2009年6月3日水曜日

最悪のドライバ(10回目)

先週の土曜日は、地元Greenwichのコースでゴルフ好きの集まりである「かつごう会」に参加した。最近は毎週のように地元のコースをラウンドしているので、ゴルフ代が安くつくし、移動時間も短いので楽である。

さて、前回のラウンドでは、後半になって素晴らしいドライバが連続し、飛距離、弾道共に申し分なかったのであるが、この日は練習の時から変だった。前回のラウンドで気が付いた腰の回転を意識して打ったのであるが、何故か右に出たり、左にチーピンを打ったりと球筋が安定しない。時間も無かったので、不安を抱えた状態でラウンドをスタート。

果たして、一番ホールから悲惨なドライバショットを連発してしまった。一番では左に引っ掛けて木の下のラフ。木の間を抜いたつもりのセカンドも枝にあたって左のラフ。結局は3打目も失敗してダボのスタート。

2番はもっと悲惨で、ティーショットで左に引っ掛けのフックでOB。打ち直しも左に引っ掛け気味で斜面のラフ。このホールトリプルボギー。最悪の出足。何とか、3番でドライバが当たり、セカンド、寄せも成功してバーディー。4番もドライバはちょっとチーピンにならないように意識してフェアウェー中央に飛んだが距離が出ずにセカンドもミスしてボギー。

5番Par3は何とかグリーンカラーまで運んでパーの後、長い6番は又してもドライバでチーピンが出た上に、3打目のアプローチもグリーンに乗らずにダボ。7番Par3で50cmに寄せるスーパーショットでバーディは出たが、8番のティーショットはチーピン気味でラフ。何とか以降のショットが成功してパー。しかし、9番のティーショットは又々のチーピン。それでもパットに助けられてパー。

前半は出入りの激しいゴルフで42。先週と同じ出足となったが、内容は酷いドライバショットをアイアンのセカンドやパットで凌ぐ苦しいゴルフであった。基本的にドライバは殆どが左にチーピンかフックのミスばかりだった。最近にない酷いドライバの連続である。

さて、後半10番はウッドに自信を無くして3鉄でのティーショット。これが右に出てセカンドでピンが狙えず。でも最後は、5mのパットを際どく決めてパーの出足。ところが、次の長いPar3では寄せきれずに2mのパットを外してボギー。そう簡単にはパットは入りません。

12番の短いホールでも3鉄のティーショットを右に出してしまったが、難しいライからのアイアンと寄せに成功してパー。13番はチーピンを恐れた結果、大きく右にプッシュ。完全にOBと思われたが右側が比較的広く、林の中。そこからラフまでは出せた。上りで酷いライからの130ヤードを8鉄で何とかグリーンオン。これ自体は素晴らしかったが、未だ10mの上りのスライスライン。なんとこれが一発で入ってパー。やはりパットに助けられるゴルフである。

14番は本当に久しぶりに真っ直ぐに良いショットが出来た。先週の後半と同じようなショットだった。一種開き直りで、思い切って腰を回転させて、左を恐れずに打った事が良かったようだ。ところが、こういう時には別の問題がある。好事魔多し、7mにパーオンしたのは良いが、下りを2mもオーバーしてしまって3パットのボギー。続く15番も簡単に思われたカラーからのアプローチをショートしてのボギー。少しアプローチとパットに陰りが出てきてようだ。

16番のドライバは、意識的に力を抜いて打ったところ、何とか真っ直ぐに飛んでくれた。飛距離は出ていないが短いホールなので問題なし。残りの150ヤードを5mにパーオンオンして、久しぶりに楽なパーだった。17番の長いホールは、広いホールなので、安心して打ったのであるが、やはり悪い傾向があり、辛うじて左のフェアウェーとラフの境界。チーピン気味ではあるが、飛距離はそこそこ出ていた。ところが、セカンドのアイアンで引っ掛けでグリーン手前の左ラフ。寄せに失敗して辛うじてのボギー。

最終18番は短いホール。ドライバで打つ必要はないが練習の意味でショット。距離が無いだけ、リラックスして打てたのが良かったか、真っ直ぐの良い球筋だった。セカンドの95ヤードをAWで4mに乗せ、最後のパットを沈めてバーディー。今日3つ目のバーディで、後半は3オーバーの38。こちらも先週と同じスコアで、帳尻だけは合わせる事が出来た。

全体的に見ると、ドライバが普通に飛んだのは5ホールだけ。他は全て左へ引っ掛けか右へのプッシュアウト。本当に酷いドライバだったが、短いアイアンの正確性、パットに助けられた結果だった。この中で一つ気が付いた事があった。パットの打ち方だ。以前から、腹筋に力を入れて、下半身を安定させてパットする事は気をつけてきたが、今日はテークバックからインパクトに掛けてグリップの握りを緩くすることでストロークが安定する事に気が付いた。特に、3m前後の距離では方向、距離に安定感が出て、非常に良い結果が得られたのである。次回も気をつけてパットしてみたい。その前に、ドライバの練習が必要かも。

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