2011年1月30日日曜日

大雪、寒波、そして、たこ焼き

1週間ぶりの更新です。昨年後半から忙しさのためか、更新が滞りがちで、週に一回になりつつあります。

クリスマスの時期にNYでも稀に見る大雪が降ってから、寒波の襲来、再三の積雪でお疲れ気味です。
先ずは、先週末から週明けにかけて到来した寒波です。1月24日の最低気温は、華氏-11度(-24℃)でした。通常は華氏で一桁(Signle Digit)の気温(-13℃くらい)になると寒いという感覚なんですが、私が米国に来てから初めて華氏のマイナスを経験しました。会社に到着した頃の気温が華氏7度ですから、大分と暖かくなってますが、朝起きた時は刺すような寒さでした。

翌日は早朝からの雪。もう少し降ると会社もCloseですが、未だそこまでの雪で無いので無理してでも出勤というわけです。でも、高速道度は大渋滞です。1時間少々掛けて会社に到着でした。

この日は大した雪ではなかったのですが、木曜日には又大雪です。早朝から3時間掛けて雪掻き。やっと出勤するところの写真がこれです。車庫の前は車が動けるように、雪を取り除いた周囲には雪の山です。自分の身長くらいになると、これ以上の雪掻きが難しくなります。もう降らないで欲しいですね。

やっと長い一週間が終わって、週末はたこ焼きを作ってみました。

大阪生まれの大阪育ちの私にはたこ焼きはオヤツと同じですが、アメリカに来てからは作る機会もなかったのですが、12月末に通販でプレートを買いました。それ以来、時々家族で作って楽しんでます。

この日は普通の大阪風のたこ焼きと、醤油味を作りました。下記の写真普通のバージョンですが、醤油味は醤油を少々入れすぎたためか、焦げ過ぎの感じでイマイチでした。食べかけの写真で申し訳ありません。

最後に、買い物途中でお洒落な車のナンバーを見つけました。犬の絵が入ったナンバープレートはCTではオプションで選べまして、番号は100DOG - 999DOGが通常のオプションですが、番号もオプションで、"DOGGYS"とは恐れ入りました。

2011年1月23日日曜日

ラーメン


今日は久しぶりにNJにあるMITSUWAに行ってきました。昨日、スノーマンさんのブログ(こちら)を見て、急にラーメンが食べたくなったからです。
勿論、色々と買い物(日本酒は重要な一つ)をしますので、ラーメンだけが目的じゃない事は言っておきます。

で、食べたのは、いつもの山頭火の醤油味(豚骨)チャーシュー麺です。このラーメンは、スープとチャーシューはとてもお気に入りなのですが、麺が細麺で、茹で加減が難しいので、イマイチ好きになれません。元々は、横浜家系の太麺が好きなので、食べる前から麺だけはチョットという感じなんですけどね。(写真見ると食べたくなるでしょう)

因みに、昨年の後半から掲載する写真は、若干コントラストを上げて、見た目の印象に近い色に補正しています。また、明るさも補正していますので、特に食べ物の印象が良くなっているかも知れません。
コンデジ(Compact Digital Camera)で撮った画像はどうしてもダイナミックレンジも狭いし、レンズも悪いしで、見た目の印象が画像に反映されないため、折角の場面が伝わりにくいんですよね。でも、一眼レフ買うほどのカメラオタクじゃないもので、コンデジで済ませています。

2011年1月14日金曜日

消える魔球

新年になって初めてのブログ記事です。ここのところ急に忙しくなって、ブログどころじゃなかったのです。

さて、「消える魔球」と聞いて、直ぐにイメージできる人はどの程度いるでしょうか。私の世代か、少し若い世代の男の子であれば、殆どの人は知ってるでしょう。そうです、アニメ「巨人の星」で主人公の星飛雄馬が投げる大リーグボール2号の事です。

この魔球は、バッターの直前で突然消えて、次に現れるのはホームベース上と言う事で、バッターからすれば絶対に打てない魔球なわけです。

この魔球の原理は非常に複雑で、主人公の父である星一徹がジャイアンツ時代にあみ出した「魔送球」を縦に変化させる事で、地上すれすれのボールが地面の土を巻き上げ、ボールを隠すと言う物です。

でも、それだけじゃ消えないんですね。最初の写真にあるように、投球の時に高く上げた足が巻き上げる土煙の中をボールが通る際に、ボールの縫い目に土が入り、バッターの直前で、ボールから土が外に出ます。ボール自体が自分で土煙を巻くと同時に、地面の土煙の相乗効果で完全に消えるという、なんとも奇想天外な、だけれども、子供心には納得感のあった理由が付けられていました。

で、そんな説明をする事が今日の主題ではないのですが、ある光景を見て、この消える魔球の謎を思い出した次第です。

雪の降った翌朝、会社に行く途中にハイウェイを走っている時に、突然前を走る白い物体を見つけました。でも、煙に包まれて何が走っているやら見えないのです。次の写真は、少しして離れていった白い物体を遠くから撮影したものです。私が見たときは、全体が白くて何が何やら分からなかったのですが、暫くして近づいた時には、次の写真の通りでした。

トラックの前を走る白い煙に覆われた車が見えます。一部に黄色い車体の色が見えます。

この車は、スクールバスだったんですね。

スクールバスは前後に長いので、屋根に積もった雪が、風圧で飛ばされて周囲を白い煙のように煙幕を張ってたんです。結構な量の雪が積もっていたので、永遠と雪煙を撒き散らしながら走っていたのです。2枚目と3枚目の写真でも、地面を雪の粉が舞っています。気温が低いために、雪が融けないで、地面を這うように飛ぶんです。

雪煙を撒き散らすバスの光景は、まるで消える魔球が自分から土煙を上げるが如くでして、感動した次第です。きっと記事を読んだだけでは、この感動は分からないですが、残念ながら写真を撮るタイミングを逸したのが残念です。

もし、吹雪が吹いていて、周囲も雪煙に覆われていたら、消える魔球と同じで完全に消えてしまうかと考えるワクワクしてしまいます。でも、本当にそうなったら、車が見えないのですから、ぶつかる事は間違いないでしょうね。

本当につまらない事に感動したtrimetalでした。