2009年8月31日月曜日

パットは不調(29回目)

日曜日に地元のGriffith E. Harris GCでラウンドした。今回は、会社の同僚二人と、妻を入れて4人である。前日の雨の影響で、スタート時点でコースはウェット状態であるが、雨は上がり、午後からは晴れ間が見えてきた。若干暑いくらいだ。

今日は、新しく建てているクラブハウスの骨格と、暫定的に運営しているプレハブの建物を紹介する。暫定営業のプレハブに対して、新しい建物が大きく立派なので、一体何に使うのだろうかと思ってしまう。プロショップにしては大きすぎるし、結婚式場でも営業するのだろうか。

さて、調子であるが、ドライバは、前回のラウンドでも捉まりは良くなったし、スタート前の練習でも比較的安定して芯を捉える事が出来た。実際に、このラウンドでも最初のホール以外は問題ない範囲に収まり、安定感は非常に高まってきたと思う。アイアンは若干引っ掛け気味で、ピンに絡む事が少なく、バーディパットもあまり無かった。原因は非常にウェットなコースの状態にあるようで、それほどの問題とは思わなかった。一番の問題はパットである。

今年になって、妻と一緒にラウンドする事は多いのだが、妻のアプローチやパットが不調になると、どうしてもそちらが気になって、自分のゴルフに集中できなくなる傾向がある。言い訳のように聞こえるが、実際にそうなってしまうのだ。特に、この日の妻のパットは酷い状態で、前半は30パットも打っていた。ほとんどのホールで3パットか4パットである。基本的に長いパットが前に進まず、5mくらいのパットになると逆に大きくオーバーする。また、1mくらいの短いパットも強く打ちすぎて、カップに入らないケースや、1mを半分くらいショートしたりで、距離感が全くつかめていない状況で、何故そうなるのか分析しながらのゴルフとなってしまった。

ラウンド途中で、幾つか聞いてみたら、先日の練習が災いしている事がわかった。練習と言うのは、妻のストロークを安定させるドリルをしたことである。何時も、インパクト以降のストロークが殆ど取らないので、方向性が悪くなる。そこで、テークバックを極端に短くして、フォローを長く取る練習をしたのである。もちろん、フォローを長く取る事が目的なのだが、それが常にそのように打たないとならないと思い込んだらしくて、10mのパットも小さいフォローで打とうとしたので、ショートするのも無理は無い。それがわかってからは、今度は打ちすぎたり、短すぎたりの繰り返しで、終始安定しないパットが続いたのだった。結局、後半はやや持ち直して20パットで済んだが、トータル50パットは恐れ入るパット数である。

それもあり、この日の私のパットは出足から1.5mくらいが全く入らず、ボギーを連発したのだった。

さて、最初からラウンドの様子を振り返る。

1番はドライバを引っ掛けトップで全く飛ばずに、良いところ無しのボギースタート。2番で10mの乗せたが、パット練習なしのために距離感わからず、1.5mショートの上に、パットが普通に打てずにボギー。3番も3打目のSWをショートし、寄せも1.5mショート。これを又してもカップを舐めてのボギー。ここまで短いパットが入る予感がしないくらい調子が悪い。

4番は3打目のSWの距離感合わず、4打目も1.3mに寄せたものの、これも外してダボ。アプローチとパットが噛み合わない。5番のティーショットは5鉄で引っ掛けのミス。寄せも2mにしか寄らず、当然入らずにバギー。6番の長いPar4はセカンドで左手前のバンカー。SWの寄せは完璧に1m弱。なんとこれも右に外してのボギー。不調極まれりである。

7番の短いPar3のティーショットは9鉄。これも引っ掛けてバンカーのエッジ。寄せは2.5mもオーバー。普段なら入るかもと思える距離であるが、この日は全くNG。これもボギー。8番でやっとパット入ったのだった。3打目のAWを5mにパーオン。これを真ん中から入れてのバーディ。しかし9番は2.5mにパーオンしたものの、これもカップを掠めてのパー。今日は8番で入った以外は全くパットが入らず、前半は43も叩いてしまった。

10番はセカンドのAWの距離感合わずにショート。1.5mに寄せたものの、これも外してボギー。11番は4鉄のティーショットが引っ掛けでバンカー。SWのセカンドはグリーンのカラー。10m弱なので、何とか寄せて1パットでボギー。12番はセカンドのSWが若干ダフリ気味で引っ掛けてピン左奥10m。これは何とか30cmまで寄せてのパー。

ここまでパットは不調でも、ドライバは1番の失敗以外は全て普通に飛んでくれたし、安定感もある。

13番は難しいホールであるが、ドライバは比較的良かったが、若干右に出てバンカー。ライは良く、残りは150ヤードの上り。7鉄でクリーンにヒットした球はグリーンオン。しかし、超難しいグリーンでパットが2mもショート。これは当然のように外して3パットのボギー。14番も3打目のSWで3mにオン。バーディーパットは若干ショートでパー。パット以外は調子は良くなってきた。

15番は8鉄で良いショット。ピン左に2.5mの下りラインに付けた。非常に早いパットの距離感がイマイチでラインに乗りながら、10cmショートのパー。16番のドライバも左ラフに外したが距離も問題なし。しかし、若干ライが悪く、残り135ヤードを9鉄で打ったら薄めに当たってショート。グリーン外からパターの寄せは50cmまで寄ってパー。やっと距離感に慣れてきた感じだ。

17番のドライバは若干フック気味で、左のラフ。セカンドの3鉄は当たりが悪く、グリーン手前20m。SWのアプローチがスピンが利かずに5mオーバーしてボギー。最終ホールのドライバもよく、フェアウェー中央。残りは100ヤード。AWで少し強めに打ったが、ライがイマイチで、トップ。グリーンを大きくオーバーして練習グリーンのカラー。SWで木越えのアプローチでダフってショート。1mに寄せて何とかボギー。本当はバーディーを取りたいホールでボギーは痛い。
後半は良いところ無しの5ボギーで40。パットの不調が一番の原因であるが、パットが入らないとアイアンショットやアプローチにも影響する典型的な例となってしまった。

この日は43、40で83.パットも17、16で33.数字だけ見ると、最近の中では少し悪いだけに見えるが、実態は本当に酷い内容で、普段より5つは悪い印象がある。

もう一度パットの練習で良い時を思い出す事にする。

2009年8月26日水曜日

犬のお泊り

先のBlogにも書いたが、8月10日から二泊三日でナイアガラの滝観光に行ってきた。家族が不在の間は、愛犬のPoohは外でお泊り。何時もカットしてもらっているお店で預かってもらったのである。一日一回の運動、餌、水などの世話をしてもらって、基本料金$36+オプション。餌は持参しても良いが、今回が初めてで知らなかったので、餌代と運動をオプションで追加した。写真は、ついでのカットもしてもらって帰ったところ。カットを除いたお泊りは、一日税込みで約$45程度。旅行の家族が一人増えるのと大差ないくらいコストが掛かるのだ。来年2週間も一時帰国する時は大変な出費になりそうだ。

2009年8月23日日曜日

良くなってきたかも(28回目)

日曜日に地元のGriffith E. Harris GCをラウンドした。今回は、妻と妻の友人の3人でのラウンドである。本当は、友人夫婦と一緒の予定であったが、旦那がサンフランシスコ出張で参加できなくなったのである。

天気予報は朝方がShowerで、午後からThunder Storm。しかし、実際には曇り、時々雨で、後晴れ間が出てきたくらいで、湿気が多くて暑いくらいだった。前日からの雨の影響で、フェアウェーはウェットで、グリーンも遅く、コンディションとしてはイマイチだったと思う。

さて、先日購入した新しいドライバ(Taylormade r7 Limited)は、練習の結果(一つ前のBlogに追加)、プッシュするケースが時々あり、飛距離もイマイチだったので、この日のラウンドでは使用せず、次回の練習待ちとなった。今日はドライバよりは、アイアンの出来を中心に見てみたい。

1番はプッシュのドライバの後、3Wのセカンドは引っ掛けで、3打目のSWも3mでパット入らずボギー。2番もプッシュの後、木の下から5鉄で低く出したものの、グリーンまで届かずに寄せも3mでボギー。3番も右にプッシュ気味で、セカンドを5鉄、3打目を6鉄で10mにオン。パットはショートしたものの、2mのパーパットを上手く入れて何とかパー。ここまでドライバがプッシュ気味、寄せが距離感合わずにボギーを連発した感じ。

4番は若干捉まりの良いドライバショットが出て、セカンドも3鉄でグリーン直前まで行き、SWが1.5mに寄ったが、パットのラインが難しくてボギー。5番は5鉄で若干右に出て、微妙にバンカーのエッジに当たって乗らずにバンカー。しかし、SWのアプローチは30cmに見事に寄せてパー。6番のドライバは若干引っ掛け気味で距離が出ず、3Wのラフからも距離が出ず。3打目のAWは狙った通りに打てたが、グリーンが柔らかくてピンに寄らずに止まってしまった。これは予想外で悔しいショットだった。パットも本当に惜しくも入らずにボギー。

7番は8鉄で低く出てピン左手前に5mで、確実にパー。8番のドライバは久しぶりに捉まりの良い当たり。セカンドはライが悪くて、4鉄はトップ気味。次を8鉄で若干短めでグリーンカラー。これをパターで寄せてのパー。9番はドライバを若干引っ掛け気味も、距離が短く、残りをAWで5mにオン。確実に寄せてのパー。前半は、ドライバはプッシュ気味も、大きなミスも無くて4ボギーの40。今日のドライバの出来ではこれが精一杯のスコアだろう。

10番は5Wで若干右もフェアウェー右ぎりぎり。2打目はAWでピン左に6m。右の木の枝が邪魔でピンに真っ直ぐ狙えないのが痛かった。これでも枝をかすめてやっと乗った感じだった。このホールは右に打つとこうなるのだ。パットは安定的にカップに寄せてのパー。11番は4鉄で若干フック気味で、グリーンに直接落ちたが、グリーン左サイドでバウンドして左カラー。10m少々をパターで打つか、AWで打つか迷って、ライの悪さからAWで打ったが、球が上がり過ぎて3mもショート。酷いアプローチだった。これを外してのボギー。12番は珍しくドライバで打ったが、少々萎縮して左に引っ掛け。距離が短くて助かったが、残りは135ヤードで左足下がりのライ。ピンまで下っているので、9鉄で被せて打った球はピンに真っ直ぐ。若干右手前に落ちたが、1バウンドで止まってピン右奥5m。下りのフックラインが完璧に読んだとおりで初バーディー。

13番は、先週OBを打ったホール。左が危険なので、右サイドのバンカー承知で右を狙って思い切ってドライバを打った。若干フック気味で右ラフぎりぎりに残りは150ヤード。7鉄で軽く打ったが、ちょっと当たりが悪く、上りでもあって、グリーンに乗っただけ。残りは15mの超難しいライン。これを2m以上ショートしての初めての3パット。14番は珍しく前にティーがある。いつも通りに打って右に出た球は危うく突き抜けそうになったが、辛うじてセーフ。セカンドは右の木が邪魔であったが、5鉄でスライスを打って、できるだけ距離を稼ぐ事が出来た。3打目はSWでピン手前4m。しかし、上りラインが微妙に足りずにパー。

15番も前にティーがあり、PWの距離。低く出た弾道はピン左手前に落ちて1バウンドで止って2mにオン。下りで速い微妙なスライスラインを入れて二つ目のバーディー。16番のドライバも捉まりが良くて、フェアウェー中央。セカンドは150ヤード弱。ちょっとキツイかと思ったが、8鉄で思い切って打った弾道はピンに真っ直ぐで右手前3mにオン。若干上りの最高のラインであったが、打ち切れずにショートでパー。このホールの8鉄はインパクトからフォローに掛けて右手が上手く使えて理想通りの弾道で打てた。もしかして、これからのアイアンのヒントになるかも知れない感触だった。ただ、再現できるか疑問ではあるが。

17番は長いホールで、それを意識しすぎてドライバが右にプッシュ。木の枝に何度か触れたが、何とか右のラフで止ってくれた。セカンドの3Wは良かったが、それでも65ヤードも残り、3打目のSWも良かったが、距離丁度なれど、バウンドして3mにオン。このパットも際どく外れてのボギー。18番は低い当たりであったが、捉まりは良くて残りは70ヤード。セカンドのSWをテークバックしてダウンに移った時に左のグリップに違和感。左親指に痛みが走ってトップしてしまった。しかしラッキーな事にグリーンカラーまで転がってくれた。さらに運良く、ピンは一番手前で、カップまで7mくらいしかない。カラーからパターのアプローチはラインに乗り、最後にはカップ右側からチップイン。後半3個目のバーディーとなった。この時の2打目のような事は時々起こる。古傷で左の親指の捻挫の後遺症で力を入れすぎたり、負荷の掛かる方向が悪いと痛みが走ってダウンスイングで失敗することがある。今後も注意が必要。後半は、3バーディー3ボギーの35。トータルで75となった。このコース後半のベスト、および18ホールのベストスコアとなった。フェアウェーのコンディションは悪かったが、グリーンが柔らかくて球が止ったことと、ティーが普段よりも前にあるホールが後半に2ホールあったことが幸いした。一方で、アイアンショットも安定的にピンに向かって飛んでくれたために、バーディパットも増えたし、パーパットも楽に行えた事が原因として挙げられる。ドライバは前半良くなかったが、後半は捉まりも良くなって、安定感が出てきた事も良かった。

2009年8月21日金曜日

新ドライバ到着

昨日、新しく買ったドライバが届いた。モデルは、Taylormade r7 Limited, 9.5, Matrix Ozik Xcon-5.5 MOI Graphite Shaft, Stiffである。少々長ったらしいが、米国仕様のシャフトが刺さっている。シャフトの長さは45.5インチなので、少々長い。一方、シャフト重量は60gなので、今までよりも若干軽いかも知れない。最初の写真は、クラブソール側、二枚目がクラウン側、3枚目が付属物とシャフトである。付属物は、ヘッドカバー、重りを取り替えるレンチ、説明書である。シャフトの色はエンジとでも言うのか、赤いシャフトで目立つ色である。

ちゃんと付属品が付いてくると言う事は、最近にしては珍しく新品での購入である。新品のクラブを買ったのは、今使っている5WのRoyal Collection以来なので4年ぶりくらいである。購入は言わずと知れたオークションサイトのeBayである。

さて、先日買ったTitleist 909D2は私の変なスイングにはなじめず、プッシュアウトばかりでOBを連発したお咎めを受けて、しばらく家で眠っていたが、この度無事にeBayにて買い手が見つかったのでした。その代金を元に、新しいTaylormadeの購入となった次第である。

実は、このクラブ2008年末に販売され、今でも注文生産で売られているようだが、世の中は既にR9全盛なので、古いモデルとなり、新品でも$150も出せば買えるくらいに値下がりしている。Titleistの方は中古でも$285もしたので、転売しても新品のTaylormadeが買えると言う訳なのだ。ついでに、余ったお金でTitleistのボール2ダースも買ってしまった。もちろんこちらもeBayである。

まだ、新しいドライバは打っていないが、今日は金曜日。早く会社を出て、練習場に行く予定である。結果は、まだ後日報告するとしよう。

<練習結果>
金曜日は早く会社を出たが、すぐに雷雨で酷い状態。翌日の天気予報も雷雨のためにラウンドは中止し、雨の合間を縫って土曜日に練習に行った。ドライバで20球程打っただろうか。比較的真っ直ぐに飛ぶものの、時々右にプッシュして酷いスライスになる場合もある。それよりも、飛距離が出ない。PRGRのドライバで打った見ると、普段どおりに飛ぶ。飛距離が若干違うのだ。逆風のコンディションなので、スピン量の違いが出たのかも知れないので、一回の練習で判断するのは難しいが、少々気になる結果である。

翌日の日曜日はラウンドであるが、このクラブを使うか微妙な所である。多分、使わないだろう。右にプッシュしてスライスするケースが散見されたので危険である。もう一度練習して判断する事になると思う。最悪時はeBay行きも覚悟必要。

今回改めて思ったのは、今使っているPRGRのすばらしさである。若干引っ掛ける傾向はあるが、捉まりも良く、飛距離も出るし、もしかしたら自分にぴったりのクラブなのかも知れない。見直した次第である。

2009年8月20日木曜日

プリウスのトラブルその2

家族でNiagaraに行った帰り道の事。ガス欠に続くトラブルに遭遇した。

9時半にホテルをチェックアウトして、米国との国境にあるゲートを通過。通関の時には、何日、どこに滞在していたのか、米国で何をしているのか程度の質問に答えるだけの簡単なやり取りで再入国できた。

その後、Buffaloを通り、Rochesterを通過し、NY方面に向かって運転をした。途中は妻も運転を交代し、NJにあるIKEAで買い物をし、寿司屋で食事をして帰宅の途についた。夜も8時を過ぎていたので、暗くなりヘッドライトを付けた時、車のパネルのメーター類が消えてしまった。スピードメーターも、燃料系も何も見えない。ヘッドライトを消すと問題ないが、ライトを付けると消える。車のパネルは、ライトに連動して明るさが変わるので、液晶の明るさ調整の素子が壊れたのかも知れない。スピードメーターは見えないが、ナビにもスピードメーターがついているので、運転に支障はない。そのまま帰宅し、TOYOTAのサービスに連絡して修理の予約をした。

さて、予約した火曜日の朝早くにサービスに持って行った。係りの人に症状を説明した所、実際に見てみようとなった。担当がスイッチを操作、何やら調整をした結果、ライトを付けてもパネルのメーター類はちゃんと表示されるではないか。

そう、問題はなかったのです。簡単な事で、夜ライトを付けた時のパネルの明るさを調整する機能があり、それが一番暗い状態になっていただけなのだ。一体、どこで明るさが変えられたのか?自分が変えたのか?意図的に変えた記憶は無いが、何かの拍子に変わったのかも知れない。心当たりとしては、ホテルのValet Parkingに停めたので、担当が変えたのか?トヨタの担当曰くは、Car Washにでも出したのじゃ無いのということで、結構よくあるトラブルのようで、簡単に直ってしまった。少々恥ずかしい思いをしたのであった。現象から考察すれば、原因は想像できる範囲だったとも言えるし、ガス欠の事もあって、思考が停止していたのかも知れない。まあ、どちらにしてもトラブルじゃなくて良かったのでした。

2009年8月19日水曜日

ドライバはOK、アイアンとウッドが変(27回目)

日曜日は連荘でラウンドして来た。NY地区の有志によるスクラッチのコンペである。以前も紹介した「JGANY」と言う会である。この日は前日からの猛暑が続き、日中の最高気温は華氏100度近かった(37℃)のと、毎ホール待たされるイライラとの戦いだった。
http://connecticut-golf.blogspot.com/2009/07/blog-post_20.html

コースは前回と同じく、Royce Brook GCで、全長6946Yds/Par72で、Course Rate 73.9/Slope Rate 135という難関のコースである。アメリカのコースで7000ヤード級のコースは本当に長い。本当に7000ヤードもあると何ホールかは絶対に届かないホールもあるし、セカンドがウッドになるホールも多い。このコースは長い事以上に、高速グリーンが特長で、ちょっと気を抜くと簡単に3パット、4パットもあり得るコースである。この日も7mくらいの下りのフックラインを一度3パットしてしまった。

さて、懸案のドライバは数回の練習と前回のラウンドで少し改善の兆しがある。この日のラウンドでも、よくなりつつある事は確認できたが、時々チーピンのような、フックのような球筋が出てしまう。また、それを意識すると今度はプッシュスライスが出てしまった。やはり軌道がInside-Outになっているのだろう。

今回のラウンドで、新たな問題として見えてきたのが、アイアンとウッドである。アイアンが引っ掛け気味になったり、ウッドが薄いスライスになったりで、捉まりの悪い球筋極まりないのだ。今回も酷いアイアンとウッドの中をアプローチとパッとで凌ぐゴルフが続いたのでした。その様子を以下に示す。

1番はいつもと違って前のティー。通常の白ティー辺りなので短い。ドライバは真っ直ぐにそこそこの当たりだったが、セカンドの7鉄がダフリ。AWで1mに寄せてパー。2番は若干右に出たが、強い当たりでストレートボール。飛距離も出て、セカンドの7鉄も良い当たり。しかし、若干砲台になったグリーンに50cm届かずに身長以上の高いバンカー。SWで上手く出せたが3mオーバーしてボギー。3番は5鉄と6鉄で迷った結果、6鉄で強振。これがいけなかった。強烈に引っ掛けフックして寄せも失敗でボギー。この6鉄のミスショットが尾を引き、この後のアイアンが狂ってしまったようだ。

3番のドライバもストレートで飛距離も出た良いショット。ところがセカンドの3鉄がトップ気味の引っ掛けでバンカー。9鉄の3打目は少しダフリで30ヤードもショート。SWが寄らずに又してもボギー。セカンドの3鉄が敗因だった。4番も若干フック気味だったが、飛距離の出た良いドライバだった。セカンドのSWも悪くはなかったが、グリーンが硬く、ピン側に落ちたボールが7mも奥に行ってしまった。下りのパットを打ち切れなくて3パットのボギー。ここはやさしいホールなので痛いボギーだ。5番のティーショットも、若干右に出たが強い当たりで飛距離も出ていた。グリーンが砲台でピン手前は思いっきり下っているので、ボールが転がり落ちるグリーンなので、少し大きめとわかっていたがPWでピンオーバー。カラーから寄せてパー。

7番は真っ直ぐに出たが、若干フックの当たり。でも、飛距離は問題ないレベル。ここまでのドライバは最近には珍しく上手く打てているし、飛距離も出ている。練習の成果が出つつある。しかしセカンドの3Wはプッシュ気味のスライス。辛うじてフェアウェーに止まったが、3打目のAWをグリーンオーバーのラフ。寄せが本当に難しくて、ボギー。ここの問題はセカンドの3Wで、これが普通に打てていれば、3打目ももっとやさしくなっただろう。

8番のPar3は実質200Yds。3鉄でグリーン手前を狙ったが、微妙にフックして、手前バンカー。1m右なら完璧だったのに。SWは上手く打てて2m弱。しかし、これが入らない。何時もなら入るのに。9番は若干右に出たし、飛距離もイマイチの当たり。今日一番悪い当たりだった。理由はホールレイアウトが難しく、ドライバの打つ位置が限られるために、どうしても置きにいくような打ち方になってしまう。セカンドの3Wはやはり薄いスライスの当たりで、ピンまで20m以上のバンカー。この距離は本当に難しいバンカー。でも、ライは良かったので、クリーンに打つことにした。このショットは本当に理想的な当たりで、ピン手前に落ちて1バウンドしてストップ。ピン手前1.5mにオンである。しかし、又してもこれを外してボギー。うーん連続して入らない。本当に惜しいホールだった。それにしてもこのホールは難しい。446Ydsもありながら、グリーン周りはバンカーだらけ。

さて、前半はドライバ好調なれども、ウッドとアイアンのミスが響き、入れごろのパットも何度も外しての43。最近の中では悪い部類のラウンドだった。

10番のドライバも若干右に出たが悪い当たりではない。しかしセカンドの7鉄が又しても薄い当たり。3番のミス以来、アイアンが悪くなっている事がわかった。グリーン右手前からAWのアプローチは2mショート。下りのラインを入れてのパー。パター復活。11番のドライバは真っ直ぐに良い当たり。しかし、飛びすぎてラフ。セカンドはベアグランド。残りは100ヤードなので、AWで強振。これがグリーン奥で1バウンドして奥のラフ。SWの寄せを1m弱に寄せてパー。寄せも復活。12番は若干右に出たが、辛うじてラフに残り、池に入らずに済んだ。前回はもう少し右に出して池ポチャだったので、意識しすぎて逆に押し出してしまった。セカンドの4鉄は軽く打ったつもりが、トップ気味の薄い当たりで残りは120ヤード。ここでもアイアンが当たらない。9鉄ののぼりショットも右に押し出してグリーンカラー。これをパターで入りそうになる寄せでパー。

13番のドライバも真っ直ぐな当たり。飛距離も十分に出て、残りは100ヤード。AWのショットはピン横に落ちて、硬いグリーンでバウンドして7mオーバー。パットはカップ周辺で微妙にフックしてバーディならず。連続して惜しいパットだった。

14番は468Ydsと長い、真っ直ぐなホール。左がOBなので、それを意識しすぎたのだろう。ドライバはプッシュスライスと最悪の結果。打ち直しは、若干引っ掛け気味だったが、フェアウェー左サイドに飛距離が出ていた。3鉄が久しぶりに当たり、グリーン手前に落ちて何とか2オン。10m以上のパットの無難に2パットでダボで済んでよかった。

15番は、上りの215YdsのPar3。ここも難しいホール。これを3Wで打ったが、又しても薄いスライスで右手前のバンカー。ピンまで20m以上もある。ウッドが完全に死んでいる状態だ。さて、ボールのライは良いので、9番と同じようにクリーンなショット。これも非常に上手く打てた。ピン手前2.5mのオン。微妙にフックするラインを入れてのパー。パットは本当に復活のようだ。16番は少しプッシュしたが、許容範囲のドライバ。セカンドの4鉄はグリーン手前。AWのアプローチが1mに寄ってのパー。アプローチも良くなってきた。

17番は160Ydsで若干の打ち上げ。6鉄で軽く打ったつもりが、引っ掛け気味。3番ホールのトラウマでコントロールしようとして引っ掛けるのである。しかし、結果的には8mくらいにピン横でニアピンGetだ。ミスショットと思っても、こう言うこともある。これは確実に2パットでパー。18番のドライバも若干プッシュ気味だが、フェアウェー内。ところが、セカンドの3Wがダフリで左バンカー。ピンまで140ヤード以上ある。どうもウッドが重症のようだ。安心して打てないので、薄い当たりや、ダフになってしまうのである。バンカーから7鉄を軽く打ったら、引っ掛け気味で大きくグリーンカラーとラフの境界。SWの刃で打ったが、打ちなれていないために距離感あわずに、下りの難しい2mを残してしまった。パットが復活したとは言っても、これは難しいパットで外してボギー。
後半は1バギー、1ダボ。2ホールを除けばドライバ、アプローチ、パットは良かった。ただし、プレッシャーが掛かるとミスするのと、ウッドのミス、アイアンのコントロールショットが全く駄目だった。それでも、後半は39でクリアし、自信になったのは違いない。

この日のスコアは、43、39の82。前半はミスが多かったが、華氏100度に迫る猛暑の影響か、ほかの人もスコアが悪く、3位タイで終了する事ができた。

2009年8月18日火曜日

PRIUSガス欠か?

8月10日(月)に、家族3人と一緒に自宅のあるコネチカット州グリニッチからナイアガラの滝に行った時のこと。自宅からナイアガラまでは400マイル少々。7時間の車移動だった。

家を出たときは既に300マイルほど走っていて、200マイルほど走ったら給油すれば良いと思っていた。

自宅からは、I-87でNY州の州都であるAlbanyをめざし、Albanyからは、I-90で西に向かい、カナダとの国境にあるNiagara Fallsに向かった。

Albanyを過ぎてしばらく走っていると燃料系の最後の一つが点滅を始め、ピーという音とともに"Add Fuel"という警告が表示される。この時点で、残燃料は1ガロン以上残っているはずなので、通常は40マイルは確実に走れると思っていた。過去の経験でも、20マイル以上走ってから給油しても1ガロン以上あった経験をしていた。

次のサービスエリアまで30マイル程ある。ここは田舎なので、少々サービスエリアの間隔が広いが、まあ何とか大丈夫だろうと思っていたのであるが、サービスエリアまで5マイルのところで、又してもピーと言う音とともに、今度は赤い三角の警告灯がついてエンジンが止まってしまった。下り坂だったので、バッテリーだけでしばらく走り、のぼりに差し掛かった所で、ハザードランプをつけて停止。

一体何が起こったのか、マニュアルと取り出して調べた。赤い警告灯と一緒にHybrid Systemの問題と示す警告灯も一緒に出ていた。もう一度エンジンを掛けたが警告灯は消えない。

ナビで、近くのトヨタディーラーを探したが、本当に田舎なのでディーラーなんて近くにない。いよいよAAA(日本のJAFと同じ)を呼ぶしかないかと思って、最後の望みを託してエンジンをONしてみた。今度は警告灯が消えた。そして、エンジンが動いて充電を始めた。何が理由かわからないが、天の助けと思ってゆっくりと始動。上りの車線を恐る恐る加速するが問題ない。あ~良かったと妻と二人で安堵して、次のサービスエリアまで走ってた。

サービスエリアまで残り2マイルを切った所で又しても赤い三角警告灯が点滅してエンジン停止。充電されたバッテリーを使って、ゆっくりと下り坂を走り、できるだけサービスエリアまで近づけて、上りに差し掛かった所で停止。バッテリーは既に紫色の警告レベルを表示している。残りわずか。この時点ではまだガス欠だとは気づいていなかった。

さっきは、しばらく時間を置いたら復活したので、今度も5分ほど待ってからエンジンをON。しかし警告灯は消えない。しかし、エンジンは動いている。充電をしているのだ。サービスエリアまで残り0.5マイルほど。近くに見えている。最後の力を振り絞って警告灯を無視して走り始めた。

バッテリーは残り少ないが、エンジンは動いているので、何とかサービスエリアに滑り込んだ。しかし、この時点でエンジン停止。残り少ないバッテリーでガソリン給油機までたどり着いて辛うじてガソリン給油。給油ポンプが自動で止まるまで入れたところ、11.321ガロン。仕様書によるとタンク容量が11.9 ガロン。本当に満タンまで入れたらきっと11.9ガロンは入るだろう。これは、ガス欠に違いないと確信した次第。

ガソリンを入れた後は、警告灯も消え、以降の運転は何の支障もなく、ナイアガラまでたどり着けた。そこで、何故このような現象が起きたのか自分なりに検証してみた。

プリウスは下りになるとガソリンがタンクの端に移動し、ガス欠状態に近づき、上り状態になるとエンジンにガソリンが行くようになっている。したがって、ガソリンが少ない状態で、下りに入ると一瞬ガス欠状態になり、エンジンが停止して、警告灯が点灯。しかし、上り車線に差し掛かって、再度エンジンを起動すると、ガソリンが復活する。今回はこれを繰り返したのだと思う。しかし、上りに差し掛かった所で、直ぐにエンジンを再始動したが警告灯が消えなかったのは何故か未だに謎のまま。


さて、ナイアガラには無事にたどり着いたわけで、二つの滝の写真を参考までに。アメリカ滝とカナダ滝の二つ。共に、Skylonタワーと言う100メール程のタワーから撮ったもの。これ以外にも一杯あるが、それは又の機会に。

ドライバの改善(26回目)

先週の土曜日も引き続いて「担ごう会」のラウンドだった。この日は私が二組の予約を取ったので、コースはいつものGriffith E. Harris GCで自宅から10分の至近距離。NYからも、NJからも比較的近いので、参加希望が普段よりも多く、二組では足りず、会長が家庭サービスを優先して不参加となったくらいだ。

同じ週には二度ほど練習場に足を運び、ドライバの打ち方を試してきた。ひとつのヒントとして、クラブを短くもってコンパクトなスイングを心がける。もう一つは確実に左足への体重移動を行う事でチーピンを減らす事。練習では比較的安定的に綺麗な球筋が確認できたが、実際のラウンドは違うものだ。

さて、その成果を試すべく、ドライバ中心にラウンドを振り返って見る。

1番は、最初のスイングという事もあり、体重移動が不十分でややプッシュ気味。右サイドに真っ直ぐな当たり。セカンドの3鉄も真っ直ぐに飛んで4mにオンしての確実なパー。このホールでパーオンする事が珍しい事である。順調なスタートと言えるだろう。

2番は、体重移動に気をつけた積りだったが、若干先っぽに当たって右に出た球がフックボールで戻ってきたセンター。セカンドも確実に乗せてパー。スコアは順調だが、ドライバはイマイチ。体重移動が不十分なのと、左肩の上がりが早いのだろう。煽り打ちは変わらずってところ。

3番は綺麗なドローボールで飛距離も出ている。しかし3打目のSWの距離が合わずに手前のバンカー。これが3mオーバーしたが、下りラインを中央から入れてのパー。本当に今日は順調だ。しかし、好事魔多しと言う諺もあるので注意が必要。

と思っていた4番。ドライバは又しても体重移動が不十分で右サイドのラフ。距離は出ているが、どうしても右に出てします。セカンドはライが悪くてトップ気味でグリーン右手前。このアプローチをトップしてオーバー。寄せも失敗してのダボ。しかし5番は5鉄のティーショットが上手く打ててパー。

長い6番は若干右に出たが、上手く体重移動できてフェアウェー。しかしセカンドが薄い当たりで右手前。急激な下りの寄せが非常に難しく4mオーバー。しかし、これを入れての絶妙なパー奪取。逆に、7番のティーショットは距離が合わず、パットも失敗してのボギー。難しいホールの後のやさしいホールで気が抜けたのかも知れない。

8番Par5のドライバは久しぶりにチーピンで左ラフ。セカンドのミスも3打目でピン奥にオンしてのパー。ここまで3オーバー。しかし9番の易しいホールで又してもミス。ドライバは快心なれど、セカンドのライが悪くSWでトップ。グリーン奥から1.5mに寄せたがパットを外してのボギー。前半はパットに普段の冴えがなく、2m弱を外すケースが何度かあった。結局4ボギーの40.しかしドライバは若干右に出やすいがミスは一度で安定感があった。

10番は5WとPWでパー。11番は175Ydsと普段よりも若干前にティーがあり、5鉄で綺麗な球筋でピン右に2.5m。下りで非常にデリケートなタッチでバーディ奪取。ここのバーディは記憶にないくらい珍しい事である。

12番はドライバ練習のために、初めてドライバでティーショット。左サイドに真っ直ぐな球筋で残りは100ヤード。AWで乗せてのパー。

13番は、私の中では一番難易度の高いホール。その意識が邪魔をしたのか、ドライバが完全な引っ掛けチーピン。左の山の中にOB。打ち直しも若干引っ掛け気味であったが、ラッキーにもカート道に乗って残りが120ヤード。辛うじてダボで済んだ。それにしても、苦手意識があるだけでドライバが一気に駄目になってしまうひ弱さが残っている。

14番のティーショットも当たりは悪いが真っ直ぐに打てた。やはり13番だけ変だったのだ。このホールは、3打目を左に引っ掛けてグリーンオーバーしたが、寄せとパットに助けられてパー。15番はティーが前にあり、PWのショットはピン手前に5m。このパットを寄せてパー。16番もイマイチ芯を外しながらフェアウェー中央。セカンドの8鉄がトップ気味でグリーン手前に外し、寄せを2m以上オーバーしながら、下りのパットを入れてのパー。ここに来てパットの冴えが戻ってきた感じがする。

17番のティーショットも芯を外しながらも、真っ直ぐに打ててフェアウェー中央。200ヤードの残りを3鉄でGood Shot。若干手前に落ちたが、転がってピン左に7m。これを確実に二つでパー。ここのパーも久しぶりな気がするくらい苦手だったが、今日はドライバとアイアンに助けられた。18番のティーショットは久しぶりに芯を食った快心の当たり。残りは90ヤードくらいで、SWでピン手前に2m。しかし、最後の最後でパットが外れてパー。本当に惜しいパットだったが、そうそう入るものでもない。

後半は、1バーディ、1ダボの36.1ホールだけ魅入られたようにドライバでミスが出たが、それ以外は確実なプレーができたし、安定したアプローチとパットであった。トータルの76は、このコースでは自己ベストだと思うし、最近は安定性が上がって来た気がする。

2009年8月17日月曜日

短いコース(25回目)

先週末までは夏休みだったので、久しぶりに再開する。

先々週の土曜日は、いつもの「担ごう会」でラウンドしてきた。今回は初めてのコースで、WallKill Golf Clubである。Manhattanの北50マイルくらいに位置し、地元の公営コースである。

公営コースとは言いながら、立派なクラブハウス(最初の写真)があったり、ホール毎のヤーデージ表示(二つ目の写真)、途中の給水設備がいくつもあって、設備は充実していたので、元はPrivateコースだったのが経営が行き詰まってTownに買収されたのかも知れない。ただし、クラブハウスは結婚式などを行うのであって(この日もやってた)、実際のチェックインを行うProshopは別の写真の通りで、普通のPublicコースと同じである。
さて、コースは保守は比較的行き届いていて満足行くレベルと感じたが、距離が短いのが難点だ。カードやヤーデージ表示の数字と実際の距離が合っていない。全体的に一割くらいは短いのでは無いだろうか。端的な例が12番の476Yds/Par5である。若干打ち下ろしで、ティーショットは快心の当たりとは言いながら、セカンドは175Ydsしか無い。これを5鉄でトップ気味の当たりがピン横のカラーまで行ってた。私の快心の当たりが300Ydsも飛ぶはずもなく、30-40Ydsは確実に短い印象だ。

こう言ったコースなので、簡単にトピックスだけを拾い出してレポートしてみる。

1番はカラーから2パットでパー。2番は、難しい下りのバンカーショットが3mショートし、微妙に入らずにボギー。3番は、5鉄を引っ掛けてグリーン左のラフに行ったが、SWが上手く寄って50cmで難なくパー。

4番も、セカンドで右のバンカーに外したが、これを1.5mに寄せて、下りのラインを入れてのパー。パットは比較的調子が良いようだ。5番はトリッキーなPar5も3打目で乗せて2パットのパー。6番は、ティーショット飛びすぎて右ドッグのホールでラフまで行った。セカンドのAWが距離が足りずに手前。寄せもイマイチでボギー。このコースは兎に角ドッグレッグが多く、第一打の落下地点が見えないために、このようなミスが多い。全体的に見て、6,7ホールで落下地点が見えないので、ティーショットを打てる事を知らせる鐘が備わっていた。ちょっと多すぎる。

7番は、5鉄を若干引っ掛け気味で左バンカー。出すだけで寄せワンで辛うじてボギー。8番は、3打目を9鉄でピン右奥にオン。何とか2パットでパー。

9番は、打ち下ろしで右に極端に傾いたホール。右寄りに出た球は大きく右にキックしてラフ&前の木が邪魔でグリーンが狙えず。9鉄でフェアウェーに出した積りが打ちすぎて深いラフ。3打目もグリーンに乗らず、寄らず入らずのダボ。トリッキーで難しいホールに嵌った感じがする。

10番は、セカンドを9鉄でピン奥にキャリーでグリーンオーバー。寄せが若干短くてボギー。11番は、9鉄をちゃんと打って、ピン奥にオンしてパー。

12番は短いPar5。ドライバは中央に今日一番の当たり。なんとセカンドは175ヤード。5鉄を軽く打ったつもりが若干のトップ。しかし、ピン右のラフ。転がって距離は丁度。3Wで軽く出したピッチショットは下りのラインを転がってカップインのイーグル。距離は実質440ヤード程度なので、普通のバーディ。距離が相当短いと感じた典型的なホール。

13番はセカンドで池越えとなるが、ティーショットの落とし所が見えないため、3鉄で右サイドに安全なショット。セカンドは160ヤード。7鉄のセカンドは完璧で、ピンに向かって真っ直ぐ。1.5mに付いた若干フックラインを綺麗に入れてバーディ。ここまで後半は2アンダー。

14番は寄せが上手く行ってのパー。相変わらず、アプローチとパットに頼っている。15番は、6鉄が右に出て、グリーン右手前のラフ。奥のピンに向かって下りのセカンドはSWで軽く乗せたが、下りラインで止まらずにグリーンオーバー。寄らず入らずでダボ。アプローチで失敗すると目も当てられない。ティーショットさえまともに打てれば問題ないのだが。

16番もショットミスで、寄らず入らずのボギー。17番は、右ドッグで3Wで中央に良い当たり。セカンドのライがディボット跡のために7鉄でダウンブローも若干の引っ掛けでグリーン左ギリギリ。20mを3パットでボギー。これはセカンドのライが悪すぎたので仕方がない。最終18番は、ドライバを中央に良いショットもラフ。セカンドをトップ気味でピン右奥のラフ。アプローチでミスして4mを残してのボギー。グリーンサイドのラフは深くてアプローチが難しい典型的なホール。日本だと簡単なんだが、アメリカのラフは本当に難しい。
結局、後半途中まで良かったが、上がってみたら39.前半の41と合わせて80と言うことで、コースの実質的な距離から見ると平凡なスコアとなった。ただし、途中にも書いたがドッグレッグホールが多く、初めてラウンドすると失敗するケースが多き、このスコアも許容範囲かも知れない。

2009年8月3日月曜日

パターの打ち方

最近になってパターの調子が比較的良くなってきた。但し、例外もあって、先日のCanyon Clubは非常に芝目がきつくパットはイマイチの感はあったのと、Best30の試合が行われたBeaver Brookは芝目が長く、ホールによる差が激しいためにパットの安定感が無いケースもあった。それを除けば安定感があると思う。きっかけは今年二回目のラウンドの事である。

http://connecticut-golf.blogspot.com/2009/04/blog-post.html

このコースは、先週もラウンドしたが、練習場が無いために、アプローチとパット以外にやる事がないのだ。その時に気が付いたのが、腹筋に力を入れて上半身の力を抜く事である。それから、気が付いた時には、この方法を試していたが、先月辺りから若干の工夫が加わって安定感が出てきた。

具体的には、2m前後の距離が入るようになったのである。20mあるような長いパットのセカンドパットは2m前後になる事も多かったり、アプローチが2m前後に付く事も多い。この距離が入ると安定的に70台のスコアが出るのである。

最近始めた工夫とは、ストローク直前の体重の掛け方である。腹筋に少々力を入れて(入れすぎない事)、左足と右足に交互に体重を掛ける様にする事で体重が微妙に左右に移動する。このプリセットルーチンによってストロークのきっかけを作るのだ。この微妙な体重移動が終わって中心に体重が戻ったらすぐにストロークを始める。ここで時間が掛かるようだとやり直す方が良いみたいで。考えすぎはパットには良く無いと思うので、できるだけ早めにストロークを始めている。

重要な事は上半身の力を抜き、腕の力を抜く事。腹筋に力を入れるのは、上半身の力を抜くためでもある。もちろん、下半身の安定性を増す事も意味があると思うが、やはり腕と方の力を抜く事がパットに一番重要な事ではないだろうか。

2009年8月2日日曜日

チャンプとラウンド(24回目)

昨日の土曜日に、NY近辺の日本人達によって30年以上も前から続いているコンペに参加した。初回は1976年頃に開催されたそうですが、その時を知る人はもう一人しか残っていない。

コースは、過去に2回行った事があり、NJの中部から若干北部に位置する、Knob Hill Golf & Country Club。写真はクラブハウス正面で立派な作り、この時期はプール客で賑わっているリゾート施設である。以前のブログでも書いたように、コース周辺は住宅地で、住宅地の中にコースがあると言える。

http://connecticut-golf.blogspot.com/2009/04/blog-post.html

コンペ参加者は9組で36人。先日行われたBest30 Charity Tounamentの上位入賞者から、初心者までおり、ゴルフを通じて友達の輪を広げる事が目的のコンペと聞いている。私も職場の同僚から直前に参加しないかと誘われて、初めて参加した次第。と言っても、同僚は中国人であるが、奥様が日本人で、夫婦でこのコンペに2回前から参加しているとの事。次の写真はスタート前に、練習グリーンで参加者が賑わっている風景である。さて、今回の同伴競技者は強豪揃い。Best30の優勝者と準優勝者、それに、ある現地法人の社長でHDCP6の強豪。スタート直前にオリンピックをやると言われて一瞬やばいと思った。オリンピックという競技は、グリーン上の距離の遠い人から金銀銅鉄と呼び、一回でカップインすると遠い人から高いポイントが付くため、基本的にアプローチとパットの上手な人に有利な競技。当然、今回の同伴者は上手いに決まっている。ただ、私自身もこれらは得意な方で、実力を試すには良い機会と思ったのであった。

自分のショットについては、ドライバの不安定さは続いており、前日の練習では比較的良かったものの、実際にはどうなるか分からない不安を抱えてのスタートであった。不運な事に、このコースは練習場を持たないため、アプローチとパットしか確認できなかった。余計に不安なスタートとなった。ドライバの出来と、ハイライト部分を中心にレポートする。

1番は左にやや引っ掛け気味にラフ。セカンドはライが悪く、4鉄でミスして寄せも失敗してのボギー。昨夜降った雨のため、想像以上にアプローチの球が止まってしまってピンに寄って行かない。2番も同様の低いヒール気味で左ラフ。8鉄でグリーン奥カラーまで運んでパー。3番は9鉄のショットが右に出て、カラーに落ちた球はバックスピンで戻って池の中。何とか寄せてボギーで済んだが、短いアイアンのミスは痛かった。

4番は長いPar4。ドライバはレートヒットを意識した結果右に吹けてラフ。セカンドは6鉄でレイアップした後のSWの3打目はややピンオーバー。しかし見事なバックスピンでピン右2mまで戻ってきた。やはり今日はグリーンが柔らかいのでスピンが掛かる。この2mの下りを綺麗に入れてパー。5番も同様のミスで右ラフ。今度は深い。AWで強振したがラフの影響で引っ掛けて左のバンカー。寄せも失敗してのボギー。6番の200ヤード少々のPar3は向かい風。3Wで軽く打ったが、軽く打つと引っ掛ける傾向があり、この時も左のバンカー。ピンはすぐ近くで下りのライ。寄せは不可能に近く、結局ボギー。

7番のPar5は若干意識して左に行くようにして調整。何とか右セミラフに止まり、6鉄のレイアップでフェアウェー。80ヤードの3打目はSWでピン上2mに落ちたが、強烈なバックスポンで戻りすぎて2.5m。上りのパットはラインを読み違えて惜しいパー。8番は右ドッグレッグで右に行くと池があり、少々意識しすぎた結果、ボールは左。セカンドは175ヤードもあり、4鉄で何とかピン手前10m。無難に2パットでパー。9番は又しても9鉄のショットが薄すぎて左手前。1mに寄せて辛うじてパー。

前半は4つのボギーで、惜しいパットもあったが、辛うじてクリアした感じ。ドライバは右に行く傾向は変わらず、無理して何とか真っ直ぐに打っていた苦しいショットの連続だった。

10番も若干右の飛び出して距離は出ていたが、セカンドは右サイドの木が邪魔。8鉄でスライスを狙ったが、ラフのライが悪く、少し枝に触れたためにピン手前に20m。このアプローチパットは2mもショートしたが辛うじてパー。ここまでパットは安定していて、2m前後はなんとかミスなく入ってくれた。

11番も若干右サイドなれど、辛うじてセミラフで助かった。6鉄でピン手前5mに乗せてパー。12番のPar3は2回続けて失敗している9鉄のショット。若干風があったので被せ気味に強振した結果、ピン真っ直ぐで奥に4m。但し、下りの難しいパットはラインに乗らずにパー。13番は薄く、スライス気味に又しても右。カート道にバウンドしたようで、探し回ってやっと見つかった場所は右のラフ。木が邪魔でピンは狙えない。7鉄でスライスを掛けてレイアップ。ピンまで20ヤードの手前。SWのアプローチはやや大きかったがスピンが効いて3mにオン。下りの微妙なラインを最後の一転がりで入れてのパー。本当に苦しいパーである。酷いドライバをアプローチとパットでカバーしている典型的な例である。

14番のPar5でも右にプッシュ。辛うじてカート道の左側が残り、セカンドは4鉄でレイアップ。110ヤードをPWでピン右手前10mのオン。新しいアイアンはショートアイアンは気をつけないと右に出やすい傾向がある。今のショット軌道が悪いのかも知れないが、ウェッジは問題ないので、アイアンとの相性かも知れない。ここは何とかパー。

15番は200ヤードの下りのPar3。3鉄は右にプッシュして辛うじてバンカーで助かった。でもSWでホームランし、結局寄せも失敗してダボ。どうもSWがクリーンに入る傾向があって不安定である。もう少し練習した方が良さそうだ。

16番のPar5のドライバは右はOBなので意識して左にヒール気味のショット。意識して力を抜けば何とか方向は大丈夫だが力を入れると途端に右に飛び出すのが今のドライバだ。6鉄でレイアップして3打目は70ヤード。このSWを綺麗に3クォーターショット。ピン手前に落ちて1バウンドでストップし、2mにオン。ところが、このパットのラインが読めない。真っ直ぐのようで、フックするか、スライスするか読めない。結局真っ直ぐに打ったが微妙に左に曲がってパー。悔しいパットだった。

17番はアゲンストで右に行くと220ヤード以上飛ばないと池。左に打つか、強打を右側に打つしかない。今のドライバでは右に行く確立が高いので、軽く、意識的にフックを打ち、なんとか狭い左側に落ちてくれた。セカンドの120ヤードを9鉄でピン右に5m。若干下りのフックラインが見事に入ってバーディ。気持ちの良いバーディーだった。

最終18番は若干左に行ったが、フェアウェーに残ってくれた。結局、今日一日で芯を食ったドライバは無いラウンドとなった。セカンドは180ヤードの上り。3鉄で打ったが、左奥のカラー。超速い下りのアプローチは3mもオーバー。この返しがカップ右1cmで止まってのボギー。

後半は1バーディ、1ダボ、1ボギーの38。ドライバは酷い状態だが、アイアン、アプローチ、パットは上出来で何とかスコアになったのだった。同伴したBest30チャンプは、飛距離こそ私と大きく違わないが、安定感があり、長いウッドも素晴らしい弾道で飛んでいく。アプローチも上手なので、無駄なショットが非常に少なく、スコアも素晴らしいものだった。他の人もアプローチ、パットは本当に上手で、私自身も調子良かったにも関わらず、オリンピックでは殆ど差が付かない一進一退の展開だったが、バーディーを量産されてしまって、若干の持ち出しとなった。しかし、このような上手な人達と互角に戦う事が出来て緊張感のあるラウンドであった。ドライバがもう少し安定していれば、もう少し楽なゴルフが出来たかも知れないと思う。