今週日曜日は毎月行われるスクラッチコンペのJGANYがありました。
#今日はカメラを忘れたために、写真はありません。
このコンペは、先ほど行われたBest 30 Charity Golf Tournamentの開催コースと同じコースですので、慣れたコースですが、私はイマイチ不得手と言うか、距離が厳しいコースです。
コースは、NJ中北部にあり、フェスキューラフや、バンカーが多数あり、リンクス風コースでして、Course Ratingは73.6と難しいコースです。まあ、私に限らず皆さん難しいと思っているようですが、飛距離の出る人はそうでもないようです。
Course Length:6946Yards/Par72(36,36)
Course Rating:73.6
Slope Rating:132
2ヶ月くらい前から、ショートパットのストロークがスムーズに出来ず、特に2歩前後の入れたい距離が全くカップすらかすめずに、泣きたくなるようなパットが続いていました。
過去のブログを読んでいて、少し試してみたい方法があり、今日のラウンドでやってみました。
それは、調子が良かった頃に書いた記事(こちら)です。
大きく二つあります。
(1)腹筋に力を入れて、できるだけ上半身や腕の力を抜いてリラックスする。
(2)ストローク直前の体重移動の繰返し(リチューアル)。
この二つですが、以前は(2)が重要と思ってましたが、今回の緊張した時にストロークがスムーズに行かないのは、腕や上半身に力が入るからかもと思い、それなら(1)が効果的かも知れないと思った次第です。
そこで、徹底的に(1)の方法を試しました。上半身、腕はできるだけ力を入れないでゆっくりストロークする事に注力しました。
結果を書く前に、今日のコンディションですが、前日からSevere Stormの予報が出てましたが、スタート前から怪しい雲行きでした。果たして、14番プレー中に稲光と共に、ゴロゴロが始まり、結局コースはCloseとなりました。本日のコンペは13ホールでの競技となりました。
さて、スタート前から天気がイマイチと言う事で、風が強い、最近の天候不順でコースが少々ウェット、時折雨が降ってくるなどのいくつかの悪条件が重なり、結構難しいコンディションだったと思います。
さて、スタートはまあ普通のドライバショットでスタートし、233ydsのセカンドが上手くグリーンに乗るという最高のショットでした。しかし、15歩のパットが打ち切れずに大きくショートしての3ぱっとスタートでした。セカンドパットが3歩も残ってしまったので、パットミスはありませんでしたが、確実に入る距離ではなかったのです。このスタートホールは本当に長い(482yds/Par4)ので、絶好のパーチャンスでしたが、ここは長いパットミスでした。
2番のドライバもマズマズで、セカンドも上手くグリーンを捉えて、何とかパー奪取できました。ここのセカンドパットは半歩程度で緊張する距離ではありませんでした。
3番もパーオンできて、セカンドパットの一歩はちょっと緊張しましたが、思ったよりもスムーズに動きました。
4番のバーディパットは4歩で、緊張する距離でした。そのためか、下りで早いラインだったためか、少々打ち切れず半歩ショートしてしまいました。まあ、確実にパーを取ったという感じですね。
5番は、ティショットをバンカーに入れましたが、残りは90ヤード少しで、52度のウェッジを短めに持って軽く合わせただけで、ピン横3歩にバーディチャンスでした。この距離は滅茶苦茶緊張するところでしたが、腹筋に力を入れて、上半身、腕の力を上手く抜く事が出来ました。距離、方向共に非常に上手く打ててバーディ奪取できました。本当に嬉しいパットストロークでした。久しぶりの感触でした。
6番の下り9歩のパットは早いラインで難しかったですが、ここも上半身の力を抜いて、ゆっくりをふり幅だけ気をつけてストロークできました。上半身の力を抜くのは安定感が出ますね。
7番は、ティショット、セカンドもイマイチでしたが、短いPar5でしたので、3打目の104ydsが勝負でした。ここは52度のウェッジを普通に打ったのですが、ちょっとだけ引っ掛けてしまった、思ったよりも距離が出ました。その結果、奥に乗って上りの9歩が残りました。スライスラインの難しいパットでしたが、距離、方向が最高に上手く打てて、二つ目のバーディ奪取でした。これはオマケのバーディでした。
ところが、8番の200yds/Par3はグリーンオンして、8歩しかないパットだったのですが、カップ周辺が難しいラインで、それを意識しすぎて、2歩も残してしまいました。そして、未だ難しいラインが残ってしまって、結局外してしまいました。でも、ストロークは悪くなかったし、カップも舐める程度に微妙なタッチでしたので、満足なパットでした。
9番はセカンド以降でミスを連発して、グリーンオンしたのは、5打目で未だ10歩も残った下りのラインでした。でも、下りラインになると、上半身の力を抜いたゆっくりのストロークが上手く行くんですね。なんとこれが入ってしまって、ラッキーなダボでした。
前半は、2バーディもあったため、8番、9番のミスがあったものの、39で上がれました。この日のコンディションからすれば、上出来なハーフでした。
10番はセカンドのミスで簡単にボギーでした。11番のセカンドも悪くなく、少しショートしただけで、手前カラーからカップまで9歩のバーディパットでした。しかし、これが少し強すぎたのか(ちょっとだけバーディパットを意識したかも)、若干引っ掛けもあって2歩近くオーバーしてしまいました。この2パット目で、テークバックがグリーン面を擦ってしまって、一瞬止めようかなと思ったですが、そのまま打ってしまいました。方向はピッタリだったのですが、距離が足りずに5mmショートでボギーでした。でも、ストロークは悪くありませんでした。
12番のPar5は、3打目が3歩に付きました。上りのほぼストレートで、今日のパットを試すに絶好のバーディパットでした。結果は、非常に上手くストロークできて、カップ中央から入ってくれました。
13番は雨も降ってきて、風もきついなかで、30歩も残ったアプローチを半歩の距離に寄せる事ができてパーでした。
結局、14番のセカンド地点で恐ろしい稲妻が厳しくなって中止となりました。
後半は、パットのミスもありましたが、バーディパットは上手く打てました。大事な事はストロークがスムーズに打てた事で、2ヶ月悩んできた問題は顕著には現れませんでした。腹筋に力を入れる事で、腕の力がセーブされ、ストロークの緊張感が緩和されるのかなと感じました。
青ティのコースレート/スロープは73.6/132、パーは36・36=72です。
1 4 △ 0 15S-3B(3putt)
2 4 - 0 13S
3 3 - / 12S-①
4 5 - 0 4S
5 4 ◯ 0 ③
6 4 △ 0 9S(23)
7 5 ◯ 0 ⑨
8 3 △ / 8S-2B(3putt)
9 4 □ 0 ⑩(25)
10 4 △ 0 9S(24)
11 4 △ 0 2S(9)
12 5 ◯ 0 ③
13 4 - 0 ①(30)
14 4
15 3
16 4
17 3
18 5
39(17)・18(6) = 57(23)
この日のアプローチは13番を除いて寄りませんでした。
パットは、出だしは恐る恐る打ってたので、ショートが多かったと思います。ですので、下りのパットが比較的上手く打てたと思います。
やはり一番良かったのは、4歩以下のパットでストロークが普通に打てた事です。さらに、3歩のバーディパットが二つも入りました。あと、9歩と10歩が入ったのはオマケですが、ストロークが良くなって方向性が改善した成果かも知れません。
兎に角、ショートパットの恐怖が軽減された(未だありますが)事は大きな成果でした。
結局、JGANYコンペは13ホールのスクラッチ戦で、楽々優勝できました(3打差)。実は未だ2回目の優勝ですが(初回はこちら)、コンディションが悪い中で、9番のミスを除いては安定したゴルフが出来た結果だと思います。今後はもっと勝てるかも知れません。パットさえ入れば。
10 件のコメント:
こんにちは。
長いですねー、1番ホール。
12番ホールと長さほとんど変わんないですね。
今晩上げる記事のコースで黒ティーからラウンドしてみましたが、私にはちょっときつかったです。(^^;
それにしてもパットが戻って何よりでした。
件の記事、思い出しましたです。(^^)
書いとくとまた引っ張り出せるし良いですね。
それで思い出したのですが、
人間の腕ってパターと比べるとすごく重いんですよね。8kgとかそんなぐらい?
パター16本分相当ですかね?
昨日もTV見てたらカプルスが15yぐらいのチップショットの時に、「腕を振るんだよ。他はどこも動かさない。腕の重みで。」って言ってました。
デーブ・ペレツも、「dead arm」ストロークをする。腕はすごく重いんだ。って書いていたと思います。
いやー、しかしこれで鬼に金棒ですね!(^^)
Zさん、
いつもコメントありがとうございます。
仰るように1番と12番では距離は殆ど差が有りません。12番の方が、グリーン前が急激に上がっているので、2オンが難しいですね。それでPar5なんでしょうね。
今回も1番でセカンドの233ydsが乗ってくれました。自分でも驚きましたが、ちゃんと3パットして帳尻合ってますね。
さて、今回は、不安ながらも試した結果が上手く行きました。それについて、Zさんのコメントからも、方法論として間違っていない事がわかり、安堵しました。
私の場合は、イップスのレベル以前に、単なる緊張感で腕の筋肉がスムーズじゃなかっただけなので、脱力によって改善されたのだと思います。本当のイップスなら簡単には治りませんからね。
それから、二つの方法論のうち、リチューアルについても試していますが、今回の問題の本質解ではなかったと思います。ただ、リチューアルは短いパットでは効果的な事が過去の経験でわかっているので、継続していきたいと思います。
すみません!(^^;
パットの復調に喜び、雷で中断かぁー。と思ってしまって、最後のところを流してしまいました。
・・・優勝おめでとうございます。(^^;
Zさん、
いつもコメントありがとうございます。
そうなんです。13ホールですけど優勝だったんです。まあ、天気予報もイマイチで参加者も少なかったのと、18ホールじゃない点で消化不良の部分はありますが、確実にゴルフの内容は良くなっていると思います。
ショートパットのヒントをありがとうございます(^^)。
そう言えば忘れてました。私の場合は「重心を下げるイメージ」で上半身の力感を減らしていたのを思い出しました(^^)。気合いと根性ばかりが先行して、上半身のリラックスができていなかった可能性大です(^^;。
腕がスムーズに動かなくなると、ラインもタッチもなくなってしまうので、まずはスムーズに動かせるアドレスが大事ですね! 今度、試してみます!
ジンちゃん、
こんにちは。
ゴルフって、皆さんそれぞれが自分流と言うのがありますが、本質は同じなのかも知れませんね。
私の場合も、腕に余計な力が入って、緊張感が高まった時にスムーズに動かなかっただけなんだろうと思います。
私の処方箋が少しでも役に立てば幸いです。結果を期待しております。
こんにちわ!
パットに自信が持てる、持てないでは大きな違いがありますよね。
かなり、感触が良かったんですね!
私も、今日プレーしたんですが、4歩のパットは下りも上りも良く入りました。
この前一緒にプレーした+2hdpのLaurenの軽いグリップをみた事が、とても参考になりました。
trimetalさん、どうしても安定したバンカーショットが出来ませ~ん!
ご指導おねがいしま~す!
スノーマンさん、
ごきげんよう。
やはり軽いグリップですね。一時期は、左手主導で結構強くグリップしてたのですが、元々がガツンと打つタイプじゃないので強いグリップは緊張した時には悪さをするみたいです。緩いグリップはその点で安定感があると感じました。
安定したバンカーショットの秘訣は、
・フェースを少し開き、
・バンスをボールの手前にぶつけ、
・そのままフェースを返さないで振りぬく。
これだけでSWのバンス効果のお陰でボールは綺麗に飛び出します。ボールの手前ぶつける強さで距離が決まりますので、練習して下さい。
無理にボールを掬い出そうとか考えず、ボールの手前にバンスをぶつけて、振りぬくだけです。少々手前でも、バンスがあればボールは飛んでくれますよ。
本当は、バンカーの砂の固さや、地面の固さなどで色々と打ち方を変えるテクニックは必要ですが、上記の基本を守れば大きなミスはないと思います。
trimetalさん、ありがとうございます。でも、これらの事を考えてスイングするんですが、どうしてもボールをヒットしたあとに、力を抜いてしまい振り切る事がなかなか出来ないでいます。
ショットの前に一応言い聞かせるんですが、やっぱりアジャストしようとしているのか。。。
もっと、意識して練習してみます。
そして、また報告させていただきますね。
スノーマンさん、
特に振りぬく必要は無いですが、インパクトで止めない事さえできれば大丈夫だと思うんですよね。
旦那さんはどのように言いますかね。実際のスイングを見ないと何が問題なにかわかりませんので、一番近くにいる上級者のメッセージが一番効果的かと思います。
ある程度hdcpの少ない人なら、バンカーは全く問題ないと思うのです。バンカーが苦手な人は、ストロークを止める事と、バンスが使えないケースが重なるように見えます。どちらかが出来れば、とりあえずボールは出ます。両方できれば距離感を調整できると思います。
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