2010年6月29日火曜日

天の川~

以前、幻想的なスペースシャトルの打ち上げ風景を写真で紹介しました(こちら)。今日は、同じくゴルフ仲間の某I氏得意の天体写真シリーズです。今度はもっと綺麗で、壮大ですよ。


最初の一枚は、6月上旬に、NYの山中にあるYMCA Frost Valleyで撮った銀河(天の川)の写真です。丁度大きめの流星が入っています。よく見ると、もう一つ小さな流星もあります。

ご存知かと思いますが、天の川の左右にある明るい星は、こと座α(ベガ=織姫)と、わし座α(アルタイル=彦星)です。

ただ、こちらの写真は露光が上手く行かず、建物が非常に暗くなり、後処理で何とか明るくしたのですが、イマイチとご本人の弁がありました。

そこで、2週間後に、同じ所から、今度はばっちり露光も調整して撮ったのが、次の写真。


いやあ、本当に天の川ってこんなに綺麗に見えるのかと再認識しました。建物も綺麗に撮れています。

その次も感動物で、撮影中に巨大な火球が出現したそうです。


その瞬間は周囲が明るくなったくらいで、火球が消える直前に少しだけ明るさを増しているのが写真でもわかります。絵に描いたような流れ星ですね。また、大木とのコントラストも見事です。

最後は、北極星を中心にした、星の日周運動です。木が浮かび上がってきますね。

北極星中心とは言っても、実際には北極星は地球の自転軸から1度少々ずれているので、微妙に中心から外れているのがわかりますよね。そんな事言うと夢が無くなるので止めておきます。


こんな写真を撮るのは大変でしょうが、見る立場からはもっと一杯見たくなる出来映えではないでしょうか。

4 件のコメント:

mei さんのコメント...

trimetalさん、、、コンバンハ☆゚.。+((ヾ(*´ゝω・)ノ ))+。.゚☆

こんなに 素敵な天の川 観た事がありません。

とっても 素敵な画像 ありがとうございます。

こちら 日本では いつも七夕の時期は 雨が・・今年も・・・怪しい~(汗)

yspw さんのコメント...

いやー、素晴らしいですね。

写真の上手な方って言うのはこういう楽しみ方をなさっているのですね。

ベガ、アルタイル、もうひとつ明るいのはデネブでしたっけ?
(小学生時代の記憶でいまひとつ・・・。(^^;)



私、方向音痴なので、太陽を頼りにしているのですが、夜のために北極星の探し方をずいぶん練習しました。(笑)

南半球に行ったら困るなぁ。(笑)


ドライバー、レンジで打つんじゃなく、コースで打たないと判らない部分たくさんありますよね。
同感です。

trimetal さんのコメント...

meiさん、

いつもコメントありがとうございます。

日本では、こんな天の川は見る機会は殆どないですね。山の中でないと無理でしょう。

それと、七夕の季節は丁度梅雨ですからね。その点、アメリカは絶好の季節です。また、写真貰ったらブログに載せたいと思います。

trimetal さんのコメント...

Zさん、

毎回ブログチェックいただき、ありがとうございます。

この写真を撮った某I氏は、特に天体観測にのめり込んでまして、10インチ望遠鏡を幾つも持ってます。最近は写真にも嵌っているとか。何時も綺麗な写真を見せてもらってます。

それから、仰るようにデネブ(はくちょう座α)と一緒に夏の大三角形を作っています。冬程には目立ちませんが。

私は若い頃に、結構星に興味があったので、今でもこんな写真を見ると思い出します。

南半球に行っても南極星に該当する星は暗くて殆ど見えないようですね。また、南十字星もイマイチ暗くて感動はないですね。

南半球で一番感動したのは、オーストラリアで見たオリオン座で、北で見るのと上下が反対なんですね。考えてみれば当たり前なんですが。