2009年5月29日金曜日

ドライバとスイング改良の歴史

昨日のブログでは欲しいアイアンの話をした。今日はドライバとスイング改良の歴史について。

ゴルフを始めたのが中学1年生の頃。初めて買ったクラブがMIZUNOの9番アイアンで、毎日のように庭でクラブを振っていたし、稲刈り後の田んぼでボールを打ったりした。その影響か、アイアンのダウンブロースイングが完全に身に付き、ドライバのように長いクラブが打てない時期が長く続いた。

大学に入って本格的にゴルフを始めてから、ドライバを打つようになったが、当初はドライバを打つと、まるでアイアンと同じように打ち込んでると先輩から言われたものだ。その結果、ドライバの弾道が低く、プッシュする傾向が強いのと、思い切って振り切れないスイングだった。大学4年の7大学対抗戦(旧帝国大学のゴルフ部7つが集まって行う対抗戦)では、7200ヤード近い西仙台GCでドライバを振らず、スプーンで全てティーショットをしながら個人優勝したくらいで、徹底的にドライバが苦手だった。

それでも、徐々にアッパーブローで打つ事を覚えて、高い弾道の球も打てるようになり、90年代初め頃には金属ヘッドのドライバが主流になった頃には、そこそこ打てるようになっていた。しかし、今度はクラブが寝てしまって、チーピンを打つようになってしまったのだ。チーピンが出ないように、煽りうちを戒めるために、ティーアップしないでドライバを打つ練習なども繰り返してチーピンが出難くくはなっても、大事な時にチーピンで左にOBするケースが何度もあった。
二代前のドライバ(Tourstage X500)

それが5年ほど前に、アイアンが時々びっくりする様な綺麗な弾道で打てる事があり、何が違うのか考えてみて気が付いた事があった。それまではアイアンもドライバもヘッドスピードを上げようとヘッドを走らせる事ばかり考えてスイングしていた。その影響で、インパクト辺りで身体の開きが止まり、グリップの動きも止まって、ヘッドだけが先行するようなスイングになる。結果は悲惨なもので、ドライバはチーピン、アイアンはフックとなって現れた。このアイアンショットを通して問題点と、改善点に気が付いた。ヘッドを走らせるのではなく、グリップを走らせる事でクラブヘッドが返ってしまう事を抑制できるし、ヘッドスピードも上がる事がわかったのだ。また更に、クラブとグリップの一体感を持たせること(説明困難)で方向性も良くなる事がわかったのだ。

一つ前のドライバ(Tourstage RV10)

それ以来、ドライバのチーピンが影を潜め、アイアンのフックも出難くなった経緯がある。その時に使っていたクラブがTourStage X500や、RV10である。RV10は2004/12に中古で買ったが、シャフトがハードで私には少々難しかったし、高反発クラブだったため、2006/7にはPRGR T3ブラック(現ドライバ)に変えた。
確かにチーピンは出なくなり、ドライバが振れるようになったし、安定感も出てきたが、問題は残った。ドライバが時々右に出るのだ(フックして戻るため怪我にはならないが)。また、アイアンの飛距離も思ったほど出ない。これらの問題について、最近気が付いた事であるが、実は5年前に既に分かっていた事なのだ。そう、身体の回転が不十分な事が原因である。インパクトの時に、腰を回転させる事である。私の場合は、体重移動に伴って左側にスウェーするだけで、回転があまり無いのだ。

さて、昨年後半辺りから、時々左腰の回転を意識して練習したり、ラウンドでショットしたりしてきた。しかし、練習量が少ないので、上手く言ったと思う場合と、イマイチしっくり来ない場合が混ざっていて、安定したショットにならない。ただ、ショットの弾道が悪い場合に意識的に腰の回転を行う事で改善される事も多い。先週のラウンドの後半で試した結果、ドライバに劇的な変化があり、飛距離と弾道に大幅な改善が見られた。もう少し練習すれば物にできそうな雰囲気になってきて、楽しみになってきた。スイングが良くなると、新しいドライバが欲しくなるのだ。次回は欲しいクラブ2、ドライバ編を書く予定。

2009年5月28日木曜日

欲しいクラブ

今使っているクラブは、アイアンは97年7月に買ったので、12年になる。ドライバとウッドとパターは3年くらい。ウェッジは2年くらい。要するにアイアンは非常に長く使っていると言いたいのだ。妻に言わせると、「私のクラブは20年以上前のクラブ」となるのだが、彼女の場合は殆ど使っていないのに対して、私のクラブは酷使してきた。そろそろ買い替え時かなと思っている。

特別に不満があるわけではない。買った当時の年齢が39歳。既に50歳を過ぎた身体ではロングアイアンの球が上がりにくくなっている。そこで、3番アイアンを抜き、4番アイアンで球の上がり易い、飛ぶクラブに変えたいのだ。3番を抜く代わりに、7番ウッドを入れる事も検討している。

今使っているアイアンは、PRGR Data-601で、当時から名器と言われたアイアンである。非常に素直なヘッド形状で、それまで使っていたプロ仕様のHONMA FE700と似たヘッドで違和感なく、キャビティのワイドスポットを体現できた。シャフトはカーボンで、それまでのスチールシャフトとの違和感を少なくするため非常に重いカーボンシャフトだった。今現在のスチールシャフトと殆ど同じ重さなのだ。

今、欲しいと思っているクラブは、FourteenのTC-550 Forged、あるいはTC770 Forgedリファインモデルである。日本製で、シャフトはNS-950GHが良いと思っている。仕様を見ると、両クラブ共に、シャフトの重さと長さは今のクラブとほぼ同じ。ロフトが1度程度立っている。しかし、試打した人のレポートだと非常に球が上がり易いと書かれている。(TC770の方は難しいとも書かれている)写真を載せておくが、非常にシンプルなデザインで見た目が良いクラブだ。

さて、このクラブをどうやって入手するか。米国で販売店がある事は確認したし、会社の近くに扱っているショップがあった。しかし、値段は4I~PWの7本セットで1100ドル以上する。日本で買っても7本セットだとTC-550が9万円以上、TC770は10万円以上(実は未だ発売されていない)はするので、仕方がない値段かも知れないが。

そこで、ネットを検索した結果、eBayでは1000ドル以上、ネットショップで、一番安い所が$879.99と比較的安く入手できる事がわかった。日本のヤフオクと変わらない値段なのには少々驚いた。TC770は米国での発売時期は未定だし、TC770は難しそうなので、TC-550の方が良いだろうと思っている。

もう一つの難題は原資をどうするか。妻は最近はゴルフに嵌っているし、自分のクラブは全て新調したので、妻から文句は言われないとは思うが、原資をどうするかの方が課題。娘の修学旅行が中止になり、いくらかは戻ってくるだろうから、それを若干あてにする事と、娘のMacbookを買ったとき、予定よりも200ドル以上安くなったので、それもカウントしておこう。それと、妻のクラブも予想よりも500ドルも安く買えた。これだけ入れれば、900ドルくらいの買い物は許されるだろう。

豚の脅威

日本では豚インフルエンザの蔓延によって、マスク無しでは外出できない雰囲気が出来ているそうだ。今朝のJapanTVで流していたNHKニュースで画像が出ていたが、歩いている人もほぼ全員がマスクをしているし、入社試験の面接で、全員がマスクをしている光景は一種異様である。

さて、こちらアメリカでも豚の影響がある。実は先週、6年生の息子はNature Classroomと言って、キャンプのような4泊5日の旅行があった。しかし、3日目に19人が発熱し、36人が頭痛などを訴えた結果、旅行は取りやめて夜9時に帰ってきた。それ以降、Greenwichの学校関係のホームページでは豚インフルエンザの情報が掲載されている。(写真)

果たして、息子は大丈夫だろうか。心配の様子で学校まで迎えに行ったら、既に発熱がある。38.4℃。高熱である。翌朝は39.2℃。もう間違いなく豚だと思い、病院に行って検査を受けた。結果は陰性。多分ウィルス性の風邪との診断。解熱剤を飲んで終わり。結果的には翌日には熱も下がり、豚でない事がはっきりした次第。

しかし問題は私に起きた。息子の学校で多数の発熱が出た事を会社の社長他に知らせた所、大騒ぎとなった次第。日本の本社からは常に疑わしい事は報告するように言われていたので、実際に報告した結果は、大事になってしまった。私は先週末から微熱と頭痛があって二日会社を休んだのがいけなかった。社長からは、翌日は会社を休んで医者に行き、診察をしてもらう事。又、咳が出ている娘も含めて医者の診断を受ける事とのお達しである。

結局、娘も息子も単なるウィルス性の風邪。私は既に症状も無いので、問題なしとなって一安心。しかし、それでは済まなかった。月曜日のメモリアルデーの祝日の翌日、学校に行った息子は少し咳をしていた。4時間目が終わった所で先生から保健室に行くように言われ、私のところに学校から電話。直ぐに向かえに来るようにとの指示。妻は外出中で対応できないので、仕方なく会社から学校に直行して息子を迎えに行った。

次の日も、未だ息子は咳が残っているのでお休み。そうすると、娘が文句を言う。学校は結構な人数が休んでいると言う。みんなズル休みなのに、何故自分は学校へ行かないとならないのか不満たらたら。確かに、学校の発表では、昨日時点で学校を休んでいる生徒は、229人(全校492人)もいる。前週の金曜日などは260人も休んでいたようで、娘の言い分も分からなくは無い。それでも、元気なら学校へ行けば良いと思うのは親だからだろうか。

実のところ、今週は娘の修学旅行が行われる予定だったのが、豚の影響で中止。でも、それを喜んでいたのは娘自身。3泊4日の修学旅行を楽しむ程の友達は居ないのが理由らしい。その願いが叶ったのだから、素直に学校に行けば良いと思うのだが。

と言う事で、豚の威力は凄まじく、我が家はモロに巻き込まれた次第。現時点ではGreenwichにおける豚インフル患者は16名(学校関係が11名)で、今日は増えていないので、これ以上増えないでくれと願うのでした。

2009年5月25日月曜日

収穫のゴルフ&妻との同伴ゴルフ2(9回目)

今週末はメモリアルデーもあって3連休。日曜日は天気予報がイマイチだったので、月曜日に妻とゴルフに行ってきた。先週と同じGreenwichの公営コースである。写真は、スタート前にスイング練習をしている所。天気は最高に良く、少々暑いくらい。

スタート前の練習ではアイアンはまずまずであるが、ドライバが引っ掛けが強い。逆にそれを意識すると右に出てしまう。真っ直ぐの球筋が出ないのだ。このような日はフラストレーションが溜まるティーショットが続くものである。

予想通りに一番ホールから少し引っ掛け気味の低い球筋で全く飛ばず。セカンドでグリーン近くまで行ったが寄らず入らずのボギースタート。2番は予想に反して良いショットが続いてピンに寄ったがバーディーが入らずのパー。3番は右に出た球がカート道路にバウンドして300ヤードショットにも関わらず、セカンド以降でミスショットを連発してボギー。続くホールも寄らず入らず。次も寄らず、寄らず、入らずでダボ。次も右に出たティーショットがラッキーにもフックして中央に結構飛んだが、セカンドでトップしてボギー。続く2ホールはショットは悪いながら、何とかごまかしでパー。9番のティーショットも少し引っ掛け気味で左ラフ。それでも短いホールで誤魔化しが効いてパー。前半は4ボギー、1ダボの42.予想通りにティーショットが全く不安定なハーフであった。

後半は10番でドライバの不安のため3鉄でのティーショットが右に出て、木の枝が邪魔で乗らず。寄らず、入らずで簡単なホールをボギースタート。11番は3鉄のティーショットでピン奥のカラー。ここから惜しい寄せで難無くパー。12番のティーショットは3鉄を中央に置き、セカンドはオンしてのパー。次の13番のティーショットで少し打ち方を意識して変えてみた。

以前から腰の回転を意識して練習をしてきたが、ラウンドでは安定的に回転が出来ず、どうしても回転が止まって引っ掛けになる傾向があった。ここまでの悪いドライバはこれが原因ではないかと思い、腰の回転を意識したのだ。また、トップからダウンのタイミングが少し早くなっている点もあったので、少しトップを意識した結果、真っ直ぐに飛び出した捉まった球筋でフェアウェー中央に落ちた球は少しランをして、普段よりも20ヤード以上飛んだ。球筋が良い、回転の良い球だった。今日、初めて納得の行くゴルフだった。

続く14番も同じ打ち方をしたら、真っ直ぐに飛び出して、捉まりの良い、回転の良い球筋で飛んでいった。普段よりもやはり20ヤード近く飛んでいた。このホールはセカンドでグリーン近くまで行き、2m弱に寄せてバーディー奪取。

ところが、これに安心したのか、15番のPar3は7鉄のショットを引っ掛け、寄せにも失敗してボギー。16番のティーショットも腰の回転を意識し過ぎた結果、又も左に引っ掛けて、これがロスとボール。普通なら無くなる程は酷くなかったのだが、不運にも見つからず。結果的にダボ。

それでも、17番のドライバは会心の一打。腰の回転が上手く出来て、捉まりの良い、回転の良い球筋で飛距離も十分に出ていた。セカンドも上手く乗せてパー奪取。結構長いホールながら安定した飛距離で楽になったのである。18番も同様に良いドライバでバーディー逃しのパーと安定感が出来た。結果的に後半はロストボールはあったものの、38で回れた。

この日は前回と同様に妻との同伴ラウンド。他の二人は若いアメリカ人夫婦で、この奥さんの方は本当に大変そうで、中々前に進まず、ゆっくりとしたラウンドだった。また、妻のティーショットも前回のような安定感がなく、左にOBをする事が多く、そのフォローも大変なラウンドであった。その影響か前半は自分のショットの悪さもあって、寄せとパットに精細を欠いたゴルフであったが、後半は妻のショットも良くなった事もあり、自分のゴルフに集中する事が出来た。

今回の妻のゴルフで注意する事はアプローチ。前回は、どうしても打ちに行って右手を使ってしまったが、ラウンド前の練習でゆっくりとしたアプローチスイングを練習した成果が少しづつ出てきたようだ。後半はショットも良くなり、アプローチも安定してきた。しかしながら、一日を通じてパットが酷い状態で、打ち方の基本が出来ていない。10mくらいのパットが3mくらいしか打てない事がしばしば。テークバックが出来ないのである。どうも、右手を使いすぎる点を指摘したため、テークバックでも右手は使ったらいけないと思い込んだらしい。左手だけでテークバックするには限界があるので、当然かも知れない。右手を使うのがインパクトである事が伝わらないのでした。

そこで、ラウンド後に、少々パットの練習をした結果、比較的スムーズのストロークできるようになったが、本人は未だ未だ自分でもぎこちないと感じているようである。次回までに練習すると言っているので、期待したいものだ。

2009年5月20日水曜日

妻との同伴ゴルフ(8回目)

先週の日曜日は、本当に久しぶりに妻と同伴ゴルフをした。記録によると1999年8月6日以来なので、本当に10年ぶりのゴルフだった。回ったコースは地元のGreenwichの公営コース。先日妻も年会費を払って会員になったコースだ。他に私のゴルフ仲間にも同伴いただいた。彼は、コースから15分くらいのHartsdaleに住んでいる。とても近いので誘いやすかった。


このラウンド、本人にも緊張感があったと思うが、私も非常に緊張したラウンドだった。自分のショットよりも、妻のショットの一つ一つが気になって仕方がない。先ずはティーショットは前に飛ぶか。セカンドショットはトップしないか。グリーンに近づくとアプローチは打てるか。特にバンカーに入るとひやひや物である。ちゃんとバンカーから一回で出る確率は低いのは分かってはいるが、兎に角出てくれと祈るばかりである。もちろん、それも見越して事前にアプローチ、バンカーの練習はしてある。しかし、練習でもイマイチまともに出ないのである。私の言っている事は実践していると本人は思っているが、客観的に見ると全く出来ていない。本人が気が付いていないのだから教えるのも難しい。そう言う状況で時間切れでラウンドとなった次第なので、安心などしていられない。

結果的には、ティーショットは非常に安定し、セカンドのアイアンも比較的前に真っ直ぐ飛んでくれた。飛距離はそれ程でもないが、確実に飛ぶのは凄い事だ。同伴した友人も驚いたくらいだ。

ところが、50ヤード辺りに近づくと怪しくなる。普通に振ればオーバーするので、コントロールが必要になる。コントロールする程には練習できていない。そこで、テークバックは少しだけ上げる。しかし、それでは距離が足りないと思ってインパクトに掛けて力を入れて振る。その瞬間にスイング軌道が狂って、トップ、ダフリとなる。また、ボールを上げようとして右手で掬うように打ってしまう。これは一番してはならないアプローチの基本なのに、逆をしてしまう。

果たして、グリーンに近づいても中々グリーンに乗らない。右に行ったり、オーバーしたり、全く足りなかったり。残り50ヤードからグリーンまでが一苦労なのだ。

同じ事がグリーン上でも起こる。パットなんてのは、転がすだけなので簡単に見えるが、アプローチと同じで常にコントロールする必要があり、それを行うためには、パットの基本がある。それは教えているのだが、いざ本番となると忘れる。私が教えたのは、左腕とパターは一直線になるようにし、右手は単にボールを打ち出す方向に軽く押すだけと言うもの。しかし、実際には右手とパターが真っ直ぐで、左手は一直線になっていない。インパクトの瞬間には右手で打ちに行く。左手は添えているだけ。右手と左手の使い方が全く逆なのだ。その結果、距離と方向が全く合わない。

とは言え、ドライバは絶好調。特徴的だったのが、レディースティーからでも160ヤードくらいある長い11番のPar3でドライバを一閃。ボールはややドローしながらグリーンにキャリーでオン、転がって一番奥に切ってあるピンを4m程越えて1オンである。普通なら軽くパーなのだが、ここからが冷やせ物。最初のパットは1.5mくらしか行かない。ああ、絶好のパーチャンスなのに思った次のパットが入ってしまった。このホール私はボギーでオナーを取られてしまったのだ。

さて、私はと言えば、ドライバは比較的好調で、アイアンはやや不調でグリーンを外す事が多く、アプローチとパット頼み。しかし、ここで書いたように妻のショット、パットが気になって自分の集中できない。パット数36が示すように、まったく寄らず、入らずで少々フラストレーションが溜まるラウンドとなった次第。このように自分の下手さ加減を妻のせいにしている事自体が情けないが、次回からは妻は慣れるので、私も気を使う事なく、自分のゴルフが出来るだろうと期待している。

若い!

この写真。実は27年ほど前の写真である。大学の4年か、大学院に入った頃だと思うが定かではない。81年~83年に掛けて毎年、ゴルフ部の合宿を石川県の朱鷺の台CCで行ったので、そのどれかの年のものだ。

今と比べて体の線が細いし、髪の毛も多い。もちろん20歳代前半なので若いに決まっているが、結構躍動感のあるスイングだし、インパクトの腰の開き方や、体重移動なども良くできたスイングだと思う。やや右足踵の上がり方が早いかなと思う程度である。

当時のドライバは、PowerBiltのSuper Citation。青木功プロが使っていたのと同じクラブで、結構シェアの高いドライバだった記憶がある。もちろんウッドで、フェースには3つの小さな丸い金属が埋め込まれていた。三つ目のフェースとして有名だった。シャフトはスチールで重いクラブだった。長さは43インチだったと思う。

その重いクラブを振って、フルバックから回る時のコースの長い事。殆どパーオンはしないため、常に寄せワン狙いとなり、必然的にアプローチとパットが勝負を決める事になる。当時のアプローチとパットは今よりもずっと上手だったと思う。クラブが進化してショットが良くなった反面アプローチパットが下手になった。結果的には当時と今ではスコア的に差が少ないのは皮肉な事である。

当時の学生ゴルフは、たぶん今も同じだと思うが、セルフ用の軽いキャディバッグを担いで36ホールをラウンドしていた。それも夏の暑い時期である。当時は既に水を飲む事は必要と理解されており、数ホール毎に水を補給していた。それでも、真夏の36ホールはきつい。特に、ゴルフシューズを履いているために、足に負担が掛かる。36ホールを終えて、シューズを脱いだときの爽快感は今でも忘れられない。また、靴擦れで足の豆をつぶして、血を流しながらのラウンドも厳しいものだった。

81年にここで初めて合宿をした時、75、80のラウンドは記憶に残っている。80は普通としても、75は当時の実力としては非常に良いスコアだったし、既に4年生で現役から退いていた中にあって尚ゴルフ部では一番良いスコアだった。まあ、それだけレベルの低いクラブと言えたかも知れない。

こういった古い写真を見て当時を懐かしむのは、既に老齢に入った証拠かも知れない。でも、若いって良いですね。学生時代がやはり懐かしい。

2009年5月15日金曜日

E-ZPASS

日本では高速道路が週末に安くなるとかでGWは大渋滞したらしい。但し、この割引はETCに限るそうで、ETCの申し込みが殺到して製造が追い付かないとか。カーショップも、ETCは売れても儲けは少ないようで、特需があってイマイチ歓迎していないとも聞く。
さて、アメリカの高速道路はFree Wayと言われて全て無料と思われがちだが、さにあらず。私の住んでいるコネチカット州は全て無料だが、New Yorkや、New Jersey州では有料の高速道路が沢山ある。特にNJでは幹線道路が有料となっていて、ゴルフに行くときには、いつも徴収されている。

このような状況で、NYやNJでは高速料金を自動的に徴収する仕組みが存在する。E-ZPASSと呼ぶ。日本のETCと同じである。しかし、その申し込みや取り付けは極めて簡単。E-ZPASSのホームページに行き、名前、住所、クレジットカード番号などの入力する。1週間もするとE-ZPASSの受信機が自宅に届く。8cm四方くらいで厚さが1.5cm程度の白いプラスチックの装置で、車のフロントガラスにくっ付けるのだ。そのための両面テープが付属し、テープと装置はマジックテープのようなもので脱着可能になっている。必要な時には取り外して別の車で使う。但し、別の車には装着のためのマジックテープが付いていないので、E-ZPASSゲートを通る時に、黄門様の紋所を示すが如く正面に向けてあげるだけ。本当にアメリカらしい簡単な仕組みなのだ。写真の画像がそれで、ルームミラーの裏側に取り付けてあり、助手席から見た所。

で、料金の支払いは、クレジットカードで最初に$25の引き落としがありDepositされる、Depositされた額から毎回使った分だけ差し引かれる。Depositが0になると、改めて$25がクレジットカードから引き落とされるという本当に簡単な仕組み。もし、装置をなくしたら、盗難に合った場合は、ホームページから届けを出すと、装置が無効になる。比較的安全になっている。

また、この装置は借りているが、最初のDepositの$25以上は取られない。装置は購入する必要がないのも良い所。但し、毎月$1は利用料として取られているようだ。この辺りは使っている人も知らなかったりするので注意が必要だ。不要になれば返却すれば良い点も楽だと思う。

カーナビ

私の持っているカーナビは、こちらではGPSと言われていて、非常に小さな、持ち運び可能なナビである。車のフロントガラスに付けているので、必要な時には別の車にも付けられる便利なツールである。

大きさは、3.5インチのモニターなので、非常に小さい。でも、ナビとしての役割は全く問題ない。これで$200程度で買える。最近は少し安くなって、$150くらいでも同じ製品が買えるようになっている。日本でも、売っているそうだが、皆が使っているとは聞こえてこない。こんなに安くて機能のある製品が流行らない理由がわからない。私の想像だが、最近の車は装備が豪華になっているので、初めから装備されていて、新規に外付けを買う必要がないからではないかと。

さて、このカーナビ。定期的にソフトウェアが更新されている。今週、メーカーのGarminのホームページからUpdate用のソフトをダウンロードして、何が更新されているか見てみた。地図自体は無償のアップデートは無かったが、音声の日本語版が出ていた。私が買った時点では日本語はサポートされていなかったが、この一年で追加されたようだ。

さて、日本語の音声データをインストールし、日本語音声にセットしてみた。確かに、道路の案内が日本語で行われる。しかし、言葉の最初の部分が非常に曖昧なのだ。例えば、0.2マイル先を右という場合、英語だとPoint two milesと言うが、日本語ではどうも「点2マイル」と言っているように聞こえる。「零点2マイル」と言えば、もう少しわかりやすいが、零が無いと本当に聞き辛い。本当の所は何と言っているか不明なのだが、聞き辛い事は確かで、英語に戻した方が良いかも知れない。今までも、英語で何も不便は無かったのだから。妻に言わせると、ナビの英語だけは理解できるようになったらしい。

2009年5月14日木曜日

妻とゴルフー2

先日、妻のクラブを見に行った事は書いた。その後、eBayでクラブのセットを調べた結果、TalormadeのDrawモデルが女性用としてフルセット(3ウッド+8アイアン)で売られている。この値段が安い。11本のクラブで$490くらい。送料を入れても$500ちょっと。予想より安く買えるので、妻に確認して速攻で発注。発注後2日後には自宅に届いた。

届いたクラブで早速素振り練習。次の日には近くの練習場に行って練習したそうだ。本当に気合が入っている。日曜日には、二人でGreenwichの公営コースの練習場で球打ちをし、バンカーショットとラフからのショットの練習。基本が出来ていないので、アプローチの基本を教えたのだった。中々理解は難しいようであるが、少しずつ向上している気がする。

その後は、自宅のリビングの絨毯でパットとアプローチの練習。アプローチは普通のボールでは危ないので、ゴルフボールと同じくらいのスポンジのボールを代用。外で練習したアプローチのコツを試してもらったが、本当に難しいようだ。クラブヘッドがグリップよりも遅れてボールにヒットするレートヒットの感覚が今までなかったようで、クラブヘッドが早くに降りてくる。その結果、ボールの手前で地面に当たってしまうのである。これはアマチュアに多いミスで、アプローチでザックリする一番の原因ではないだろうか。

このように、毎日練習するようになった。その理由の一番は、知り合いから続けてゴルフの誘いが有ったためのようだ。最初の誘いは日程が合わずに断ったが、続いて別の誘いがあり、今週の金曜日にGreenwichのコースでラウンドするらしい。その上、日曜日の午後には私とのラウンドもしたいと言う。熱が入ると止まらない妻の性格から、一ヶ月くらいは続きそうな気がする。しかし、一度ラウンドで辛い思いをすると直ぐに熱も冷めるかも知れない。昔の事だが、靴擦れで酷い思いしてしばらくゴルフをしなくなった事もある。

私としては、今ほどの熱は入れなくて良いので、程よく興味を持っていただき、時々は練習やラウンドに行って頂ければ、私のゴルフにも寛容になってもらえるのかもと期待している。

2009年5月12日火曜日

再びの寿司屋

日曜日に地元の寿司屋に家族で食事に行った。先月にも一度行ったKira Sushiという所。量が多いためか地元民に人気の寿司屋らしい。
この日は母の日と言う事もあって、朝から炊事は全て私の仕事。夜は妻の慰労も兼ねて、寿司屋に行く事になった次第。6時半過ぎに到着したら店は満席。予約が無いため10分程待つ事に。着いた席は入り口の直ぐ横で、あまり良いとは言えないが仕方がない。写真にあるように、店は小さくて40席少々だろうか。若干アジア系の人も居たが、日本人は全くいない。

今回のオーダーは、子供たちが刺身(と御飯)。前回、息子がオーダーして最後は残すくらいのボリュームだったのに気を良くしたのか、今回は娘もオーダーした。後で気が付いたのであるが、酢飯もオーダーできるようだ。次回は刺身に酢飯が良いかも知れない。それじゃ、単なるチラシ寿司じゃないかと言われそうだが。

妻がオーダーしたのは、Lava Rollと言って、海老フライと、ロールの上にツナやトビ子など様々なものが乗っているロールである。一見派手な印象があり、少なめかなと思うが食べると量があるそうだ。ではLavaって何かと思って調べてみたら、溶岩だそうな。ロールには、Volcanoのような火山系の派手な名前を付ける傾向があるので、その一種なのだろう。確かに、ドレッシングが掛かっているところは溶けた溶岩に見えない事もない。

私のオーダーは、チラシ寿司。酢飯が薄く敷かれていて、その上に刺身が一杯載っている。写真で見ると殆ど刺身定食で、御飯は申し訳程度なので、少々贅沢なチラシ寿司である。実は奥の方には酢飯の上に大根のツマも乗っている。チラシの場合はこれは不要な気がする。どちらにしても、日本で食べるチラシを想像すると間違える。これにプラスして冷酒をオーダーしたのは言うまでも無い。

チップ込みで$115。日本の回転寿司と比べると高いかも知れないが、ボリューム満点でアメリカで食べる寿司としてお勧めできる。

2009年5月11日月曜日

はや一年

現在の家に引っ越して丁度一年が経った。昨年の5月9日に引越しをした。昨日、家の周囲の写真を取った。一年前と比べてどうかと思った次第だが、違いはどうだろうか。大きな木の花が今年の方が、少し沢山咲いている感じがするくらいで、感覚的には、あまり変わらないと思うが、一年経って生活にも慣れた事で、気持ちは大分と違う気がする。

こちらは今年の写真

家に関しては、この一年で色々な経験をした。家や、設備自体が古いので、様々な事が起こったのだ。
・冷蔵庫のポケットが壊れていて、ビンビールがポケットが落ちて割れてしまった。
・冷蔵庫から水が漏れる。二日に一度程度であったが、今は漏れなくなった。
・ガレージの自動シャッターが壊れた。二つとも駄目で、大家さんが新しいシャッターに交換してくれた。でも、片方のシャッターはレールとの摩擦抵抗が大きく、時々しまらなくなる。手で押してあげると問題ないが。
・ボイラーが壊れて動かなくなった。最初は9月末で寒くなかったので問題なし。二回目は11月中旬で死にそうなくらい寒かった。半日で修理完了。どうも、石油がなくなると壊れるような気がする。それ以降は問題なし。でも、冬の間は何時壊れるか不安だった。
・トイレの水を流した後、止まらなくなる。2階のトイレで最初発生したが、こちらは水が止まらないだけで漏れはしなかった。今は何故か改善。問題は一階のトイレ。3月末に起きたが、2週間程度で改善。ところが、昨日から再発。一度元栓を締めて、再度緩めると問題なく止まる。ほおっておくと水が少しづる漏れる。トイレが水浸しになる恐れあり。少々面倒。

こちらは一年前の写真

こんな感じで、マダマダこれから起こりそうな予感。本当の一番の問題は燃料費が高い事。ボイラーが古くて効率が悪いのか、家が隙間が多いからなのか、燃料費が馬鹿にならない。一番寒い時期は一ヶ月に$800以上も掛かる。今は燃料は安くなったが、昨年の夏みたいに高くなったら、倍になるかも。来年の契約更新時には引っ越すかも知れない。ガスに変えてもらえれば今の半額程度になるようなので、大家さんと交渉次第かも。

2009年5月9日土曜日

霧のゴルフ(7回目)

今週は地元GreenwichのGriffith E. Harris GCに行ってきた。珍しく会社の人とのラウンドである。スタートは10時20分。自宅から10分程度なので、9時半に自宅を出て、コースに着いて、練習をする予定である。しかし、自宅を出る時点から既に霧が出ている。コースに近づくについて少し霧が濃くなる。

練習を始めた時点で、100ヤードの看板が薄く見える程度の霧。その先は全く見えない。それでも、前の組はスタートしている。ちょっと否や気分である。40球練習ショットをしてから、グリーンでパット練習。とてもグリーンが重い。直前なで雨が降っていたせいかわからないが、芝のカットが長い上に、水が出ているので、重くなっているのだろう。

予定通りにスタートした時は視界130ヤードくらいには改善していたが、未だ先は見えない。ティーショットは問題ないし、セカンドも見えないなかでグリーン近くまで行ったが、雨に濡れたラフからの3打目をダフ。その後の寄せにも失敗してダボのスタート。2番も重いグリーンに距離感が全く合わずに3パットのボギー。3番でグリーンカラーからのアプローチパットが上手く行って何とか初パー。でも4番でまたもやグリーンカラーからのアプローチパットが全く寄らずにボギー。今日は重いグリーンの距離感が合わずに、悩みそうな雰囲気だ。

5番当たりから霧が晴れてきてグリーンが見え始めた。風の弱く、所々に水に濡れている点を除けば、コンディションは非常に良くなってきた。この5番は寄せてパーの後、6番のセカンドでラフに沈んだボールを無理してウッドでチョロ。雨上がりと言う事もあって、無理すると必ず失敗するコンディションである。それでも、残りの175ヤードを5アイアンで3mに寄せてボギーで済んだ。7番は短いPar3でパー。8番Par5は4打目のグリーンカラーから又してもパットに失敗してボギー。本当にアプローチパットが寄らない。遅いグリーンの着いていけないのだ。そんな中でも、9番のセカンドは150ヤードの若干打ち下ろしを8アイアンで1mに寄せての初バーディ。前半は、5オーバーの41.まあ、最近の調子では普通の出来だった。

後半10番のセカンドはグリーン中央に乗せ、5mのパットが入って連続バーディ。しかし、11番の長いPar3では目玉のバンカーショットに失敗してのダボ。この後、12番、13番、14番とパットの失敗が原因で連続ボギー。やはり、長いパットやアプローチパットが全く寄らない。特に、14番は10mくらいが全くのノーカンで3mもオーバーしてしまう。どうも、後半からは日が差してきて、グリーンの乾いた部分が早くなっており、前半の感覚で強く打ちすぎているようであるが、調整が全く効かない。

15番のPar3でパーのあと、16番も長いパットを辛うじて2パットで連続パー。17番のPar4は444ヤードと長く、アゲンストのホール。ティーショット完璧でも、残りは210ヤード。ウッドはややヒールでグリーン手前のラフ。寄せもパットも駄目で結局ボギー。18番もティーショットは良くて、105ヤードのセカンドをAWで2mに寄せ、最後はバーディーで締めくくれた。後半は4オーバーの39.トータルで80なので、最近の調子からすれば良い方かも知れない。兎に角、バーディーが3つあったのが収穫である。

また、ドライバが比較的安定してきたし、どうすれば真っ直ぐ打てるか何とか無く思い出したようだ。アイアンも短いのは方向、距離も良くなってきた。問題はパットで、遅いグリーンになると、いつもの事だがショート傾向が強くなる。今日も、グリーンカラーからの寄せに失敗するケースが多く、無駄なパットが多すぎた。でも、安定感は出てきたように思う。

2009年5月8日金曜日

二度目のヤンキース

今週水曜日の夜、家族と一緒にヤンキースの試合を見に行った。先週に続けての観戦である。前回は5時15分に会社を出たら既にHywayは渋滞モードだったので、今回は少し早めの出発。5時に家に着き、家族一緒に出かけたのは5時5分。途中で若干の渋滞はあったが、基本的には問題なく運転できた。

また、先週は球場の近くの駐車場で、球場に着くまでと、帰る時に渋滞が酷かったので、今回は高速を降りた直ぐの所のオープン駐車場にした。球場までは若干距離はあるが、渋滞が少ないだろうとの狙いである。結果は上々で、高速を降りたら本当に直ぐに駐車場に入れた。球場までは10分程歩き、6時15分頃には席に着くことが出来た。ちょっと早すぎるくらいだった。

写真は、実際の席から取った画像で、前回のブログではヤンキースサイトで見る事ができる3Dの画像だったので、比較してみた。実際の画像は3Dより少し高い位置から見た感じになるが、3Dも大よそは実態に近い雰囲気の画像と言える。

この日も松井君は4番DHでの先発出場。第一、第二打席ともに良い当たりでヒットを飛ばしたが、その後は音なし。少々多い位置からだがズームで撮影した写真を載せておく。

試合は、7回までは松井の頑張りだけで、ヤンキースが盛り上がる事が殆ど無く、7回終わった所で、9時20分になったので帰宅に付いた。球状を出た途端に少し雨がパラツキ始めた。でも駐車場までは全く問題なし。駐車場を出る時に、若干出口で時間が掛かったが、道路に出たらいきなりの雨。いやあ、ぎりぎりのタイミングで球場を出た事になる。この後は、得に渋滞もなく、10時半には自宅に到着。今回使った駐車場は行きも帰りも便利な場所で、今後もここにしようと思う。

とこで、帰宅してスポーツニュースを見ていたら、8回の裏に雨の中をヤンキースが同点に追い付き、延長戦となった模様。結局は10回に1点取られて負けたしまったが、試合に関しては面白みの無い展開だったと思う。また、気温も低く、今度来る時は暖かくなって、ビールの美味しい季節にしたいと思った。

2009年5月4日月曜日

満開の桜

ママロネックの桜。妻が噂で聞いた桜を是非見たいと思って2週間が経った。
2週間前に最初に行った時は未だ蕾も固かった。1週間前に行った時は蕾がほころび始めていた。さて、昨日の日曜日には見事に満開となっていた。しかし残念ながら午前中から雨。雨が降り始めるまでに行こうと思ったが、10時には既に雨が降り始めていた。港公園には少しの人がいたが、普段の賑わいもなく、寂しい満開の桜となった。きっと前日の土曜日は天気も良かったので絶好の花見となったに違いない。

写真は、満開の桜を近距離かた撮影したもの。いわゆる八重桜で、大きめの花が何重にも咲いているので、ソメイヨシノに比べても賑やかな印象がある。また、色も赤みが強いので、華やかさもある。きっとアメリカ人には、このくらいの派手な桜が良いのだろう。しかし我々日本人は、わびさびの世界観があるのか、ソメイヨシノのそこはかとない色味が心地よく感じるのだった。とは言え、ママロネックの桜は本数も多く、賑やかで綺麗であった事は記憶に残った

2009年5月1日金曜日

ヤンキースを見た

先週木曜日にYankeesの試合を見に行った。会社の同僚3人と一緒だった。私に取って初めてのMLB観戦である。家族は先月、Bostonに行っており既にMLB観戦は経験済み。今回カメラを忘れてしまったので、Yankeesのホームページでチェックできる3D画像を添付する。

会社を5時15分に出てNY方面に高速で向かった。しかし、この時間は渋滞の時間帯。いきなり渋滞が始まっている。それでも、10分程で渋滞も解消し、車は多いが何とか球場近くのインターチェンジまでたどり着いた。

しかし、高速の出口は渋滞。球場の近くの駐車場までは直ぐ近くであるが、中々進まない。結局、会社を出てから1時間20分程掛かっての到着となった。それでも試合開始の30分近く前なので余裕。駐車場を出て交差点を渡ると球場の表玄関。ダフ屋もいるし、Yankeeesのユニフォームを着た熱狂的なファンも多数。我々のようなおのぼりさんも居そうだ。日本人らしき人たちも若干見かけた。

我々の席は左翼二階席の最前列。入り口は少々遠いが、歩いても5分くらい。ゲートの入り口では持ち物のチェック。この日は雨が降りそうなので、傘とレインコートをリュックに入れて入ろうとした。しかし、バッグは大き過ぎるので持込禁止と来た。どうすりゃ良いのか聞いたところ、近くに駅があるから、そこのロッカーに入れてくれと言う。ここに来て、それは無いだろう。しかし、自由の女神の中に入る時もそうだった事を思い出した。文句を言っても仕方が無いので、駐車場に戻ってトランクに入れる事にした。私だけ駐車場に戻り、再度球場の入り口に着いた頃には丁度試合開始時間。

ゆっくりと階段を上がり、二階席に着いた時には既に1点取られていた。MLBの野球観戦は試合その物を見るよりも、雰囲気を味わうものなので、別に一部が見られなくても良いが、試合開始の雰囲気は見てみたかった。

この日は、Raysの先取されて、Yankeesが追いつくパターンで、8回表まで4-4の同点が続いた。試合としては緊迫感があり、Yankeesがチャンスになると異常に盛り上がる所はNYの雰囲気が楽しめた。その中でも、1回裏に松井が同点タイムリーを打った時は結構な盛り上がりだった。究極の盛り上がりは、8回裏にDerek Jeterが逆転のタイムリーを打った時だった。NY一番の人気者のJeterのタイムリーは盛り上がらない筈がない。

結局、9回裏にはリリーフのRiveraが出てきた試合を締めくくったので、10時過ぎには試合終了。ここから駐車場まで歩き、駐車場から車を出すまでが大変。当然のように一斉に帰宅するので大渋滞。会社の駐車場に戻ったときは11時半。何とか、その日のうちには帰宅できたが、NYの野球観戦は夜遅くなる事を覚悟必要だった。

実は、今週は家族でYankeesの試合を見に行く予定にしている。雨も心配だが、夜遅くならないうちに帰宅するためには、最後まで試合は見られないだろう。まあ、先にも書いたように、雰囲気を楽しむ、一種の観光イベントなので、それも良しとしよう。今回はカメラを忘れたが次回はちゃんとカメラ持参で写真を撮ってきたいと思う。