HONDAから出された価格は、CivicもACCORDもインターネットで調べた最低価格レベルで数字として良かった。そこで、TOYOTAに対し、HONDAに対抗できる価格ダウンを要請した。2台で$1000の値引きと、CAMRYのアルミホイールのオプション追加である。それに対して、TOYOTAからの回答は、$750程度の値引きだけ。CAMRYのアルミホイールはディーラーで付けるので、$1000掛かるという回答。でも、PRIUSの値段は$500近く下がっている一方で、CAMRYはわずかな値引き。PRIUSの値段は初めから強気だが、CAMRYも強い。噂に聞いていたが、TOYOTAは売れているから仕方無いのかも知れない。
CAMRYのアルミホイールの通常価格は$500くらいなのに、ディーラーで付けるから$1000というのも引っかかったので確認したが、アメリカではあらかじめメーカーから購入した車の在庫を売るので、在庫以外のオプションを選択する場合は、ディーラーで取り付ける(高い)か、メーカーから来るのを待つ(安い)かどちらかである。ディーラーによると、指定したCAMRYのモデルでは、アルミホイール着き在庫は無いらしい。ACCORDは標準でアルミホイール着きなので、この結果から、同じ設備だとACCORDが$1000以上も安くなり、CAMRYは車格からも値段からもACCORDに比べて一段下がる感じがある。
HONDAのCivicに関して、帰宅後に日本や米国での評判を調べた結果、Hybrid車としては、燃費に関してはPRIUSに一日の長がある事がはっきりした。値段の上では、$1000くらいCivicが安いが、車はPRIUSが良い。何とかPRIUSが安くならないかと思案した。
一方で、ACCORDは装備、パワー、見た目のどれを取っても、CAMRYよりも良い。即ち、PRIUSとACCORDが良いという結論である。PRIUSも、ACCORDも安くなってくれれば最高なのである。そこで、HONDAに対して、ACCORDの値段を$500下げれば買っても良いと提案。金曜日の夜に、条件提示があり、こちらの提案に合意してくれた。一方のTOYOTAからは具体的な価格ダウンの再提示が無いので、土曜日の朝に再度訪問する事にした。
土曜日の9時半にStamfordのTOYOTAを訪問し、CAMRYよりACCORDの方が良いという判断を示し、PRIUSが価格ダウン可能なら購入しても良いと提案。結果的に、PRIUS一台だけの購入でも当初価格より$441ダウン可能である回答を得た。値引きが有ったとは言え、実はメーカー標準価格とほぼ同じ。結局、TOYOTAの強気は崩せないという結論だった。
価格が決まったら、直ぐに契約書作成とサイン。3ヶ月も待つので、$500のDepositを支払う必要がある。但し、キャンセルしても戻ってくるらしい。契約の時にIDカードの提出を要求されるので、先日取ったNon-Driver's IDが役に立つ。契約は極めて簡単である。
この後、急いでGreenwich HONDAまで行き、合意しているACCORDの契約である。こちらも、契約自体は極めて簡単であるが、車は既にあるので、支払いの話をする事になる。車は何時でもOKなので、こちらの自動車保険加入次第である。保険は最短で火曜日午前中と事前に保険屋と話をしていたので、火曜日の午後に取りに来る事にした。この予定で、支払い担当のマネージャと書類を作る事になったが、やたらとローンを推奨するのだ。米国でのクレジット履歴を作るためにもローンを組んだ方が良いと言うのだ。別にローンを 組まなくても、今持っているクレジットカード(クレジット履歴が無くても作れるANA Cardを作った)一年も使っていれば、ちゃんと履歴が出来るはずだと言ったが、それでも売り込む。多分、ローンの利鞘で利益が出るのだろう。最後に、私 にとってのBenefitをもう一度確認したいと言って、数点リストアップしてもらった。それぞれに、必要でない事を述べ、最終的にローンを断った。結構 しつこいのであった。後は書類作りは極めて簡単。火曜日に自動車保険のIDをFaxする事と、Bank Checkを用意するいうことで完了した。この日はDepositの$250を払ったので、税金も含めた残支払い額は、$22,008.88となった。