2009年6月16日火曜日

ガソリン高騰

最近、又ガソリンの値段が上がってきた。昨年4月に来た当時のガソリン価格は$3.4/ガロン程度だった。それが一番高騰した7月中旬の値段は$4.65/ガロンで、ガロンは3.78Lなので、123円/Lにもなった。最初の写真は最高値の頃のガソリンスタンドの価格表示だが、全米で一番高いカリフォルニアでは5ドルを越えたとか聞いた。

日本のガソリン価格に対しては、半分程度とは言え、今まで水のように安かったガソリンが高くなったのでアメリカ中が大騒ぎになった。その結果、燃費効率の良いハイブリッド車の人気が高くなり、プリウスの7月頃の予約待ちは半年にもなった。私の場合も、6月中旬に発注して入手したのが12月になってしまったのだ。

ところが、7月中旬をピークにガソリン価格が値下がりし、年末の最安値の時には、$1.9/ガロンくらいにまで下がったのだ。ピーク時に比べたら半分以下で、プリウスが来た時にはガソリン価格は最安値という洒落のような事が起こった。当時、New Jerseyに行くと税金が安い関係でもっと安いガソリンが買えると言う事で、ゴルフの度にガソリンを入れて帰ってきた。二つ目の写真はNJでのガソリン表示。一番安い値段の時は、$1.5/ガロンだった。

ガソリン価格暴落の原因はリーマン・ブラザーズ破綻を切っ掛けにしたアメリカの金融危機であるが、3月頃には先が見えて来たと言う観測の元に株価が反騰し、石油価格も上がり始めた。その結果、最近のガソリン価格は$3.0に迫る価格にまで上がってきたのだ。最後の写真は最近の値段表示である。

今現在プリウスに乗っているので、50Miles/Gallon以上の燃費効率のため、満タンにガソリンを入れても25ドル程度と安く済む。でも、ガソリンより怖いのは家の暖房オイルの値段だ。ガソリンとほぼ同じ値段のHeating Oilが値上がりすると、そのまま家計費に響く。今年初めの真冬の暖房費が$800/月にもなったときは正直焦った。それもオイル代が安くなった時の話であって、もし、今年の冬にオイル価格が上がったら半端じゃない暖房費になってしまう。

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