先日故障したDVDドライブは無事に換装に成功した。しかし、我が家には未だ壊れたDVDビデオがある。こちらは、RD-XS40というモデルでもう5年以上経つ。こちらのDVDドライブは1年以上前にDVD-RAMが書けなくなり、しばらくしたらDVD-Rも書けなくなったのである。ところが、通常のパソコン用のDVDドライブとコネクタの互換性が無く、実質的に換装不可能と言うのが常識になっている。
ところが、このビデオのHDDには悪名高いコピーワンスの画像がいくつも入ったままになっている。ビデオ信号で繋いでもコピーできない仕組みである。DVD-RAMで移動させる以外に方法がない。しかし、DVDドライブが壊れていて換装できない。結局のところ何もできないままで、画像はHDDに入れたままでアメリカに持ってきた。
ところが、世の中には色々な装置があるもので、画像安定化装置と言うコピーワンスでもコピーできる仕組みがある。この装置は、ビデオ信号の画質調整を行う事を目的にした装置で、この装置を通すと、偶然(?)にもコピープロテクト信号が取り除かれてしまう。この装置、何種類か日本で売っているので、一番安いクラスを楽天で買い、日本から送ってもらった。BLADE-Vというモデルだ。これって違法じゃないかと思うが、コピープロテクトを外す事が目的だと違法だが、画質調整が目的なら違法にならないというわけの分からない論理で販売されているらしい。
悪名高いコピーワンスは、あまりの悪名高さに、今度はダビング10になるらしい。でも、それは新しいモデルからであって、古いモデルは変わらない。メーカーとコンテンツホルダーの妥協の産物で日本だけのコピーワンスを背負っていくユーザが何時も馬鹿を見るのである。兎に角、画像安定化装置のおかげでRD-XS40からRD-XS37に画像をコピーし、無事にDVDに書き込む事ができた。次にやる事は、RD-XS40のDVDドライブを取り出し、LDを綺麗に掃除すること。どうもDVD-RAMへの書き込みは改善されないらしいが、DVD-Rへの書き込みが改善されたという報告があるので、やってみようよ思う。
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