogspot.com/2008/11/blog-post_17.html

コースは自宅から非常に遠い。90マイルくらいある。この日はNJの日本食スーパーMITSUWAで待ち合わせて、3人でコースまで同乗。1時スタートに対して12時15分に着いた。少々早めなので、スタートも早くしたかったのだが、何組か前に居て早くスタートできなかった。とは言いつつも、混んでいるわけではないので、各組の間は少しづつ開いている。まだ、シーズン初めなのと、前日からの雨で人は少なかった。

さて、この日は前日までの雨が残っていて午前中は少し雨が降ったようで、未だコースは濡れている。それでも、午後には完全に雨が上がり、暖かくなってきた。とは言っても最高気温は13度くらい。まあ、ゴルフをやるには問題ない気温と言えるが。

前回のラウンドでは、アプローチとパットが全く駄目だったので、入念に練習してラウンドを開始。パット練習の時に少し気が付いた事があった。パットの時に腹筋に力を入れて、それでも肩の力を抜くと安定したパットが出来たのだ。要するに、下半身を安定させるために腹筋に力を入れると効果があるようだ。実際にラウンド中に2m弱くらいの短いパットがいくつもあったが、一度の失敗以外は非常に上手く行った。今後も参考にできるヒントだった。

それに引き換え、アイアンは相変わらず不調が続いている。冬の間中に全く練習していないので、仕方がないが、少々自信を無くす結果となった。次回のラウンドでは、事前にアイアンをもう少し練習しよう。果たして、この日は3度池に入れてしまった。そのうち二度は、Par5のセカンドのレイアップのミス。距離と方向を間違えて、ぎりぎりに池に入れてしまったのだ。後一度は100ヤードでのトップミスでグリーンオーバーの池。実はもう一度、同様のミスがあり、大きくグリーンオーバーしてしまった。

そのような中でドライバは比較的安定していた。飛距離は未だ不十分ではあるが、方向性は非常に良いので安心して打てる。未だ、筋肉が上手く動かないので、力はできるだけセーブして、大きく振る事で距離と方向性を確保できていると思う。
結果的には、池ポチャは一杯あったが、何とか前半、後半共に5オーバーの80(Par70)で抑える事が出来た。まずまずの収穫あったラウンドだったと思う。

ラウンド中に面白い事が分かった。十何番ホールかでの左に緩やかに曲がっているPar5は左側に住宅が並んでいる。同伴競技者の打ったボールが左に飛んでいった。ボールは住宅の庭に入ったようだ。その辺りを探していると、一軒の家の壁には何個かの小さな穴が開いている。その家の壁は、丁度ティーからのボールの飛球線に対して直角になっている。他の家は、少しづつ角度が付いていたり、屋根が邪魔してボールが直接くる事は無いようだが、その家だけは何度もボールの被害に合っている事がわかる。それよりも、ボールが家に飛び込んできたら危ないと思うのだが、大丈夫なのだろうか。少々気になった光景である。