今年に入ってからというもの、大雪と寒波のためにゴルフどころではありません。さらに先週のFreezing Rainのために周囲は凍ってます。そんな中で、今日の最高気温は久しぶりに華氏40度を超えて、少しづつ氷が溶けてきました。
さて、昨年の出来がどうだったか、何が良くて、何が良くないのかをStatsから見てみます。
まずは、この一年のスコア、ショット、パットの数を折れ線グラフにしました。おおよその流れが見えます。

このグラフから見える事は、
・春先は70台が全く出せず、90も出る始末。ショット数も50前後をウロウロしています。
・5月から7月にかけて、ショットが少し良くなるに従って、スコアも70台がチラホラ。
・8月頃はショットが悪い時があり、スコアにも影響出ている。
・9月から安定すると同時に、非常に良いスコアと悪いスコアが交互に出るようになった。
・11月からは70台前半の好スコアが出るようになった。
実は、9月4日のラウンドから新たなショットを実践し、非常に安定するようになりました。(
こちらの記事)
この日を境に、好スコアが出るようになったと感じています。
次は、Statsのまとめです。

昨年のラウンド数は、USGAのHDCP算出のためにポストした数は46ラウンドで、その通年平均と、11月末までの最近の20ラウンドの平均をリストしました。11月末時点でのUSGA Indexは3.8で今年一番良かったので、最近の20ラウンドはたぶん、今年の中で一番良い時期だったのだと思います。
平均ストローク(括弧内はOut/In)を見ると、
通年:81.1(41.3,39.8)
最近:79.6(41.0,38.6)
平均で、1.5打も縮まってます。その殆どは、後半(IN)だけで縮まったものです(1.2打)。前半も少し頑張りましたが、大きな進歩は無かったようです。
この平均スコアは、単純にスコアの平均で、Course Ratingは考慮されていません。後半が特に良いのは、後半に多くラウンドした地元コース(Griffith E. Harrith GC)は、後半がPar35であるためと思われるます。それを考慮しても、明らかに後半にスコアが改善する傾向が見て取れます。最近の、前後半で2.4打の差は尋常ではないですね。逆に前半をもう少し何とかすれば、確実にスコアが改善するのかなと思ったりしました。
因みに、Course Rating/Slope Raingを加味したDifferentialの平均を出すと、次のようになります。左からDifferntial, Course Rating/Slope Ratingの平均です。
通年:7.5, 72.1/129.0
最近:6.4, 71.9/129.2
Ratingは、通年も最近も大きな違いがありません。したがって、スコアの向上がそのまま内容自体も向上していると言えます。
パットの数字を見ると、
通年:33.7(17.2,16.5)
最近:33.2(17.2,16.0)
後半だけで0.5打改善しています。何が原因かわかりませんが、後半だけが良くなるのは、グリーンに対する慣れなのか、精神集中の成せる業なのか、大きな差がないので、技術面ではなく、精神的な面なのでしょう。
バーディ、FWキープ率、GIRを見ると、若干最近の方が良いですが、殆ど差がありません。Par Saveで見ると、53.9%→57.8%となってますが、スコアの向上と比例するものと理解します。
大きな差が見られたのが、Approach Save率です。これは、30yds以内からの寄せて1パットを達成した比率です。バンカーで出なかったり、アプローチでグリーンに乗らなかったら、その時点でアプローチは失敗と見なしています。アプローチとパットの組合わせで効いてきます。この数字が、
通年:36.2%(2.9/8.1)
最近:44.4%(3.2/7.1)
と8.2ポイントも改善してますし、通年と最近ではなく、前期と後期に分けたら、もっと大きな差になったと思います。要するに、シーズン後半で、アプローチとパットで大きく改善したと言うことです。とは言っても、スコアへの貢献で見ると、実は大した貢献には見えません。
括弧内は30yds以内のアプローチ機会と、成功回数ですが、アプローチ機会が1回減っている方が重要な気がします。アプローチ機会が1回少ないなかでも、成功回数が良くなっているので、グリーンに乗せる回数が増えた分だけ、そのままスコアに結びついた事になります。
とは言え、アプローチ機会が減った事を示す数字ははっきりしないんですよね。GIRは2.4ポイントしか変わりません。ショット数で見ると、0.9打違っているので、この差なんだろうと思います。
と言うことは、単純にグリーンに乗った回数が増えたからではなく、それ以外の余計なショットが1打減った事がスコアに影響したのだと言うことでしょうか。
先にも書いたように、パットが0.5打良くなり、ショットが1打くらい減って、平均スコアで1.5打減ってますので、辻褄があいます。でも、内容は、他のStatsで説明する程は変わっていないのです。まあ、平均して良くなっているって事と自己満足しておきます。
さて、今年の目標ですが、昨年後半の調子を維持して、悪い部分を改善することかと思います。
一年前に立てた目標を思い返すと、
平均スコア:80.4
平均パット数:31.5
パーセーブ率:57.0%
実は通年で見ると、どれもクリアしていません。後半だけで見れば、平均スコアとパーセーブが目標クリアってところです。でも、パット数は2打も違う点が大きな誤算でした。ショットが良くなったか、無駄なショットが減って目標達成だったのですね。
と言うことは、今年の目標は明らかにパットが良くする事です。日本に居た頃も、一昨年も今ほどはパットは悪くなかったので、以前に戻す事。その上で、ショットは今の状態を維持するか、良くすれば、平均スコアで見ても、1以上良くなるのかなと思います。
と言うことで、今年の目標を一応掲げておきます。
USGA Index: 3.0
平均スコア:79.5
平均パット数:31.5
パーセーブ率:60.0%
Approach Save:50.0%