2009年1月2日金曜日

PC高速化

先日のブログで書いたように、新たにもう一台のPCを組み立てるために、少し高速版のCPUを購入した。最初に購入したCPUがE7200(2.53GHz)で、新規に購入したCPUはE8400(3.0GHz)である。クロック数にすると20%程度のUP。CPUのクロック以外にFSB(Front Side Bus)のクロックが1066MHzに対して1333MHzと高速なので、これも高速化に寄与しそうだ。

さらに、FSBのクロックを上げるオーバークロックも試してみた。元々マザーボードの対応するFSBが1333MHzなので、CPUよりも先にマザーボードが動かなくなりそうだ。結局のところ、20%UPのオーバークロックまでは動作する事が確認できた。その結果、CPUの内部クロックは3.6GHzで動作するようになった。実はマニアの間では、もっと凄いオーバークロックを行うために性能の高いマザーボードが存在し、それを使ってCPU電圧を上げたり、CPUを水冷にしたり、極端な例では液体窒素で冷却する事で、3.0GHzのE8400でも5.0GHz以上のオーバークロックも行われているようである。しかし、そこまでのマニア&オタクでない私には無理な話。

一方、マザーボードだけではなく、メモリもオーバークロックで動かなくなる。今回購入したメモリのうち、高い方のメモリでは20%程度のクロックアップでは問題なかったが、安い方のメモリは15%程度で動かなくなってしまった。やはり、メモリの性能は値段にも影響されるようである

結局のところ、20%のオーバークロックでベンチマークを実施した。CPUベンチマークの一つで有名な素数計算プログラム(SUPER PIE)で100万桁の素数を計算する時間を計ってみた。E7200のオリジナルクロックでは約20秒程度掛かっていた計算が、3.6GHzのE8400では13.0秒という結果が出た(写真)。30%以上の高速化を達成する事が出来た。まあ、実際にPCを使っていて、CPUの高速化を実感する事は殆どなく、精々ビデオ画像の変換の時に分かるくらいである。次に、二つのディスクを使ったRAID(ミラーディスク)を試した結果を報告します。

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