2009年6月29日月曜日

909D2第二ラウンド(17回目)

今週末は土日と連荘のラウンドとなった。今日は会社関係の二人+妻とのラウンドだ。コースは前日と同じくGreenwichの公営コース。Titleist909D2の第二ラウンドで、前日とショットを比較するには丁度良かった。

朝の練習で、オンプレーンスイングを意識して20球程打ってみた。前日よりも上手く打てる感触を得た。

一番のドライバは若干右に出たが、ほぼ真っ直ぐに飛距離も出た当たり。3打目を1.5mに寄せて幸先の良いパーのスタート。2番のドライバもオンプレーンを意識して、捉りの良い飛距離の出た当たり。3番も同様に真っ直ぐに捉りの良い当たり。少々薄めでも飛距離は出ていた。
今日は、朝の練習の通りに安定感のあるドライバが打てている。前日ほど右に出る当たりは無い。

4番も同様に良い当たりで4回連続でナイスショット。それでも、ここは長くて難しく、寄せに失敗してのボギー。5番パーの後、6番のティーショットで悪い癖が出た。

6番は一番長くて難しいホール。今日はドライバの調子が良いので、このホールで少々力が入ってしまった。少し引っ掛け気味に出たショットは左サイドの木に当たった。暫定球を打ったが、これも力が入ったままで似たような球筋。ここまでのショットからうって変わった最低の球筋だ。結果、このホールは寄せも、パットも失敗してダボ。踏んだり蹴ったりだ。

7番パーの後の8番のドライバは再度テークバックとダウンスイングに気をつけた結果、復活のナイスショット。難無くパーの後の9番のドライバも最高のショット。ほぼ真っ直ぐに飛び出し、若干フェードしたが、飛距離も十分な当たりだった。100ヤードをウェッジで4mに寄せたが、カップを舐めてパー。前半は1ボギー、1ダボの39.一ホールだけ大きなミスが重なったが、それ以外はドライバもアイアンも安定したショットだった。非常に満足の行くハーフだった。

後半の10番は5Wで会心のティーショットの後、ウェッジで3mに寄せたが入らずにパー。長い11番のPar3を4鉄で5mに寄せたが入らずにパー。12番の3Wのティーショット。少々迷いが出た。オンプレーンスイングを意識しすぎてテークバックがぎこちなくなり、とんでもないダフリ。120ヤードしか飛ばず、セカンドの210ヤードもグリーン右手前。1.5mに寄せたが入らずにボギー。

13番のティーショットで又しても悪いドライバが出た。少々力が入った結果、左に引っ掛けて木の下のラフ。セカンドが枝に邪魔されて低い球を打ったが引っ掛けて又も林の中。グリーン方向に出し、ラフから寄せに失敗。辛うじてダボで上がった。ドライバは無理して飛距離を欲張ると左に引っ掛ける傾向がある。左が危険なホールは極力力を抜く必要がある。

14番も同じようなミスがあったが、比較的軽症で済んだ。しかし、球はディボット後の穴の中。セカンドチョロの後はグリーン近くまで運んだが寄せは4m。ところが、これが入った。ラッキーなパーだった。しかし、良い事は続かない。15番は10mに乗せたがこれを3パット。前のホールのパットを帳消し。

ここの所2ホール続けてドライバを引っ掛けていたので、16番は仕切りなおしで、もう一度スイング軌道を見直し。結果、非常に良い当たり。セカンドも6mにオンしてのイージーパー。17番は逆風の中をドライバは少し低い最高の当たり。前日は若干フォローの風で今日は逆風でも同じ飛距離。今日は前日よりも全体的にドライバの飛距離は出ている。ところがセカンドの200Ydsを5Wでプッシュ、寄せもオーバーしてボギー。17番は本当に難しいホールだ。それとウッドの調子が悪い。少し右に出る事が多い。もう一度練習必要そうだ。

18番も普通に良いショット。セカンドも100ヤードチョットであるが浅いラフ。ウェッジで軽く打ったが、ラフの影響か少々飛びすぎてグリーンを若干外し、寄せが1.5mにしか寄らず。最後はこれを外してのボギー。昨日と同様、後半にパットが入らなくなってしまった。後半は+6の41と前日と似たような内容だった。

ドライバに限っては、前半の1ホール、後半の2ホールを除いて非常に安定感あるショットが出来た。力の入れすぎさえ注意すれば自信を持ってショットできる感覚になった。ドライバ以外ではウッドの捉りがイマイチな事。先日の練習では良いと思ったが、実践になると思ったように打てない状況が数ホールあった。次週は新しいアイアンの初ラウンドになる予定。

909D2初ラウンド(16回目)

土曜日は新しいドライバTitleist909D2の初ラウンドだった。コースはGreenwichの公営コース。クラブが届いてから練習が全くできなかったが、とりあえずラウンド前に30球程打つ事ができた。練習した印象では、以前のドライバPRGRに比べてロフトが少ない分だけ弾道が低い。曲がりが少ない。飛距離は若干落ちる。

さて、一番のティーショットは低いフック気味の当たりで飛距離が出ず、セカンドもグリーン右のラフに飛んでのボギースタート。2番のティーショットは若干右に出たが、上手くフックして戻ってきた。飛距離は普通。3番のドライバは若干右に出たがフェアウェーで問題なし。連続パーの後、4番は右に出てカート道路にキックして木の下。このホールボギー。

4ホール打ってみて分かった事は今までのスイングをしていると右に出やすいこと。ただ、先週意識して打ったオンプレーンスイングが十分に出来ていない事も原因である。しかし、右に出ても曲がる幅が小さく安定感はあるかも知れない。

5番Par3をパーの後の長い6番はオンプレーンを意識して打てた結果、フェアウェー中央に比較的良い当たりで、捉りも良かった。しかし、やはり前のドライバより飛距離は落ちている印象はある。この長いホールのセカンドを3鉄でグリーン右カラーまで運んで非常に上手く寄せができてパー。このホールで久しぶりのパーかも知れない。

7番Par3も簡単にパーで、8番のドライバも若干右に出てラフ。それ以降は確実にアイアンで運んでのパー。ここまで2ボギー。やや右に出るが、安定感のあるショットが出来ている。9番は短いホールでドライバもやや捉りの良いショットが出来て残り100ヤード。距離が短いので力が入らないのが良いのかも。この後ウェッジで3mに付けてのバーディ。

10番は5Wの後のPWを2mに付けての連続バーディ。このホールも相性が良い。しかし、11番の長いPar3で4鉄のフラットスイングを意識しすぎてチョロ。このホール寄せも失敗しての痛恨のダボ。12番パーの後、13番のドライバはちょっと外側に当たって飛距離の出ないフック。OBにはならないが明らかなミスショット。2打目、3打目失敗の後の4打目で絶妙の寄せと絶妙のパターで何とかボギー。しかし、この後のホールはチグハグなゴルフ。14番のドライバもやや引っ掛け気味。寄せとパットに失敗してのボギー。15番のPar3はクラブ選択ミス。少し打ち下ろしの160ヤードくらいと思って7鉄で打ったが、明らかな向かい風で15mも長いパットが残って3パットのボギー。16番のドライバは真っ直ぐ出たが捉りが悪く右ラフ。セカンドもバンカーに入れたが、バンカーショットを50cmに寄せてのパー。

17番のドライバでもう一度オンプレーンスイングを思い出し、何とかフェアウェー中央に捉りの良いショットが打てた。それでも、このホールは難しく、3打目で2mまで寄せたが惜しくも外してのボギー。18番のドライバも上手く捉り飛距離も十分。セカンドで3mに寄せたが、これは入らずにパー。結局後半は+5の40。そこそこのアプローチはするが最後のパットが微妙に外れる。

この日のドライバを総括すると、前半は右に出るショットが多かったが、途中からオンプレーンを意識して何とか捉りの良いショットができるようになった。但し、時々右に出るショットや引っ掛けるショットが顔を出す。力を入れすぎた場合に問題が出るようだ。

2009年6月26日金曜日

お買い得

先日のBlogで欲しいクラブのアイアン編を書いた。FourteenのTC550 Forgedである。
http://connecticut-golf.blogspot.com/2009/05/blog-post_5686.html
しかし、一番安いインターネット購入でも900ドル近くするので、原資をどうしようか考えていた。時々はeBayで検索してみるが、日本製のクラブなので、出品数も少なく、安い案件が見つからなかった。しかし、今週ふとした事でeBayを覗いてみたら$400でオークションに出されていたのだ。即買価格が$600と言うのも低い価格設定。市場価格からすれば、$600でも買いたいのであるが、そこは貧乏性。できるだけ安く買いたい。とりあえず、$450を入札価格とした。

この値段なので勿論中古クラブである。一年くらい使ったらしいが、写真で見る限りは問題ないだろうと思って、妻との相談なしに入札してしまった。オークションなので、入札額を入れてボタンを押すだけ。簡単なのだ。

この商品、アメリカでも売っている事は売ってるが、全く無名の製品。日本人は知っている人はいても限られているので、上手くすれば$400で落札できるのではないかと思ったのであるが、次の日にオークションを確認したら、$430まで上がっている。むむ、やばい。$600で即買するか悩んだが、それではオークションの楽しさが無くなる。ここはじっと我慢の子で$550と入札額を上げてみた。この当たりは貧乏性なのだ。

その日の夜8時過ぎがオークションの終了時間。果たして、落札のメールが届いていた。ほっと一安心。結果、どれくらいで落札しただろうか。じゃ~ん、$500での落札でした。
入札履歴を見ると、入札しているのは、私以外では一人だけ。結局、競争相手は一人だったので、この程度で落札できたのだろう。写真は、eBayから届いた落札メールである。

結局、送料込で$522となった。新品の場合、送料込で$900くらいなので、半額近い値段で買えたことになる。私としてお買い得感一杯だ。

クラブは1週間くらいで届くだろう。本当にお買い得かどうかは打ってみないとわからない。

2009年6月23日火曜日

新しいドライバ

先日欲しいクラブの話をブログに書いた。そのうち、ドライバを購入した。Titleist 909 D2のDiamanaシャフトである。クラブ重量は317g程度で、今のドライバとほぼ同じ。長さが0.25インチ長いだけなので、違和感は無い。逆にヘッドが460ccで、且つヘッドの後ろ部分がシャローなために上から見たヘッドの大きさは普通より大きく見える。45インチシャフトでも長く感じない。
これは中古クラブをeBayで買ったものだが、実際に届いた商品は新品同様。もちろんヘッドカバーも付いている。値段は送料込みで$300.日本で買うよりも安いと思う。アメリカのクラブはアメリカで買うのが本当に安い。先にも書いたように、Taylormade等は、おまけも付いてくる。と思って日本のヤフオクを見たら、同じUSモデルなら同じくらいの値段で売っている。日本では日本向けモデルが高く、USモデルは安いようだ。殆ど差は無いと思うのだが。

フェースはほぼストレートで、非常に構えやすいし、安心感がある。但し、未だ一球も打っていないので、実際のところは不明。今週中に練習に行こうと思う。

2009年6月22日月曜日

荒れたゴルフ(15回目)

先日も書いたように、日曜日はNY地区のベスト30チャリティゴルフトーナメントの練習ラウンド。と言うのは表向きの理由だが、正確にはJGANYという集まりのゴルフである。この集まりは只者では無い人たち。真冬の氷点下でもゴルフをするとんでもなく、またレベルの高い人たちなのだ。この日一緒にラウンドした3人は、HDCPが0、3、4である。たまには、このような集まりは刺激があって良い。

コースはNJ州の西に位置し、Greenwichの自宅からは88マイルもある。車で一時間半近く掛かるので、こちらのゴルフとしては非常に遠い部類に属する。

この日は前日までの雨がやっと上がったところで、当日の天気予報もShowerとなっていたが、実際には雨が降る事は無く、後半からは日が差してきて暑いくらいの天気だった。しかし、コースは水が浮くくらいで、グリーンも所々で水が染み出すホールもあった。そのために、パットが思ったように転がらずショートする場面も見られた。また、ドライバショットもランが無く、普段よりも長く感じる印象があった。

さて1番ホールから簡単に振り返る。今日の課題はオンプレーンスイングでドライバや長いアイアンが正確にヒットできるかである。ここは練習場が無いので、いきなりのショットで少々不安であった。それが的中し、左にひっかけ気味で左ラフ落ちた球はさらに左にキックしてラフ。しかし言って探しても見つからず、結局は最後も寄せに失敗してトリプルボギーのスタート。2番のティーショットはやや右に出たものの、比較的良い当たりで、及第点の辺り。やや腰の回転が不足したのが右に出た原因だろう。ここはパーで、3番のティーショット。ここもヘッドの若干トゥー側に当たってドローしたものの、そこそこの辺りで思った以上に芯に近い辺りを連続する事が出来た。しかし、ここは簡単な寄せに失敗してボギー。

4番のPar3は6鉄が薄い辺りで距離が出ずにバンカー、寄せに失敗してのボギー。今日はアイアンの辺りが少々薄くて距離が出ないためにグリーンに乗らないパターの様だ。やはりオンプレーンスイングが未だ板についていない証拠だろう。

5番の打ちおろしのティーショット。2回続けてドライバは及第点だったので、自信を持って打ったつもりが、左に完全に引っ掛け。赤杭の中に落ちた。腰の回転が止まったことが原因だろうと思うが、最悪のショットで、ラフからのショットミス、寄せにも失敗して又してもトリプルボギー。6番のティーショットは比較的良い辺りが戻りフェアウェー。セカンドの6鉄が又しても薄めで右に出てグリーンにぎりぎりオン。これを水の浮いたグリーンに気がつかずに思いっきりショートしての3パットボギー。本当な駄目な一日だ。

7番のティーショットは4鉄。今度は逆に厚く入りすぎて高く上がった勢いの無い球は手前のカラー。何とかパターで寄せてパーは取れたが、アイアンが当たらない。8番でちょっとした不注意があったが、大事には至らなかった。ティーショットを打とうとテークバックしたら、頭の上の木の枝にクラブが接触したのだ。普段素振りをしないので打つまで気がつかなかった。でも、頭の上には枝があったので、確認の素振りをすべきだった。それでも、ここは綺麗なオンプレーンスイングが出来、若干のドローボールが打てた。飛距離もそこそこ出ていた。しかしセカンドは強烈な上りで3鉄の辺りが薄く、距離が出ずにグリーン手前。又しても、アプローチにミスをしてボギー。アイアンが薄く、アプローチも寄らないのだ。

9番は短いPar4。ティーショットは若干フック気味だが良い球筋だと思う。オンプレーンが大分と慣れてきて、ショットも良くなってきた印象を持った一打だった。ここのセカンドはピン奥7mくらに乗せてパー。それでも、二つのトリプルが響いて46.

後半の10番にティーショットも若干右に出たが、ややドローする感じの良い球筋だった。強烈な打ち上げのセカンドも手前カラーに乗り、アプローチを1mに寄せてパー。久しぶりに良いアプローチだった。

11番は若干打ち上げの右肩下がりのフェアウェーに対し、中央からややドローする理想的な球筋。ここのところドライバは非常に満足な球筋が続いている。打ち下ろしのセカンドも辛うじてグリーンを外したがカラーから寄せてパー。12番の短いPar3は8鉄でピン左手前4mに寄せ、カップ直前で曲がって入らずにパー。アイアンの距離感が間違っていたが、薄い辺りが奏功したショットだった。

13番は右ドッグレッグで長いクラブだと突き抜け、右側は木があるので注意が必要なホール。ここで3Wを打った。練習では非常に上手く打てていたので、自信があったが、イザインパクトの瞬間に調整をしてしまった。右手が被ったか、右に曲がって欲しいホールで、左にフック。コースを突き抜けて隣のホール。行ってみたらOBの中。3鉄で打ち直しの戻ってセカンドは5W。5Wは今度は右にプッシュ。距離は大体合っていたが、方向が悪い。深いラフから寄せに失敗し、カラーからのパットも寄らずに痛恨の8(ダブルパー)である。

14番以降は普通のゴルフが出来たと思うが、この8でこの日のゴルフは終わりと言う感じだった。それでも気を取り直してティーショット。9鉄のショットは若干引っ掛けたが、ピン左奥に10m。何とか2パットでパー。15番は一番長いPar4。ティーショットは若干左に出たが、ほぼストレートのボールで飛距離もそこそこ。ドライバショットは安定感が出てきた。しかし、セカンドの5Wが又してもプッシュ。何とかハザードは避けたがSWの寄せは不十分でボギー。

16番のティーショットも、真っ直ぐ出た非常に良い当たり。ドライバの捉りの良い球筋が続いている。こんな状態は昨年以来かも知れないくらいにドライバの調子が上がってきた。このホール上りの長いホールでセカンドは未だ200ヤードチョット。3Wは薄い辺りで、何とかグリーン近く。アプローチが久々に1m以内によりパー。結構満足なパーであった。

17番のPar5は若干ドローして左のラフにギリギリ入ったところ。ドライバショットの捉りが良いので、少し右に出す感じで打たないと、少しドローすると左にラフに行く可能性がある。でも、セカンド、サードショットは上手く打てて、5mにパーオン。でも、これを不注意な3パットでボギー。

最終18番は、短いPar5と言う事で、幾分力の入ったティーショットとなった。その結果、右肩が落ちたようで、珍しく右に吹けた球を打ってしまった。それでも、そんなに酷い辺りではないので、普通なら問題ないが、丁度ボールの落ちる辺りにバンカーがあった。この後は6鉄、9鉄と繋いで12mくらいにパーオン。3打目は少々右に出してしまったかも知れない。これを2パットでパー。後半は8があったものの、何とか42でまとまった。あの3Wのティーショットと不注意の3パットが悔やまれる。

結果的にショットを見ると、ドライバはオンプレーンスイングが比較的上手く打てるようになった。打ち出す方向を注意すれば、安定感のあるショットが打てそうな気がする。
一方で、3Wと5Wは実践では上手く行かない。もう一度練習で確認が必要。
最後にアイアンは全体的に薄い当たりとなり、距離のミスが多かった。こちらも練習で再確認が必要と感じた。

犬の誕生日

6月15日は犬のPoohの誕生日。5歳になる。写真は、Poohに王冠らしき帽子を被せ、Poohのために作ったケーキに蝋燭を立ててお祝いしている様子。犬の立場からは、何をさせるんじゃという感じだろう。嫌そうな雰囲気が伝わってくる。

それでも、家族からすれば犬がいるために、家の中の雰囲気が和らぎ、癒してもらえるありがたさを感じている。Poohは日がな一日寝ているか、散歩を要求するか、餌を欲しがるかしかできないが、欲求が高まると家族に媚びてくる。その可愛さに皆癒されるのかも知れない。

写真に写っているケーキは、この後Poohが必死で食べた事は言うまでも無い。ただ、少々良が多いので、途中で食べるのをやめさせたのであるが、う~と言って怒ったことも言うまでも無い。

Poohの前に飼っていた犬が、Cavalier King Charles Spanielという長ったらしい犬種のJackである。写真は元気な頃の写真であるが、可愛そうな事に5年前の5月に熱中症のために死んでしまった。Jackは運動の好きな犬で、週末には私が一緒にランニングしていた。ところが、犬は熱を逃がす事が出来ない。ランニングで熱が身体にたまり、熱中症となったのだ。私がもう少し注意していれば良かったのだが、気がついた時には内臓不全に陥っていた。直ぐに水を掛けてあげれば助かったかも知れないので、今でも悔やんでいる。

Jackが亡くなった後は、家族皆が悲しくて、犬は飼わないと思っていたが、やはり犬の可愛さが恋しくなり、1ヶ月程して今のPoohを飼うことにした次第。

2009年6月20日土曜日

今日は練習

今週のゴルフは日曜日に予定している。7月に開催されるNY地区のベスト30チャリティトーナメントのコースで練習ラウンドの予定。ということで、今日土曜日はラウンドせずに練習に行ってきた。

練習場はいつものようにStamfordにあるSterling Farm GC。10時過ぎに家を出たので練習場は混んでなくて、私と妻の打席は直ぐに確保できた。しばらくしたら、一杯になっていたので、丁度良いタイミングだったかも知れない。

今日の課題はフラットスイングの確認である。前回の練習と、水曜日のラウンドで、長いアイアンとウッドではフラットスイングは良い当たりをしていた。但し、ドライバはイマイチで薄い当たりばかりで飛距離が出なかったのだ。

先ずはSW、AW、PW、9鉄と短いアイアンを数十球打ってみた。これらのクラブは元々ライ角度が大きいので、私のスイング軌道と一致して非常に安定感のあるショットが打てる。8鉄あたりからどうもスイング軌道とのズレが発生するようだ。ただ、これらのクラブで気がついた事であるが、トップからダウンに移行するタイミングによっては、飛距離に大きな違いが出てくる。違いと言っても5ヤード程度だと思うが、100ヤード強の飛距離で5ヤードは大きな差である。要するに、トップでほんの少しだけタメを作ると、飛距離が伸びる。捉りも良くなる。ただ、これを安定的なショットにするには少々練習が必要な気がする。今日の所は、タメの微妙な差で飛距離や捉りに違いが出ることを再認識した事である。(今までも解っていたが、イマイチ意識する機会が少なかった)

次に4鉄での練習を重点的に行った。フラットスイングと言うよりも、クラブのライ角度に合わせたスイング軌道ができた場合には、捉り、飛距離共に非常に良くなる。但し、腰の回転が伴う事が必要で、スイング軌道と回転と二つを意識する必要があり、もっともっと練習しないと慣れないと思った。しかし、明らかにスイング軌道が球筋に与える影響が大きいとわかった事は大きな収穫だった。

次は5Wと3Wである。こちらは前回の練習、ラウンドでも非常に上手く打てる事が確認できたクラブである。確かに今日のスイング軌道を確認しながら打った限りは安定感があったが、腰の回転によって球筋に違いが出るので、注意が必要である。腰の回転が少ないと、右に出やすいスイングとなる。

最期にドライバの確認。こちらは、スイング軌道を意識する前に自由に打ってみた。右に行ったり、フックしたり、時々まっすぐ行ったり、腰を回す事を意識しすぎると、逆に引っ掛けたりと安定感が非常に低い。最近の調子を象徴するようなショットを連発した。

その後、スイング軌道を少しフラットにしたところ、劇的に球筋が変化した。まだ、十分に振り切れないが、球筋がドローで、まっすぐに飛び出す安定感のある軌道になった。また、プッシュしたり、フックしたりする不安感がなくなる。インパクトの瞬間に、飛球方向にヘッドが向いて、ヘッド軌道がその方向に向いている感覚がわかるのだ。今までに殆ど味わった事のない感覚を得る事が出来た。

この感覚を持ったショットは最後の5球くらいだったが、明らかに今までにない安定感を感じるショットを体感した。まだ練習が十分とは言えないが、明日のラウンドで実際に試す事で実践からのフォードバックが得られると思うし、次の練習で確認できると思う。楽しみになって来た。

2009年6月17日水曜日

仕事後のゴルフ(14回目)

今日は4時に会社を出て、4時半からゴルフをしてきた。場所は、会社の直ぐ近くにあるSterling Farm Golf Club。Stamford市営のゴルフコースで、4時以降は$35と安くなる。

一緒に行ったのは会社の同僚7人。私のオフィスは本当に国際色豊かで、アメリカにあってアメリカ人の少ない職場である。今日の7人の国籍は、日本2、中国2、アメリカ2、ルーマニア1。私が一緒にラウンドしたのは、一人で来ていたアメリカ人を含めて、日本、中国、アメリカ2の組み合わせ。言葉は相変わらずよく分からないが、ゴルフには言葉は不要。

4時半スタートで、結構混んでいるので、何処までラウンドできるか分からないが、できる所までという事でスタートした。

一番の短いPar4は3鉄のティーショットで左に出てラフ。セカンドの6鉄はやや大きくグリーン奥のカラー。1.5mに寄せたが微妙に切れてボギー。2番のPar5は、ティーショット、セカンド3Wが完璧だったが、やや距離感を間違えて、危うくクリークを超えたラフ。悪いライから強く入りすぎて奥のバンカー。4mほどショートして入らずのボギー。でも、3番はセカンドでバンカーに入れるも、完璧なショットで1mに寄せてパー。

4番の左ドッグレッグも3Wのティーショット完璧でセカンドのPWを4mに寄せ、少し強すぎたが、カップの真ん中から入ってのバーディー。今日はフラットスイングを試してみたが、ウッドはほぼ問題なく良い球筋が打てる。しかし、ドライバは少しスライス気味でイマイチ芯を食わない。5番は225ヤードと長いPar3。5Wのフラットスイングを試みたが、さすがに短く右手前。寄せが3m程越えて、入らずのボギー。

6番のPar5のティーショットもフラットスイングを試したが、やはり薄めでスライスで右ラフ。3打目の打ちやすい所にレイアップ。SWが2mに寄り、これを入れて二つ目のバーディ。7番も3Wをフラットスイングで打ったが、少し薄めで真っ直ぐの弾道。薄めに当たると真っ直ぐになるが飛距離がイマイチだ。でも、安全な球筋になった気がする。セカンドは175ヤードで、5鉄をやや右に出して、グリーン右手前。アプローチは良かったが、予想以上に速い順目に乗り、2m強オーバー。返しはカップを舐めてボギー。

8番のPar3は190ヤードの少し上り。ピンは奥にあったが、3鉄でグリーンに落ちた球が置くまで転がり、ピン左6mにパーオン。微妙にカップを舐めるパットも入らずにパー。9番の短いPar4のドライバは少し力を入れて打ってみたが、プッシュして隣のホールのラフで木の下。出すだけのセカンドの後の3打目はPW。これを4mに乗せたが、下りの難しいラインを外してのボギー。前半は2バーディ、5ボギーの39。パーが二つしかないアップダウンの激しい前半であった。

後半の10番は打ち下ろしのPar4。ドライバは薄めで右フェアウェー。距離が出ていないので、セカンドは4鉄。グリーン手前に落ちてピン右手前3mにパーオン。これも微妙にカップを舐めてのパー。11番は右ドッグレッグで表示よりも40ヤード以上長くなっているホール。ドライバで真っ直ぐ打つと突き抜けるため3鉄でティーショットの結果、残りは185ヤード。4鉄のセカンドは良い当たりも左手前のバンカーにぎりぎり落ちてしまった。1m足りていれば、グリーンに乗った当たりだった。惜しい当たりだ。バンカーショットは距離があり、10mも残してしまい、これを3パットしてのダボ。このホールは一番低い所にあり、全体的に水はけが悪く、グリーンも転がりが異常だったために全く距離感が合わなかった。

12番は極端な打ち上げのホール。ティーショットは悪くなかったが、セカンドの距離感を間違い、寄せは1m強に寄せたものの、カップを舐めるパットで惜しいボギー。13番は丸く右に曲がっていくPar5。ティーショットはコースなりで問題なかったが、セカンドを無理にスライスを打とうとして失敗。右ラフに150ヤード強残してしまった。このショットは薄めでグリーン右手前。奥に早いグリーンの寄せは3mもオーバーしてのボギー。同伴のアメリカ人はセカンドの230ヤード近い上りの距離を強振して2オンさせた。本当にパワーがある。でも3パットでパーだった。

そろそろ8時を過ぎて暗くなってきたが、未だ可能な明るさだ。14番は左と奥に池がある直角に左に曲がる難しいホール。ティーショットは3Wでやや左ラフも真っ直ぐな当たり。セカンドの6鉄はラフに負けてグリーン右手前。SWのアプローチを1m奥に寄せて上手く入れてパー。いよいよ暗くなってきた。辛うじてピンが見えるPar3の15番が最後になりそうだ。

165ヤードの打ち上げを6鉄でグリーン面に落ちて奥のピンまで寄り、左に3m。何とかバーディーを取るべく狙ったが、カップを舐めてのパー。今日はカップを舐めるパットが多く、一筋ラインを間違えている感じがするラウンドだった。後半は6ホールで、2バギー、1ダボの+4でまずまずの出来だった。パットが入ればもう少し良いゴルフが出来たかも知れないが、最後の方は暗くなってきてグリーンのアンジュレーションが見えていなかったかも知れない。

2009年6月16日火曜日

李香蘭

李香蘭と言えば、本名:山口淑子、元女優、司会者、国会議員である。年配の人なら皆知っている名前であるが、我々の世代で知っている人は少ないと思う。一昨年だったか、上戸彩主演でドラマ化されたので、見た人もいると思うが、このドラマ、私は気に入っている。

李香蘭は1920年、中国の撫順で生まれ、戦前は満州映画会社で女優として日中で活躍、戦後日本に戻って本名の山口淑子として女優であったが、昭和33年には引退している。したがって、私の知っている山口淑子は、参議院議員の時代である。ある時、参議院の全国区の候補者紹介の写真とプロフィールを見て、年齢60歳と写真があまりに合わなかったので強烈に印象に残っている。元女優だから若く見えるのは当然かも知れないが、それにしてもあまりの見た目の若さと綺麗さに驚いたのである。

そのような背景から、上戸彩は、特に美形というわけではないので、李香蘭の役をやるのは少々違和感があった。しかし、実際にドラマで見た上戸彩は思ったよりも綺麗に映っていたし、演技も十分なものと思った。写真はその一シーンであるが、本当の上戸よりは良く見えるのは私だけだろうか。

では、本当の山口淑子はどんな女優と思うでしょうね。そこで、色々探した結果、1955年のハリウッド映画にShirley Yamaguchiの名前で主演していた時の映像があった。その時の年齢は35歳なので、上戸の年齢と比べるべくも無いが、写真の山口淑子はやはり綺麗である。

で、山口淑子さんは、戦前の満州国時代から中国人の名前で国策映画に主演したり、戦後は国会議員に当選したり、あるいは有名な芸術家イサムノグチと結婚したりと、波乱万丈の人生を送ったわけだが、今も存命の方である。ラスト・エンペラーにも出てきた甘粕正彦や、川島芳子などの歴史上の人物とも親しく、正に生きる歴史のような方なのだ。これからも元気で長生きされる事を心から願う。

おまけ

アメリカのゴルフショップにも色々あるが、一番大きいのがGolfsmith。各種クラブ、アクセサリの上に、ウェアの品揃えが豊富だ。また、ショップ内にはコンピュータ解析の試打が出来る設備もある。こちらは未だ試していないが、そのうち試してみたい。写真は、Scarsdaleという日本人が比較的多く住むNY郊外の街にあるGolfsmithの正面。

先日、妻の手押しカートを買うときに、インターネットで買い、商品は店で受け取る方法を試してみた。事前に在庫を見て、確実に購入するには良い方法だ。但し、実際に商品を見る方が良い場合は在庫だけチェックして行けばよい。その時に、メールを登録したら、時々ダイレクトメールが届くようになった。

昨日届いたメールに驚きのプロモーションがあった。写真がそれだが、2009年モデルのTaylormadeのBurnerドライバを買えば、フェアウェーウッドかレスキューが付いて来る。Burnerの値段は約$300で、フェアウェーウッドが約$180。Burnerだけでも十分安くなったと思うが、それにおまけが$180である。もし、クラブが欲しい時は絶対にお買い得である。

アメリカでは、時々びっくりするようなプロモーションがある。例えば、先のTaylormadeは半年前にはドライバを買うと、新品のゴルフシューズがただで付いて来る。今回はこれ以上の凄いプロモーション。先日は、子供の学校の旅行に必要な大きめのバッグを買いに行ったら、二つでも同じ値段というプロモーションが行われていた。思わず、二人分を買った事は言うまでも無い。

ガソリン高騰

最近、又ガソリンの値段が上がってきた。昨年4月に来た当時のガソリン価格は$3.4/ガロン程度だった。それが一番高騰した7月中旬の値段は$4.65/ガロンで、ガロンは3.78Lなので、123円/Lにもなった。最初の写真は最高値の頃のガソリンスタンドの価格表示だが、全米で一番高いカリフォルニアでは5ドルを越えたとか聞いた。

日本のガソリン価格に対しては、半分程度とは言え、今まで水のように安かったガソリンが高くなったのでアメリカ中が大騒ぎになった。その結果、燃費効率の良いハイブリッド車の人気が高くなり、プリウスの7月頃の予約待ちは半年にもなった。私の場合も、6月中旬に発注して入手したのが12月になってしまったのだ。

ところが、7月中旬をピークにガソリン価格が値下がりし、年末の最安値の時には、$1.9/ガロンくらいにまで下がったのだ。ピーク時に比べたら半分以下で、プリウスが来た時にはガソリン価格は最安値という洒落のような事が起こった。当時、New Jerseyに行くと税金が安い関係でもっと安いガソリンが買えると言う事で、ゴルフの度にガソリンを入れて帰ってきた。二つ目の写真はNJでのガソリン表示。一番安い値段の時は、$1.5/ガロンだった。

ガソリン価格暴落の原因はリーマン・ブラザーズ破綻を切っ掛けにしたアメリカの金融危機であるが、3月頃には先が見えて来たと言う観測の元に株価が反騰し、石油価格も上がり始めた。その結果、最近のガソリン価格は$3.0に迫る価格にまで上がってきたのだ。最後の写真は最近の値段表示である。

今現在プリウスに乗っているので、50Miles/Gallon以上の燃費効率のため、満タンにガソリンを入れても25ドル程度と安く済む。でも、ガソリンより怖いのは家の暖房オイルの値段だ。ガソリンとほぼ同じ値段のHeating Oilが値上がりすると、そのまま家計費に響く。今年初めの真冬の暖房費が$800/月にもなったときは正直焦った。それもオイル代が安くなった時の話であって、もし、今年の冬にオイル価格が上がったら半端じゃない暖房費になってしまう。

2009年6月15日月曜日

犬の予防接種

アメリカでは犬の登録をする必要がある。これは日本でも同じかも知れないが、こちらは登録費用が掛かる。それ自体は安いのだが、登録するには事前に予防接種をする必要がある。

我が家の犬はToy PoodleのPOOHと言う名前。ブログの写真にもなっている。結構可愛いのである。アメリカに来る前には事前に予防接種をして証明書をもらってきた。したがって、昨年はその日本で作った証明書によって、犬の登録を行った。それから一年、今年の登録更新するために、犬の予防接種を受けてきた。

予防接種は獣医さんが行う。近くの獣医を探したら、チェーン店のようなフランチャイズの医者がある。White PlainsかStamfordにある。距離的には殆ど同じくらいの距離。インターネットで予約申し込みをすると電話で時間の確認があると言うので連絡先の入力をしておいた。

申し込みから一週間経っても連絡がない。もう一度入力したが全く連絡なし。仕方無いので、直接医者に電話。連絡が無いと言うと、「あ、そうですか」と言う感じで、何故連絡がないのか不明。多分、インターネットは機能していないのかも知れない。結局は電話で時間予約、名前、誕生日、種類、住所、予防接種履歴などなど細かい事を聞かれたが無事に予約終了。

平日なので、妻もいやいやながら犬を連れて獣医の所に行った。ところが、住所に示された動物病院に入って名前を言ったが、予約が無いと言う。そこで、病院の名前を確かめたら、違うと言うのだ。何と、隣にも動物病院があり、本当はその隣の病院に予約していたのだ。

というトラブルはあったが、無事に病院に到着。震える犬に何種類かの予防接種が行われた。主要なワクチンは3年有効だが、中には一年有効なワクチンもあり、幾つかは来年も接種する必要があるそうだ。

で、検査と予防接種を合わせて370ドルちょっと。えーーー、という驚き。日本の倍くらいするらしい。金食い虫のPOOHと言ったら、虫じゃなくて犬だとPOOHが言ったとか言わなかったとか。本当に犬を飼うことはお金が掛かるのだ。

ここでもらった証明書を持って、今度はTown Hallに行って犬の登録をすればお仕舞い。昨年既に登録しているので、Townからは再申請の葉書が来ていたので、葉書を持って行き、$18払えば登録できる。こちらも妻に任せよう。写真は、前日にトリミングに行き、翌日には予防接種をしてリラックスの我が家のPOOHである。彼の楽しみはソファーで仰向けになって寝る事でした。

アメリカのゴルフ

昨日、近くの練習場に行ったことはブログに書いた。日曜日の午後とあって練習場は満員。15分程まって打席に入る事が出来た。ここは打席が1Fと2Fになっていて、1Fはグランドよりも若干さがり、2Fは若干上がっている。私の席は1F席。混んでいない時でも1Fが埋まっている場合が多く、今までは2Fの打席しか使った事が無かった。この日は初めての1F席だ。

私は、日本にいた時から特に1Fにこだわりがなく、2F席の方が球の落ちた位置が見やすいので、どちらかと言うと2F席を使う場合が多かった。ここの練習場は、全体的になだらかに下っているので、1F席でも球の落ち場所が良く見える。これなら1F席の方が良いだろう。

で、今日の本題であるが、50球程打った辺りで、隣の席が空いた。そこへ、階段を怪しい足取りで下りてくるお爺ちゃん。アイアン二本にドライバ一本を持ち、ボールの入った籠を持って、ゆっくり一段づつ階段を下りてくる。もちろん、片手は手すりをしっかり握りながら。

歩くのもままならないような足取りで、階段を下りた後もゆっくりと一歩づつ前にすすむ。誰か介護が必要な感じを受けるお爺ちゃんである。この程度の人はアメリカでは普通にいて、補助を必要とするような人も多い。多分、体重が増えすぎたり、運動不足などで年齢と共に足腰が弱った結果だと思うが、まさか、ここまで歩くのが難儀そうな人がゴルフの練習に来るとは思わなかった。

さて、お爺ちゃんは打席にボールを置き、短いアイアンを素振りし始めた。下半身は殆ど動かない。もちろん、体重移動は難しそうだ。それでも、上半身だけで何とか50ヤードばかりの飛距離で練習を始める。多分、こんな感じで練習はできるだろう。だけど、本当にコースは回れるのか。もちろんカートに乗った上の話だが、5m歩くだけでも難儀そうなお爺ちゃんである。もしかしたら、練習だけ来て運動をしているのかも知れない。

そうこうしているうちに、お爺ちゃんはドライバを打ち始めた。もちろん、飛距離は100ヤード行けば良い感じで、上半身だけのゆっくりスイングをしている。それはそれで頑張っているなと思ったのだが、クラブに何か違和感がある。そう、シャフトとヘッドにビニールカバーがされたままなのだ。

新品のクラブは、シャフトもヘッドも透明なビニールのカバーがされている。アメリカでは、Plastic coverと言う。日本語のプラスチックと意味が違って、ビニールのコンビニ袋などもPlastic bagと言うくらいでビニール類の事は全てPlasticなのだ。

グリップだけは、カバーは剥がしているようだが、シャフトの下の方と、ヘッドはカバーされたままだ。お爺ちゃんは、このビニールカバーがされたままのドライバを振っている。モデルはTalormade r7 CGB Maxである。写真のようにヘッドのフェース面には紙も張られたままである(これは製品の写真で実際とは異なる)。これでは当然飛距離も出ないだろうが、そんな事はお構いなし。お爺ちゃんにとってクラブを振る事が重要なのだろう。

ここまでのお爺ちゃんは見たことが無かったが、コースに行くとラウンド前にお爺ちゃん、お婆ちゃんが練習している風景に出くわすが、下半身は動かないので上半身だけで、ゴロばかり打っている。それでも、カートに乗ってラウンドをスタートする。確かに、日本よりもラウンド時間が掛かる場合があり、このようなお爺ちゃん、お婆ちゃんが影響しているかも知れないが、そんな事は気にしないで堂々とゴルフをしている。これがアメリカの許容度の大きさなのかも知れない。私の妻などは、自分が遅くなる事に非常に神経質になっていたが、最近は少しリラックスして来たようだ。かといって、遅い事は決してよい事ではないので、できればスムーズなラウンドをして欲しいのは言うまでもない。

2009年6月14日日曜日

収穫の練習

今日、久しぶりに練習場に行ってきた。時々はコース付属の練習場に行くが、打つのは40球程度で、ショートアイアンの練習をした当たりでボールが無くなるので、長いクラブは殆ど練習して来なかった。また、スタート前の練習は、ドライバも打つが、その日の調子を見るだけで、スイングを矯正するような練習はしないので、今日は色々と試して見たのだ。

練習場は、会社の直ぐ近くでStamford市にある。市営のコースであるSterling Farm GCの9番ホールに隣接し、60打席くらいあるちゃんとした練習場だ。奥のネットまでは240ヤードくらいあり、練習場のボールでは奥まで届かないので、十分な広さである。写真は、練習場とコースの境界から見た風景である。同じところから一番ホールと9番ホールのグリーン方向を見たところの写真も付けておく。

今日のテーマは、プッシュしたり、引っ掛けたりする原因と修正。最初に今までの打ち方でショートアイアンとロングアイアンを打ってみた。9鉄あたりまでは問題ないが、7鉄くらいから長いアイアンは球筋が引っ掛け気味、プッシュ気味になる。3鉄などは本当に安定しないし、芯を食った気がしない当たりばかり。ウッドは全く真っ直ぐに飛んでくれないのである。

練習場でこれでは、コースでまともに打てるわけが無い。インパクトの時に感じるのは、長いクラブ程、トップ気味だったりダフリ気味だったりとヒッティングポイントが安定しない事である。そこで、問題点を見るために、スイングプレーンをフラットにして打ってみた。

するとどうだろう、球筋が変わるだけでなく、トップ、ダフリも大きく改善する。特に3鉄と3ウッドの芯を食う当たりが増えて、プッシュの確率が激減したのだ。ただ、今までもアップライトのスイングでも問題なくやってきたので、本当は別の所に問題があるのだろうが、フラットスイングにする事で非常に良くなる事だけは確かだ。特に、捉まりの良い球が出やすいである。もちろん、フラットスイングで球筋に違いが有る事は以前から分かっていたが、実際のスイングをするのはイマイチ馴染めず、矯正にまで踏み込めなかった。

今日は、50球くらいをフラットスイングで打ってみて、安定感が確実に上がる事も分かったので、これをしばらくは試してみようと思う。ただ、元の問題がどこにあるのか。

次にドライバを打ってみた。こちらは特にフラットスイングを意識せずに、問題分析を試みた。腰の回転、トップの貯め、インパクトでのレートヒットなどを幾つか試した結果、一つ明らかに違っていたと感じたのは、右肘の使い方。以前から左脇と右脇はできるだけ閉めて打つ事を心がけてきたが、最近のスイングでは右脇が甘くなり、肘が十分に閉まった打ち方が出来ていなかったようだ。この点を少し意識して打つと、ドライバの球筋が安定してくる。ただ、無理に右肘を意識しすぎると、逆にフック球が出てしまう。左への腰の回転が止まる事が原因のようなので、今度は回転を意識する必要も出てくる。

結局のところ、左腰を回転させ、右脇を閉める事も意識する必要がある。さらに、フラットな軌道も必要だ。本当の所は、インパクトの時のグリップも少し甘くなっている事が分かっている。でも、4つも同時に意識することは無理。とりあえずは、フラットスイングを意識して練習してみようと思う。

久しぶりのコンペ(13回目)

昨日の土曜日は、久しぶりのコンペがあった。米国に来てからは初めて。と言っても、担ごう会のコンペなので顔ぶれは変わらない。コンペはハンデなしのスクラッチで優勝を争うので、商品よりも名誉が大事。商品は全員に行き渡り、優勝と飛び賞以外は同じような内容である。

この商品、スポンサーがいるわけではないので、各自で持ち寄ったもの。それでも、会社の販促品などもあり、結構嬉しい商品も多い。

コースは先週ラウンドしたNYの北にある、Casperkill Country Club。最初の写真は、クラブハウス。プロショップとレストランだけだが、比較的ちゃんとした建物だ。このコース、先週紹介したとおり、易しいホールもあるが、非常に難しいホールもあり、全体的には難易度の高いコースである。Course Rate 72.5。

1番ホールは打ち下ろしで、ドライバを飛ばす必要は無いが、スイングを調整すると余計のスイングがちぐはぐになってミスショットを誘発するものである。ここでは、やや引っ掛け気味で大きな木の下。スイングに支障は無いが、ラフの中。それをミスしたものの、ラッキーな事にクリーク直前のラフで止まってくれた。パーオンしたものの10mのパットを3パット。コンペと言う事もあって、少々パットのストロークにスムーズさが掛けたように思う。

続く2番は超難しいホールで4オンの後で、1.5mのパットを入れて辛うじてのボギー。3番は3鉄のショットを引っ掛けてフックしての池ポチャ。池の前からの3打目も7mでダボ。最初の3ホールで4オーバーとは最悪の出足。

でも、4番はセカンドショットを1.5mに寄せて、下りのパットを入れてのバーディ。続く5番Par5は3打目の距離感を間違えて12mくらいのパットを絶妙の距離感でパー。6番のティーショットは久しぶりに良いドライバが打てて、セカンドのSWもピン手前5m。しかし、微妙にスライスしてカップを舐めてのパー。7番は少し右に飛び出したが浅いラフ。残りの155ヤードの軽い向かい風の中を3mに2オン。でも、このパットをプッシュしてパー。

8番は難しいPar3。ピンに向かって真っ直ぐに打てたが、少し風に流されて左のバンカーの転がり落ちた。バンカーショットが7mもオーバー。パットも打ち切れずにパー。調子が出てきたと思ったが、ショットを引っ掛ける傾向が収まらない。9番のティーショットも引っ掛け気味も、問題なし。このホールのセカンドは極端な打ち上げ。写真ではその雰囲気が分かりにくいが、まるで日本のコースのようで距離感が難しい。実際、セカンドショットは大きくオーバーして奥のラフ。セカンドを打った3人全員が大きくオーバーしていたので、風が少しフォローだったかも知れない。さらに、ラフのアプローチで寄せようと調整しすぎて乗らず。辛うじて最後は1パットで凌いでボギー。

結局、前半は41で先週と同じスコア。内容は先週より悪い。ドライバ、アイアン共に引っ掛ける傾向が出ている。更に、先週からパットも引っ掛ける、あるいはプッシュする傾向が強いのだ。不安の消えないゴルフが続いている。

10番は右にドッグレッグして、落ちる地点が見えない打ち下ろしのPar5。前回の経験から3Wで確実にショット。セカンドも3鉄で残りは110ヤード。PWの3打目で5mにパーオン。このパットも右に押し出してカップすら舐めないパットでパー。

11番はドラコンホールなれど、強振すると引っ掛けるので、確実にショット。残念ながらドラコンに5ヤード足りず。セカンドの5Wも又してもフック。今日はウッドも全く当たってくれない。寄せに失敗してボギー。12番は超難しいPar3。さらに向かい風の中で、5Wのショットはグリーン右手前。辛うじて池ポチャは避けたが15メールのアプローチは3mオーバー。このフックラインのパットが絶妙なラインに乗ってパー。本当に嬉しいパットだった。

13番は真っ直ぐ飛んだが向かい風の中で距離が出ず。3鉄のセカンドもプッシュ気味で乗らず。寄せも乗らず。本当に辛うじての寄せワンでボギー。14番にティーショットは薄いスライスの当たりでバンカー。短いホールで125ヤードの残りを9鉄で高く上がった球は、グリーン手前のマウンド。強烈な砲台グリーンに対して、1m足りずに手前ラフ。寄せを2m以上オーバーしてパットを右に押し出してボギー。後半はパーが出ない。

15番は右にドライバを押し出して木の枝に当たり、残りは165ヤード。6鉄のセカンドがグリーン中央に落ちて、奥のピン横2mにオン。久しぶりのバーディチャンス。でも、不安なパットは自信が持てない。思ったよりフックした球はカップを舐めてパー。本当に悔しいパットだった。

16番は短いPar3を引っ掛けて15mのパット。予定通りに不安なパットを3パットのボギー。これも痛いショットとパットだった。17番は久しぶりのドライバでフェアウェー中央。残りの175ヤードは打ち上げ。4鉄が薄い当たりで、砲台グリーンに届かず。ピン位置が本当に難しい位置で寄せが寄らずにボギー。後半は難しいホールが続く。

最終ホールのPar5もティーショットも会心でフェアウェー中央。残りは225ヤード。グリーン手前には大きなバンカーがあるので、それを避けて若干左が花道。セカンドの3Wも会心の当たり。これがグリーン左手前の花道でカラーも行っていた。残りは10ヤードの上りのアプローチ。確実にバーディを取りたい所が左に大きなマウンドがあってパットでは打てず。SWのアプローチは寄せきれずに2mショート。最後の最後のパットまで右にプッシュしてカップすら舐めずにパー。これも悔しいパーとなった。


後半も41でトータル82。最近の中では悪い部類に属する。内容は最も酷く、ドライバとウッドが特に良くない。パットも相変わらずに安定感が無く、内容からすれば仕方のないところだろう。結果的に、コンペは一打足りずに二位。コースが難しい事もあったのか、他の人もOB、ロスト等でスコアを崩す人が多く、接線となった次第。でも、一打差で負けるのは本当に悔しいものだ。

今度はベスト30ゴルフトーナメントと言う、NY地区のスクラッチ競技があるので、今年は参加しようと思う。土日の二日間の競技なので、それまではショットの安定感を上げる為のラウンドをやめて練習をしようと思う。

二日連続のゴルフ(12回目)

先週の日曜日は土曜日に続いて二日連続のゴルフだった。二日連荘は非常に珍しく、泊まりで遠征する場合を除いては本当に久しぶりだった。

この日は、一応会社の同僚との予定だったが、集まったのは私を除いて一人。そこで、昔からの知り合いでNYに昨年赴任して来た人、および妻も入れて4人のラウンドとなった。場所はいつものGreenwichの公営コース。妻とは今年3回目の同伴プレーとなった。

さて、1番は珍しく真っ直ぐ飛び、セカンドでグリーンエッジまで行って寄せてパー。2番はティーショットがバンカーに入るも、グリーン下からの絶妙の寄せでこれまたパー。3番はティーショット、セカンドは良かったものの、3打目の優しいショットをショートして、寄せも失敗してのボギー。

4番のドライバを右に出して木の下。グリーンにも乗らずに寄せも5m。でも、これが入ってパー。何故から今日は寄せ、パットが噛み合う。珍しい事が起きているが、ここまでの事。

5番は又してもグリーンを外し、2mに寄せて入らず。6番はドライバ左引っ掛け、寄せでも乗らずにダボ。7番は10m以上を3パットしてのボギー。8番でも寄せを失敗してボギー。9番もドライバを右に出して林の中。グリーン近くに行ったものの、寄せに失敗してのボギー。

出足は寄せとパットで凌いでいたが、それが噛み合わなくなると、ドライバの不調が影響してボギーとダボの連続で43も叩いてしまった。

後半の10番は短いホールで3鉄のショットが少し右に出て木の枝が邪魔。枝を避けようとしてが若干枝に当たり、ボールが失速してガードバンカー。でも、そこから1.5mに寄せてのパー。11番の長いPar3は4鉄のショットが上手くいき、6mに1オン。久しぶりの普通のパーとなった。12番も短いので3鉄のショットがフェアウェー中央。そこから少し薄い当たりも5mに乗ってのパー。

13番はドライバを押し出して右のバンカー。残りの150ヤードは少しダフって残りが60ヤード。SWでグリーンオーバー。難しいライから寄せきれずにダボ。又してもドライバのミスからのダボ。最近はドライバのミスが増えている。今日もまともに当たったショットは無い。

14番のPar5は久しぶりで普通のドライバショット。でも、少しラフに入った球をセカンドでウッドを強振したら何とトップで30mだけ前進。結局、パーオンできずに寄せも難しくてボギー。今度はウッドもミス。ラフで無理をしてはいけません。

15番のPar3は3mに1オン。でも、パットが少し変になってきた。若干引っ掛けるのだ。それが気になるのか、短いパットをプッシュする傾向もある。パットに不安が出てくると拙いのだが、少々不安がある。結局、このホールは引っ掛けてパー。16番のティーショットは本当に久しぶりにドライバが真っ直ぐに会心の当たり。今日初めてである。でも、こう言う時に失敗するもの。9鉄のセカンドを引っ掛けて左のバンカー。でも、これを2mに寄せた後、引っ掛けパットが偶然にラインに乗ってパー。バンカーは良かったが、パットは偶然だった。

17番のドライバはフックボール。失敗とは言えないが、悪いときの球筋だった。セカンドは未だ200ヤードくらいあり、5Wもフックしてグリーン手前。奥のピンに寄らずにボギー。最終ホールでは、やや右に出たものの、悪くない当たり。セカンドはPWでピン左4m。パットに不安があったが、何故からこのホールの相性が良い。このパットも予想通りのラインに乗ってバーディ。

後半はここ3ラウンドと同じくの38。トータルで81はいつも通りのスコアとなった。
しかし、内容を見ると、ドライバの不調は相変わらず、アイアンも時々引っ掛ける。パットも引っ掛けたり、プッシュしたりと安定感の無いゴルフが続いている。それでも、80や81ラウンドできているのは、毎週のようにゴルフをしているからだろうか。それともコースが優しいのか。(そうでもないと思うが)どっちにしても、ゴルフの建て直しが必要な時期に来ている。

さて、妻のゴルフも一進一退。前半はドライバの調子もイマイチで、アイアンも少々不調。でも、アプローチが良くなりつつある。後半は、ドライバもアイアンも少し良くなり、パットの距離感も出来たかも知れない。ただ、スコアメークが上手く行かないため、前回と大差ないが、少しづつだが上達している。

2009年6月12日金曜日

ドライバ不調(11回目)

先週の土曜日は、マンハッタンの北60マイルにある、Casperkill GCに行ってきた。今度の土曜日には同じコースで珍しいコンペをするために、下見のラウンドである。

このコースは、自宅から61マイル、高速を使って1時間15分程掛かる。水はけがイマイチ良くないので、フェアウェーはやや凸凹がある感じで、不運なライになる事はあるが、グリーンは綺麗に整備され、転がりも良かった。全体的に木が多く、大きい木もあるので、曲げると次が打てなくなるケースもある。4ホールくらいは、異常に難しいホールがあるが、それ以外は曲げなければ難しくないホールだと感じた。コースレートは72.5、スロープレートは133となっているので、全体的には難しい部類だと思う。

さて1番ホールはティーショットが中途半端な距離になりセカンドは斜面。若干ダフでクリークに。何とか打てたがグリーンに届かずにボギースタート。2番は打ち上げで異常に難しいホール。スタート前からコースの人が言っていた難しいホールの一つ。打ち上げで距離が長い上に、グリーンは砲台で左は崖。乗らないとパーは無い。セカンドの3Wは上手く打てたがわずかに左に逸れてグリーン左奥に外してしまいボギー。3番の長いPar3は7mくらい奥に付けたが3パットのボギー。酷いスタートだ。ゴルフが噛み合わない。

短い4番はSWのセカンドを2mに寄せたものの、微妙なパットを外してとりあえずのパー。5番のPar5は真っ直ぐで右側が広いのに、先週から続いているチーピン気味のショットで左のブッシュに外してロストボール。打ち直し以降は問題なく、5打目のSWは絶妙で2.5mに寄せたものの又しても入らずにダボ。6番み比較的短く、フォローの風でセカンドはSW。これも2.5mに寄せ、何とかこれが入ってバーディ。ここまでで+4。

7番は打ち下ろしでグリーン手前にクリークがある。下りなので右のフェアウェーに飛んだティーショットは残りが155ヤード。7鉄の薄い当たりでも何とか手前ぎりぎりに2オン。でも、12mくらいのパットは寄らず、入らずでボギー。痛い!8番のPar3は左側にクリークがあり、細長いグリーンで、ピンは強烈な2段グリーンの奥にある難しいホール。これはやや悪い当たりながら6mくらいに1オン。でも、ピンまでは強烈な段を上る必要がある。最初のパットは何とか段は上ったが、残りは1.5m。これが辛うじて入ってパー。9番は左ドッグレッグでセカンドが強烈な上り。ティーショットは少し右に出たが戻ってきて問題なし。セカンドを9鉄で手前カラー。アプローチは1mに寄せてパー。徐々に調子も出てきて前半は+5で折り返し。

後半の10番は打ち下ろしで、セカンド地点から右にドッグレッグでティーショットの打つ方向が難しいホール。コース右側に打った積りが、左に引っ掛け。全く逆に飛んでいく不調のドライバ。セカンドは左正面の林の中から、なんとかフェアウェー中央まで運んで3打目は135ヤード。3打目の上りを8鉄で中央にオン。一番奥のピンまで10m以上あるも絶妙の距離感でパー。11番はほぼ真っ直ぐなれど少し上った長いホールにピンは一番奥。ティーショットは普通の当たりでもセカンドは210ヤード。5Wは少し薄く、なんとかグリーンセンターに2オン。それでも一番奥に切ってあるピンまでは15mもある。これは1mまで寄せる事ができ、辛うじてパーパットも入ってくれた。12番は208ヤードでピンが奥に切ってある上に、グリーン右は池、左手前はバンカー。左のバンカー越えを狙うしかない難しいホール。若干下っているので、3鉄の当たりは良く、左手前のバンカーを辛うじて越えた球はクッション良くピンに向かって転がり、3mに1オン。非常にラッキーなバウンドだった。でも、これが入らない。ゴルフは簡単じゃないんです。

13番は左ドッグレッグの上りでやや長いホール。ティーショットの当たりが悪く少し右に出したためセカンドの残りは185ヤード。これを4鉄で会心の当たり。ピン近くに落ちて3mに2オン。でもパットは下りのスライス。これが入らず悔しいパー。後半は4連続のパーだ。安定して来たようでいて、内容はラッキーが多い。続く14番は左に行くのが嫌で少し意識したら逆に右にプッシュして木の下。セカンドが狙えずにグリーン手前のラフ。強烈な砲台グリーンでピンが手前。寄るわけが無い。SWの3打目はピン奥。予定通りにボギー。ティーショットのミスでした。15番は狭くて左右が林。ティーショットが不調で又も左に引っ掛け。林の下のラフからのセカンドはグリーンが狙えずに右のバンカー。バンカーからグリーンに届かずにカラー手前のラフ。寄せも失敗してダボ。また痛い。

16番のパー3はグリーン左奥に外すも、絶妙の寄せでパー奪取。少々気分を良くしたのだが、次の17番はまたまたドライバの不調で左に引っ掛けて木の下。枝が邪魔でグリーン狙えず。距離も200ヤード以上ある。少々無理をして5Wでフックを掛けた積もりがトップ。100ヤードも飛ばない。3打目も枝が邪魔で右のバンカー。4打目はグリーンに乗せたが5m以上あってダボ。最終18番は真っ直ぐで、短めのPar5。ドライバは少し薄いながらも真っ直ぐ飛んでくれた。セカンドの3Wもまずまずの当たりでグリーン手前の浅いラフ。3打目はピン手前のバンカーを越えて、1.5m右奥にオン。下りのラインを決めてバーディ。最後のバーディが効いて後半は+4。

それにしても後半は二つのダボが痛い。前半のダボも含めて、全ては左に引っ掛けるドライバの不調が原因。さらに、無理をしたセカンドの問題かも知れない。アプローチとパットは何とかなるレベルと思うので、もう少し練習必要かも。

2009年6月5日金曜日

マンハッタンの北には何がある?

ニューヨークと言えば、殆どの人はビルの立ち並ぶマンハッタンの光景が目に浮かぶ。このブログでも何度かマンハッタンのビル群を紹介した。しかし、マンハッタンはニューヨーク州の最南端に近い小さな島に過ぎないし、ニューヨーク市から見ても、中央の島に過ぎないのだ。ニューヨーク市の構成を示す図を添付する。①の青い地域がマンハッタンである。私も知らなかったが、⑤のスタテンアイランドが大きいのだ。因みに、②がブルックリン、③がクイーンズ、④がブロンクスである。

では、マンハッタンの北はどうなっているのか。答えは簡単で、田舎です。アメリカに来て分かった事は、ニューヨーク、シカゴ、ロスなどの大都会にはビルが立ち並び、東京と似たような風景があるが、少し郊外に行けば田舎になると言う事。また、街と街の間は本当に自然の残った原生林のような土地が連なり、自然が一杯なのだ。

とは言っても、ニューヨーク、コネチカット、ニュージャージーの3つの州(トライステートと呼びます)が重なり合うNY市周辺は米国の他地域に比べれば人口密度も高く、高級住宅街もあるし、それほど田舎を感じる事はない。特に、NY市北部のScarsdale、Hartsdale, White PlainsなどのTownは大きなモールがいたる所にあって住宅街を感じさせてくれる。でも、これは例外的だと思う。今日は、マンハッタンの北の写真をお見せする。

先週の日曜日、妻と娘は美容院に行った。私と息子は、妻のゴルフカートを取りにScarsdaleにあるGolfSmithにお買い物。丁度昼に近かったので、ついでにニュージャージーのミツワまで足を延ばした。(GolfSmithから20マイル以上あるので、足を延ばす感じでもないが)

昼飯を食べ、私の好きな日本酒(獺祭=だっさい)と麦焼酎を買って帰る事にした。帰宅ルートは、ハドソン川に沿って北上し、Tappan Zee Bridgeを渡って帰るのであるが、途中で高速道路の横には眺望の良い場所があるので、そこで止まってニューヨーク側を眺める事にした。その写真を二つ付けて置く。写真は、地図の矢印のある当たりである。

写真を見て分かるように、緑豊かな中に、突然大きなビルがあったり、マンションのような低い建物が並んでいる場所もあるが、全体的に緑に覆われている事がわかる。ここはマンハッタン中央からほんの少し北に15分ほど走った場所である。話に聞くと、ハドソン川沿いは景色が良いので、不動産物件が高いらしい。ニュージャージーのハドソン川沿いで、マンハッタンの反対側のマンションは大変高く、昨年までは一億円を越える物件ばかりだったとか。賃貸で借りても、月に4000ドルもする物件も多いと聞いた。でも、既にバブルも弾け、今はどこまで安くなっているのやら。

2009年6月3日水曜日

最悪のドライバ(10回目)

先週の土曜日は、地元Greenwichのコースでゴルフ好きの集まりである「かつごう会」に参加した。最近は毎週のように地元のコースをラウンドしているので、ゴルフ代が安くつくし、移動時間も短いので楽である。

さて、前回のラウンドでは、後半になって素晴らしいドライバが連続し、飛距離、弾道共に申し分なかったのであるが、この日は練習の時から変だった。前回のラウンドで気が付いた腰の回転を意識して打ったのであるが、何故か右に出たり、左にチーピンを打ったりと球筋が安定しない。時間も無かったので、不安を抱えた状態でラウンドをスタート。

果たして、一番ホールから悲惨なドライバショットを連発してしまった。一番では左に引っ掛けて木の下のラフ。木の間を抜いたつもりのセカンドも枝にあたって左のラフ。結局は3打目も失敗してダボのスタート。

2番はもっと悲惨で、ティーショットで左に引っ掛けのフックでOB。打ち直しも左に引っ掛け気味で斜面のラフ。このホールトリプルボギー。最悪の出足。何とか、3番でドライバが当たり、セカンド、寄せも成功してバーディー。4番もドライバはちょっとチーピンにならないように意識してフェアウェー中央に飛んだが距離が出ずにセカンドもミスしてボギー。

5番Par3は何とかグリーンカラーまで運んでパーの後、長い6番は又してもドライバでチーピンが出た上に、3打目のアプローチもグリーンに乗らずにダボ。7番Par3で50cmに寄せるスーパーショットでバーディは出たが、8番のティーショットはチーピン気味でラフ。何とか以降のショットが成功してパー。しかし、9番のティーショットは又々のチーピン。それでもパットに助けられてパー。

前半は出入りの激しいゴルフで42。先週と同じ出足となったが、内容は酷いドライバショットをアイアンのセカンドやパットで凌ぐ苦しいゴルフであった。基本的にドライバは殆どが左にチーピンかフックのミスばかりだった。最近にない酷いドライバの連続である。

さて、後半10番はウッドに自信を無くして3鉄でのティーショット。これが右に出てセカンドでピンが狙えず。でも最後は、5mのパットを際どく決めてパーの出足。ところが、次の長いPar3では寄せきれずに2mのパットを外してボギー。そう簡単にはパットは入りません。

12番の短いホールでも3鉄のティーショットを右に出してしまったが、難しいライからのアイアンと寄せに成功してパー。13番はチーピンを恐れた結果、大きく右にプッシュ。完全にOBと思われたが右側が比較的広く、林の中。そこからラフまでは出せた。上りで酷いライからの130ヤードを8鉄で何とかグリーンオン。これ自体は素晴らしかったが、未だ10mの上りのスライスライン。なんとこれが一発で入ってパー。やはりパットに助けられるゴルフである。

14番は本当に久しぶりに真っ直ぐに良いショットが出来た。先週の後半と同じようなショットだった。一種開き直りで、思い切って腰を回転させて、左を恐れずに打った事が良かったようだ。ところが、こういう時には別の問題がある。好事魔多し、7mにパーオンしたのは良いが、下りを2mもオーバーしてしまって3パットのボギー。続く15番も簡単に思われたカラーからのアプローチをショートしてのボギー。少しアプローチとパットに陰りが出てきてようだ。

16番のドライバは、意識的に力を抜いて打ったところ、何とか真っ直ぐに飛んでくれた。飛距離は出ていないが短いホールなので問題なし。残りの150ヤードを5mにパーオンオンして、久しぶりに楽なパーだった。17番の長いホールは、広いホールなので、安心して打ったのであるが、やはり悪い傾向があり、辛うじて左のフェアウェーとラフの境界。チーピン気味ではあるが、飛距離はそこそこ出ていた。ところが、セカンドのアイアンで引っ掛けでグリーン手前の左ラフ。寄せに失敗して辛うじてのボギー。

最終18番は短いホール。ドライバで打つ必要はないが練習の意味でショット。距離が無いだけ、リラックスして打てたのが良かったか、真っ直ぐの良い球筋だった。セカンドの95ヤードをAWで4mに乗せ、最後のパットを沈めてバーディー。今日3つ目のバーディで、後半は3オーバーの38。こちらも先週と同じスコアで、帳尻だけは合わせる事が出来た。

全体的に見ると、ドライバが普通に飛んだのは5ホールだけ。他は全て左へ引っ掛けか右へのプッシュアウト。本当に酷いドライバだったが、短いアイアンの正確性、パットに助けられた結果だった。この中で一つ気が付いた事があった。パットの打ち方だ。以前から、腹筋に力を入れて、下半身を安定させてパットする事は気をつけてきたが、今日はテークバックからインパクトに掛けてグリップの握りを緩くすることでストロークが安定する事に気が付いた。特に、3m前後の距離では方向、距離に安定感が出て、非常に良い結果が得られたのである。次回も気をつけてパットしてみたい。その前に、ドライバの練習が必要かも。

2009年6月1日月曜日

欲しいクラブ2

先日は欲しいクラブのアイアンについて書いた。今日は、ドライバについて書く。
先日のブログでも書いたように、ドライバは苦手なクラブだったのが、最近になって比較的上手く打てるクラブに変わってきた。しかし、時には曲がったり、プッシュしたりするケースがあり、安定性については不安がある。得に、飛距離を出そうとして力が入ると、身体の回転が止まる事が多かったり、回転せずに左腰が上がってしまって、右に押し出す失敗になる事が多い。

その原因は、ドライバをアッパースイングで打とうとする意識が強すぎる事にあるかも知れない。特に、ディープフェース(フェースの厚いドライバ)の場合に傾向が出やすく、シャローフェースではアッパーブローに打たなくても、上がり易いという潜在意識があるのか、フラットなフォロースルーになる感じがする。そのためか、昔からシャローフェースが自分に合っていると思っている。

今のドライバは、440ccで最近の中では普通の大きさで、印象としてはディープフェースに属するかも知れない。しかし、球を上げ易くするためにロフトが多めの10.5度にしている。それでも、プッシュのミスや、チーピンの傾向が時々顔を出すのでもう少しシャローなクラブに変えたいと思っていた。

最近のドライバの中で、一番気に入っているのは、Titleistの909 D2というクラブ。460ccで、上から見たヘッドが大きく、印象としてシャローフェースなのだ。実際には、今と同じくらいの厚さだと思うが、20cc大きい分がシャローに見せているのかも知れない。同じ系列の909 D3は440ccで物凄くディープフェースの見えるのは容量が少ない分だと思う。

色々な試打レポートを見ると、非常に球が上がりやすくて打ちやすいと評判なのも注目ポイントだ。値段は店で買うと$399が普通で、eBayでは$300前後である。アイアンを先延ばしにして、ドライバだけ買うなら問題ない価格であるが、アイアンも両方となると厳しい所である。今、アイアンかドライバかで悩んでいる最中である。近日中には決めようと思うが、多分ドライバを優先するような気がする。何故なら、アイアンは今でも十分なクラブだと思うから。安定感もアイアンの方があるから。