日本に行く直前の日曜日は、毎月行われるJGANYというスクラッチコンペでした。コースコンディションも悪くなってきているのもあってか、参加者が少なくなる時期で、この日は16人と少々寂しい人数でした。でも、NY地区で唯一行われているハンデなしのガチンコ勝負は緊張感があって好きです。
コースは、毎度おなじみのNJ中北部にある、Royce Brook GCで、リンクス風で、バンカーが大きく深く、フェスキューラフも険しい、少々難易度の高いコースです。
Course Length:6946Yards/Par72(36,36)
Course Rating:73.6
Slope Rating:132
このコンペ、8月、9月と2ヶ月連続で優勝していまして、一時期苦手意識の有ったコースなんですが、ドライバやアイアンの調子が上がって来てからは、比較的上手くラウンドできるコースになってきました。
ただ、この日は前日と同様に、10m/s前後の風が吹いていて、さらにエアレーションでグリーンに砂も入ると言う極めて難しいコンディションでしたので、スコアを崩さない事を第一に心がける必要のある一日でした。
今回、ホールの写真はありませんので、ちょっとだけプレーの様子を書いて見ます。
3番の171yds/Par3は斜めの逆風でしたので、少し大きめの4鉄だったのですが、流石に風で流されて、且つ距離も届かずに、グリーンの左手前でした。カップまでは23歩程度で、花道も綺麗に刈られていたので、パターで転がしましたが、エアレーションをしたグリーンは一筋縄では行きません。出足は良かったのですが、途中で砂の多い場所や、小さな石ころでボールが転がらず、3歩もショートしてボギーでした。こんなコンディションは、SWでアプローチするのが鉄則かも知れません。
7番もティショットは斜めの逆風、セカンド以降は真っ向からの逆風です。
ティショットはフックして、セカンドは風に負けまいと力が入ったのですね。見事なトップで、3打目は未だ135ydsくらいあったでしょうか。またも逆風で力が入って引っ掛けて左の木に当てて、木の下に落ちました。残りは100ydsくらいで難しい距離じゃないのですが、枝が少々邪魔。仕方なく9鉄で低めに軽く打ったつもりだったのですが、距離を間違えたか見事に大きく、グリーンをキャリーで超えてバンカー。これ以降もミスを連発して素トリと相成りました。風の中でミスのオンパレードでした。
12番は易しいPar5で、ティショットは上手く打てました。が、セカンドのライが前上がりで難しい位置だったのもありますが、トップのように当たりが悪く、残りは90ydsくらい。風は逆でしたが、無理して52度で打ってしまいました。風が無ければ105ydsくらい飛ぶので届くかと思ったのですが、風はやはり強かった。グリーンカラーに落ちましたので、お、届くかなと思った瞬間、バックスピンを忘れていました。逆風のウェッジは半端無く戻りまして、又手前が下っているのもあり、グリーン手前に5yds程こぼれました。
でも、ここからのアプローチが入っちゃうんですね。この日唯一のバーディはミスから生まれたファインアプローチでした。
15番は、207ydsで、少しだけ打ち上げのPar3で、この日は斜めの逆風だったのですが、3Wが最高に上手く打てました。意識したわけではありませんが、非常に低い弾道で、力強い当たりでして、グリーン手前に落ちて、ピンソバに転がったニアピンでした。でも、緊張感からか、このバーディパットが入りませんでした。
18番は、残念な3パットでしたが、これは後述します。
青ティのコースレート/スロープは73.6/132、パーは36・36=72です。
アプローチの距離や、補足事項はを括弧に書いてあります。詳細はこちらを参照下さい。
1 4 - 0 11AL
2 4 - 1 ②(100,距離不足)
3 3 △ / 3AL(23)
4 5 - 0 12A
5 4 △ 1 5B(20)
6 4 △ 0 ①(15)
7 5 +3 0 3B(18,チョロ)
8 3 △ / 5B(20)
9 4 △ 1 8S(68,距離不足)
10 4 - 0 17L
11 4 - 0 12B
12 5 ◯ 0 0(15)
13 4 △ 0 4AL(28)
14 4 △ 0 4S(18)
15 3 - / 3B
16 4 △ 0 2A(24)
17 3 - / 17S-①
18 5 △ 0 8S-3B(3putt)
44(16)・39(17) = 83(33)
兎に角、風が強くて、逆風のホールでは厳しい距離が残りました。また、風が吹くとインパクトに影響が出るのが悪い癖で、特にアイアンで右手が強く働きすぎて、引っ掛ける傾向が出ます。その結果が7番ホールの3打目でした。この日は、6番、7番と2回続けて同じミスが出て、スコアを崩す原因となりました。
ドライバも、風の影響があったのでしょうね。時々、引っ掛けたり、右に出したりとイマイチ安定しない一日だったと思います。特に、前半はミスを連発したりと、情けないハーフでした。
アプローチも同様ですね。3歩~4歩と少々フラストレーションの残る寄せが続き、パットが入らないホールばかりでした。
パットは、概ね良くできたと思います。エアレーションされて砂が入ったグリーンの上で長い距離感も合ってましたし、2歩以下の距離でも一時期のミスが顔を出さなくなったのですが、最終ホールの3パットは完全なミスでした。
パーオンしての8歩でしたので、上手く行けばバーディもと言う距離です。この日のコンディションでは、誰もが難しく、コース自体も難しいので、優勝は80か81と思っていましたので、このパットが入れば、81で優勝の可能性が出てきます。そのプレッシャーだったのでしょうかね。手が前に出ません。イップスもどきで3歩も残してしまい、それも外しての3パットでした。
結局、優勝は82で、実は同点の場合は後半のスコアが優先されるため、最終ホールは2パットでも優勝だったんですね。2ヶ月連続で優勝していたので、本当に本当に悔しい結果でした。まあ、自分で自分の首を絞めた3パットなんですけどね。
2 件のコメント:
こんにちは。
風がある中で、フラットな6950yは長いですねー。
実に長いと思います。
しかもエアレーション中ですか。
この時期は多くなりますよね、仕方ありません。
最後の3パット、もったいなかったですけど、スコアボードがあるわけではありませんからプレッシャーではありませんし、後半まくっていて「良いラウンド」と言えるのではないでしょうか。(^^)
(trimetalさんにしてみれば物足りないかも知れませんけれど。)
Zさん、
こんにちは。
仰る通り、6950ydsは私の飛距離では長いです。晴れていればそれ程は感じませんが、風が吹くとキツイです。
最後のホールは、同伴していた人が同スコアだったし、見えない他の人のスコアも気になって、絶対パーを取りたいし、出来ればバーディと思ったのがいけませんでした。やはり自分にプレッシャー掛けてしまった事が敗因です。一打一打に集中すべきでした。
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