2009年4月13日月曜日

過酷なゴルフ(4回目)

先週の土曜日に、今年4回目のゴルフに行ってきた。1週間前から天気予報は雨。2日前くらいから、予報はやや良い方向に修正されて、午後からは曇りのち晴れとなったため、参加する事にした。スタート時間は12時。いつものようにMITSUWAで待ち合わせて、この日は4人で同乗。10時15分の待ち合わせ時点では未だ雨が降っている。天気予報では、そろそろ雨も上がる予定であるが、コースに向かう途中も止む気配は無し。

コース到着の11時30分頃にも未だ雨が降っている。練習グリーンにも水が浮いている。これでゴルフができるのだろうか。果たして、この時点でコースはClose。ああ、なんてことだろう。コースの人が言うには、あと2時間から3時間は雨が降るだろう。それまで待てばオープンする。でも、2時間以上も待てないので、4人共に納得して帰る事にした。

この日は、New JerseyのMonmouth Countyにある7つのCounty Public Courseの予約をするための登録のため、近くのCharleston Springs Golf Courseに寄る事にした。Countyの住人以外が予約をするには、事前に登録が必要なのだが、一度コースに行く必要がある。また、このCountyにあるコースは皆コンディションが良いらしい。

このコースは非常に綺麗で、難しくて、コンディションの良いコースらしく、次には是非ラウンドしようと盛り上がったのだった。コースは雨の影響もあって、10台くらいの車が止まっているだけ。レストランはOpenしているので、そのためかと思ってカウンターに行ったら、コースもOpenしているとの事。その頃、雨は未だ降っていたが、一時的に雨が弱くなり、できそうな雰囲気になってきた。しからば、ゴルフ好きの馬鹿4人がその気になるのは仕方が無い事。この後起こる悲劇など知る由も無いのであった。

さて、予約の登録も行い、早速Green Feeを払ってスタート。未だ雨は降っているが、少しの雨で、コースの状態は良く、雨だからフロントティーで行こうと言う意見もあったが、せっかく来たのだから、フルバックでと言う会長の意見を入れて、フルバックから4人はティーショットを放ったのだった。全長7000ヤード超、コースレート73.4のチャンピオンコースである。

ところが、一番でセカンドを打った時点で何か距離が違うという印象があり、取りあえずホールアウトして2番ホールのティーグランドの表示を見て理解できた。何と、North Courseを回る予定がSouth Courseを回っていたのだ。橋を渡った方がNorth Courseだと言う、一度来た事がある会長の意見に従ったまでだが、South Courseに行くにも橋を渡る必要があり、橋は目印にならなかったのである。また、South CourseはAirationを行った直後という状態でグリーンが良くないので、North Courseから再スタートとなった。

さて、South Courseまで戻り、再スタートとなった次第だが、雨は相変わらず降っている。それに風も強くなってきた。手袋も濡れていて、Rain Wearにも水が滲みてきた。3番ホールの3打目でアイアンを少しトップした時に、右手の指に痺れを感じた。次のホールに行った時点でも未だ痺れている。寒さのためにトップすると痺れる真冬のゴルフである。個人的な印象では体感気温は氷点下である。雪が降らないのが不思議なくらいであった。

4番ホールを終わった時点で、ハーフ持つかなというのが全員の印象。手袋は濡れ、手はかじかんでまともにグリップが握れない。力を入れて振るとクラブが飛んでいきそうになる。したがって、できるだけ力を入れないで野球グリップのような感じで振るしか無い。それでも、右手を返す力がないので、軒並みにボールが右に飛んでいく。右に行かないようにするために、無理やりに右手を使おうとするが、思うに任せない。

4人のうち、一人はRain Wearと傘。二人はRain Wearのみ。残り一人の会長はシャツの上に、ジャージを着ただけという悲惨な状態で濡れ鼠になりながらのラウンドで、9番を終わった段階で、帰る雰囲気になってきた。しかし、この状態でも、会長は続けると言う。確かに、雨はほぼ上がり掛けておりコンディションは良くなりつつあった。それでも会長の執念には恐れ入る。
因みに、私のスコアはボギーペースの45。一番良かったT君はこんなコンディションでも41。若さと実力の差が出たかも知れない。他の二人は軽く50オーバー。

さて、続いて10番ホールから再開。少しコンディションは良くなったが、未だ手は思うように動かない。セカンドまでは良かったが、3打目のアプローチからミスを連発して、3パットもあってトリプルボギー。今まで耐えていたのが、コンディションが少し良くなると逆に切れてしまったのだ。

その後は、ボギーを続けたり、ダボ、パーも出たりしたが、15番当たりで完全に雨が上がり、太陽が出て、指も自由に動くようになってきた。やっとまともにゴルフが出来るコンディションになってきた。ところが、16番からは逆に酷いゴルフになる。続けて3パットのダボ。最終ホールは何とかボギーで収まったが、後半は49。写真のスコアカードが、その時の酷い状態を表している。濡れて破れてしまい、最後の方は書けなくなり、後で加筆したものである。

寒さで無理したショットをしているうちに、変な癖が付いたようで、ショットは曲がるし、パットはノーカンでスコアにならないゴルフとなってしまった。あー悔しい。と言う事で、過酷なゴルフは何とか18ホール完了したが、全身に疲労が蓄積したゴルフだった。できれば、ショットを立て直してリベンジしたいものである。

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