2008年11月2日日曜日

メンバーコース

 アメリカに来てから初めてメンバーコースをラウンドした。会社の社長が法人として入会しているコースで、前USA社長が所属していたものを引き継いだらしい。コースの入会金は凄い高いらしいが、こちらは会社が法人として出している。後は年会費もあるらしい。それが20000ドル以上するらしいが詳細不明。でも、会社が負担してくれるとか。まあ、法人コースなのでそんなものかも。勿論、グリーンフィーはメンバーは無料、ビジターは135ドル。少々高い。これにカート代25ドルが加わる。

 コースはAngleBrook Golf Clubで、NYのやや北にあり、自宅からは30分少々の距離なので近い。日系資本のコースらしいので、雰囲気が日本のコースに似ている。コースについてからクラブハウスの玄関でバッグを渡し、ラウンドを終了するとコースの人がクラブを手入れして、クラブハウスの前に置いておく。ロッカールームは日本と同じように、各自にロッカーがあり、設備は日本とほとんど同じ。トイレにはタオルが置かれ、アメニティグッズが色々とあり、自由に使える。但し、風呂があるのかどうかは不明。使わなかった。

 このコースはRobert Trent Jones Sr. が晩年に設計したコースで非常に非常に難しい。アウトは比較的フラットで、インは結構なアップダウンがある。ティーグラウンド、フェアウェー、グリーンはびっくりするくらいに綺麗。グリーンの速さは尋常ではない。また、グリーンの起伏はまさにポテトチップス状で大きいので、端に乗るとどう曲がるか読めない。難しさはSlope値を見ればわかる。黒ティーだと7000ヤード少々にも関わらずコースレート74.2でSlopeが143という信じられない難易度。この日は青ティーでラウンドしたが、コースレートは71.4でSlopeが132。これでも十分に難しい。距離は感じないが少しでも曲げるとブッシュが待っている。何度かラウンドしているUnion Valeと同じような感じでもっと難しい。スコアカードを載せておく。

 さて、一番ホールから425ヤードと長い。ティーショットが飛ばないとセカンドで200ヤードも残る。このときは辛うじて乗ったが15m以上のパットを3パットしてボギーのスタート。2番で寄せワンのパー、3番では、前のホールでクラブを置き忘れた事に気がついて少々動揺した状態でセカンドを打ち、ピン位置の難しさもあってダボ。最初の写真は4番ホールのHDCP1のホール。ティーグラウンドからは広いフェアウェアーが見えるので非常に打ちやすい。でも、セカンド以降が長く、やはり難しい。何とか寄せてパー。次の5番も写真にあるように、ピン手前に大きなバンカーがあり、綺麗なホール。ここもパー。この後も何とか我慢していたが、9番で悪魔が待っていた。ティーショットで久しぶりに引っ掛けて左のブッシュでハザード。第3打は無理をして谷越えをしたが短すぎてブッシュ。寄せ、パットも上手く行かずにダブルパーの8。酷いものである。ここはブッシュが多いので、少しでも曲がったり、短かったりするとブッシュでロストかウォーターハザードとなる。

 後半は、結構なアップダウンがあり、カートでないと歩けないくらいの大変さ。逆に景色が最高に良い。後半の特徴は、ティーグラウンドからフェアウェーまでに長い谷やブッシュがあること。私の飛距離なら問題ないが、200ヤード以上キャリーが無いとハザードが待っている設計である。写真は、14番の青ティーからの景色。フロントからなら問題ないが、大きなブッシュが前にある。次の15番ももっと長い谷が待っている。こちらは青ティーから200ヤードが谷。全体の距離は318ヤードなので、谷を越えたら残りは100ヤード弱。でも、ものすごい打ち上げでグリーン面が見えないのと、グリーンが目茶苦茶に速いので、パーも簡単ではない。

 インも途中までは問題なかったのであるが、16番で右に打ったティーショットが落ち葉の中でロスト。18番のセカンドの残り200ヤードを少しフックさせて左のブッシュでペナルティー。最後の方がスコアを崩してしまった。

 Slopeが示すとおり、コースレート以上に難しいと感じた。スコアも、85(44,41)と言うことで、悔しいラウンドとなった。でも、コースコンディションは最高によく、天気も良くて非常に印象深いコースとなった。また、来年もラウンドする機会があると思うが、今度はリベンジしたい。

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