2009年1月23日金曜日

プリウスの燃費

12月12日に待望のプリウスが納車されてから毎日通勤に使っている。年末年始は休みのため、一ヶ月以上経った段階で、未だ1000マイル弱しか走っていない。昨日、3回目の給油をした時点での、燃料消費量を纏めてみた。

Gallon Miles  MPG(Miles/Gallon)
7.790 303.5 39.0 (16.5 Km/L)
8.395 353.4 42.1 (17.8 Km/L)
7.645 334.3 43.7 (18.5 Km/L)

納車された時には完全に満タンでなかったので、最初の数字はやや悪いが、それ以降のMPRは42を越えている。私の住むコネチカット州では、MPRのカタログスペックが40以上だと自動車取得税が掛からないという法律があるくらいで、40以上は燃費効率が良い車となっている。(そのために、6%の取得税は免除されました)

プリウスのカタログスペックは、

一般道:48MPG (20.3 Km/L)
HyWay :45MPG (19.0 Km/L)

ですので、実燃費としては、そこそこの数字だと思います。もう一台のHONDA ACCORD(日本のINSPIRE)の平均は、20MPGですから、倍以上です。それと、真冬は悪くなると言われているので、非常に健闘している数字だと思います。

しかし、カタログ値も、実燃費も、日本風のKm/Lに直すとイマイチに見えますね。日本の規格によるカタログ燃費は確か、35.5 Km/L。これには、二つの理由があると思う。

一つは、アメリカのガソリンのオクタン価が低い事。こちらのPremiumガソリンが日本のレギュラーというレベルですので、アメリカのレギュラーガソリンは、パワーが出ないために、日本よりもガソリンを食う傾向があると思う。もう一つは、カタログに載せる燃費測定の規格が、日本の場合、アメリカの方法よりももっと現実からかけ離れている(アメリカ版も現実と違うと言われていますが)事にあると思う。

さて、一ヶ月乗ってみて、気がついた点を書いてみます。

・プリウスに乗ると、アクセルが思い切って踏めなくなる。当然燃費の良い車だと言われているので、できるだけガソリンを節約したいと言う意識が働き、高速道路を走っていても、上り坂でアクセルを踏めなくなる。一番の理由はモニターにリアルタイムの燃費率が出るのが原因かも知れない。そのお陰で、本当に安全運転になりました。これだと余程運が悪くない限り、事故は起こさないでしょう。

・元々パワーが無くて、アクセルを踏む勇気も萎えているために、いつもトロトロ走っていて、ややフラストレーションが溜まる。その代わり、もう一台の車に乗ったときは、ものすごいパワーがあと感じる上に、アクセスをより踏んでしまう。逆に危険度が増す。ちょっと怖いと感じる事もある。気をつけないとね。

・通常、エンジンが温まった状態で、交差点などで停止するとエンジンが止まっているのですが、本当に寒い日(-5度以下くらい)だと、エンジンが温まった後でも、エンジンが止まることが殆ど無くなる。そのために、街中の燃費が悪くなる。きっと夏場は、市街地の方が燃費が良くなるように思う。

・Smart Keyが装備されているので、キーを車のイグニッショに刺す必要がなくエンジンを掛けられる。これに慣れると、普通の車が面倒になるくらい。

・バックするときは、画面に後ろの様子が映し出されるが、それを見ているとバックができないので、普通は見る事は無い。しかし、縦列駐車の時に後ろの車との距離感を見るには非常に役立つ。結果的には、役に立っているのでしょう。

こんな感じで運転しています。

パワーが無い点は当初の予想通りですが、40MPRを越える燃費が稼げるので、満足しています。今は、ガソリン価格も安くなり(48円/L程度)、なお一層燃料費が掛からなくなりましたので、ちょっと遠く(NJのMITSUWA)の買い物も気になりません。暖かくなって、燃費率が50MPRを越えるかどうかが楽しみです。

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