2009年7月29日水曜日

ゴルフ虫に噛まれた

最近、ゴルフ虫に噛まれて大変な事になっている。このフレーズは、夏坂健さんの著書で使われているフレーズである。しかし、これは私の事ではない。私の場合は35年以上前に既に噛まれており、慢性化していた。自分では軽症と思っていたが、アメリカに来てやや症状が重くなっているかも知れないが、大きな変化ではない。

最近ゴルフ虫に噛まれたのは妻である。このブログを読んでいる人なら分かると思うが、5月頃からゴルフを再開した。最初は私が常に一緒に練習したり、ラウンドもした。6月頃からゴルフの知り合いが出来て、練習、ラウンドに行くようになった。また7月になって、新たな患者さんとお友達になり、一層重篤な症状を呈してきたのだ。

最近は、週に二回くらいラウンドする事もあり、徐々にではあるが腕も上がってきた。パターの打ち方や、ラフの打ち方も少し上達し、無駄なショットも減り、スコアも上昇している。昨日のラウンドでは、Par3で10を叩いた以外はパーもあって、60、55と言うスコアも出ている。

但し、バンカーだけは未だ打てないようだ。砂が重いと言う。当然だろう、砂は芝生より重い。ところが、ボールをトップした時のホームランを恐れて思いきって振れないらしい。その結果、小手先だけでバンカーから出そうとして何回も失敗を続けるらしい。昨日の10はPar3でバンカーに入れて、何回やっても出なかったそうで、途中からは頭が真っ白になるようだ。これは女性に限らずバンカーが苦手な人に往々にして発生する突発的な病気なので、確実にバンカーから出す処方箋は比較的簡単だと思うのだが。

ゴルフ虫のお蔭で私もゴルフがしやすくなったのは良いが、これ以上病状が重くなり、それが覚めた時の反動が気になる。妻は基本的に熱しやすく覚めやすい性格だ。ブログも昨年の夏から始めて今まで続いていたのが不思議なくらいだが、ゴルフ虫に噛まれてからと言うもの、一ヶ月ブログの更新が途絶えている。本人に言わせると、ゴルフが忙しいらしい。ゴルフ虫による熱病が覚めた途端、私のゴルフも禁止令が出ない事を祈るのみなので、症状を抑える薬を飲ませながら、少し熱を冷ます事が必要だと感じている。

では、熱を冷ますにはどうするか。一番手っ取り早いのは、酷いスコアを出させる事。毎々ベストスコアを更新するように上達していると、一層重篤になる事は必定。どこかで冷や水を浴びせる必要がある。かと言って、酷すぎるスコアは逆効果にもなるので危険である。一つの方法として、バンカーショットの打ち方練習と飛距離アップのスイング改造に取り組むのはどうかと思う。これをやり始めると、最初は絶対上手く行かない。しかし、どこかで開眼すると今よりは上達する。適当に熱を冷ましながら、上達も出来るだろう。今週末辺りから試してみよう。

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