2008年10月20日月曜日

カーナビ


 アメリカに来てから当然のように車を運転しているわけですが、最初の頃は道が全くわからずに迷子になった。日本と違って、詳しい地図が中々手に入らない。AAAという日本で言うJAFに行けば地図がもらえるし、もらったのですが非常に縮尺の大きな地図しかない。幹線道路しか分からないのが実態。

 初めてNew Jerseyに買い物に行ったとき(MITSUWAに電気炊飯器を買いに行った)は、地図も持たずに事前にインターネットで場所を調べて行ったが、高速道路の降りる出口を間違えて道に迷った時は心細かった。何せ初めての地区で州も違う。どうしようかと考えました。でも、アメリカの道は良く出来ていて、InterStateという州を跨ぐ高速道路が縦横に走っている。南北方向は奇数番号、東西方向は偶数番号が付いている。道を走っていると何時かはInterStateに遭遇するので、兎に角高速に乗り、大よその方向に進めば、そのうちに家にたどり着くという仕掛け。但し、時間さえ気にしなければ、且つ自宅に帰るのであれば問題ないが、目的にたどり着くにはやはり詳細な地図が必要。

 そこで当然のようにカーナビが役に立つというわけ。最初は車を買うときに、カーナビオプションを探したのですが、2000ドル以上だったり、他のオプションとセットで4000ドル以上だったり、簡単には買える値段ではない。日本のカーナビをイメージすると飛んでもなく高いのだ。

 しかし、しばらくして分かった事は、小さなカーナビ(こちらではGPSと言う)は安く買えるのだ。画面の大きさは、普通は3.5インチくらい、大きくても5インチくらい。日本のカーナビの大きさに比べたら、それで役に立つのか心配になるが、実際に使ってみると3.5インチで十分なのである。写真は私の車のフロントガラスにくっ付けてあるもの。ガラスにつけるだけなので、簡単に他の車にも付けられる。私のところは普段は妻が使っているが、必要な時だけ自分の車に付けるようにしている。

 行き先のアナウンスはもちろん英語なのですが、そんなに難しい英語じゃないので、全く問題ない。画面に表示される案内も十分に見える大きさなので初めて行くときなどは便利この上ない。この値段が約200ドル。オプションのカーナビの10分の1だから安いものだ。それに、バッテリーが付いているので、車から外して持ち運びできる。初めての土地で歩く時でも使える優れもの。

 日本でもSONYに売り出しているようだし、私のカーナビと同じGARMINが日本で売り出したようなので、これが日本でも主流になるかも知れない。日本で売っているモデルは、地図を入れ替えるだけで世界中で使えるそうです。私のは、アメリカとカナダだけのようで、日本で使えるかどうかは不明。

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