2009年4月6日月曜日

Macbook到着

Macbookは3月26日に上海から再送された。今回はEXPRESSと言う事で、急行便だ。結局、予定通りに3月30日に我が家に無事届いた。中国からたった4日で届くのだ。

届いたのは平日の昼間。妻は届いたMacbookを早速開梱。セットアップに掛かったようだ。その頃会社に電話があった。無線LANの設定が出来ない。それはそうだろう。無線LANは接続するのに暗号化されているからだ。26桁のパスワードを送付してあげた。

自宅に帰ると既にMacbookはセットアップされ、子供たちの餌食となり、色々といじくり回されていた。この週は少々忙しく、毎日のように帰宅後に日本との電話会議があったため、私自身がMacを使う時間も無かったが、兎に角急いでWindowsの設定だけは行った。

MacでWindowsを動かすには二種類の方法がある。(他にもあるようだが、Majorな方法は二つ)
一つはMac OSX 10.5(Leopard)から標準添付されるようになったBoot Campを使って、Mac OSXとは異なるパーティションにWindowsをインストールし、立ち上げ時にMac OSかWindowsを選択する方法。もう一方は、VMWare社が出しているFusionというMac OSX上で動作するPCの仮想化ソフトをインストールし、仮想化されたPC上にWindowsをインストールする方法である。

Boot Campを使う方法は、Windowsを使う時にシステムを立ち上げなおす事が必要で、少々面倒くさい。FusionはMac OSXと同時に動作可能で、WindowsがMac上の一つのアプリケーションとして同時動作が可能な事。さらに、Unityモードを使うと、Windowsのアプリケーション一つ一つがまるでMacのアプリケーションのようにMac OS上で動作する事である。さらにさらに、FusionはBoot CampでインストールしたWindowsを使って動作させる事もできるので、既にBoot CampでインストールしてあるWindowsを平行動作させる事もできる。

色々考えた結果、Boot Campは使わずに、Fusionを使う事にした。というのは、Boot CampとFusionを二つ使った場合、二回もWindowsのActivationが必要になるとの事。面倒くさい事この上ない。

FusionはVMWareのホームページから評価版をインストールする事ができる。一ヶ月間は有効なので、その間に良いと思えば、正規のライセンスを購入してIDを入れるだけで継続使用可能である。取りあえずは評価版をインストール。その上でWindowsのCDを使って通常のPCのようにインストール。でも、Fusionには簡易インストール機能があり、Windows XPの標準的なインストールを自動的に行ってくれる。ユーザ名程度を事前に設定するだけで、後は何もしなくても、40分くらいでインストールが完了。極めて簡単だ。

Fusionは、4月末までは新生活キャンペーンとかで6800円で購入できる。これを安いと見るか、高いと見るかは使っている人のみが判断できるだろう。

写真は、Fusionと、その上にWindowsをインストールしたところ。全く通常のWindowsの画面がMacの上で動作している。このWindows環境に、必要に応じて好きなアプリケーションを入れれば、Windowsで動作するアプリをMac上で使う事ができる。取りあえず、私の仕事はここまで。後は娘が好きに使っているようだ。本当は私も一台欲しい所だが、それを買うお金もないので、当面は今のPCで我慢する。でも、LeopardをWindows環境にインストールするというハッキングも行われているようなので、Leopardだけを別途購入してインストールを試してみるのも面白いかも知れない。今年の冬の楽しみに取っておこう。

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