2009年9月6日日曜日

驚異のパット(30回目)

土曜日は一ヶ月ぶりのコンペに参加した。NY近郊の日本人達の集まりで、30年以上も続いているコンペである。名前は育友会コンペと言って、友を育てる会である。36人も参加するので、上位入賞、ニアピンなどはそこそこの賞金が付く。今回が2回目で、未だ3位までの入賞資格は無いが、ベスグロはHDCPに関係ないので当然資格がある。ただ、上手な人が多く、一筋縄では行かない。
http://connecticut-golf.blogspot.com/2009/07/blog-post_31.html

コースは毎回Knob Hill GCで開催される。ここは距離は短いがPar4が長く、池も戦略的に配置されて難しい。また、グリーンは綺麗とは言えないが、何故かとても速く注意しないと大きくオーバーする事が多い。

さて、前日に100球程ドライバとウッドを重点的に練習した。ドライバは前回のラウンドと同様に、短めに持って、腹筋に力を入れて、肩の力を抜くことで、安定感のあるショットを確認できた。ある程度飛距離は犠牲にしても、安定感を重視したショットである。

また、先週だけ若干調子を落としたが、基本的に最近はパットの好調が続いているし、この日も特に後半は驚異的なパットが連続したので、その点も重点的にレポートする。

1番はドライバは無難に左サイドで、セカンドでグリーン手前5mまで行ったのに、SWのアプローチでグリーンが固めで2.5mもオーバー。スライスラインを打ち切れずにボギースタート。2番のドライバも若干左サイドでセカンドをグリーンオーバー。しかし、1.5mに寄せて上りを確実に決めてパー。3番のPar3は8mにオン。しかし、最初のパットは思ったよりも速く、1.5mもオーバー。しかし、これも確実に決めてパー。

4番は長いPar4。ドライバは比較的良かったが、セカンドは200ヤード以上。3Wのセカンドを左バンカー、これをSWで3mに寄せたが、微妙にカップを舐めたがボギー。このホールは難しいので仕方が無いと諦める。5番のドライバは綺麗な球筋で残りは75ヤード。SWを低く出してスピンを利かせてピン左に2.5m。絶好のバーディチャンスもカップを舐めてのパー。続けて惜しいパットを外したが、タッチは悪くない。(読みが若干外れただけ)6番の長いPar3は5Wをダフリでてんぷら気味。右手前バンカーに入れて、これを2.5mオーバー。下りも微妙に外してカップを掠めたがバギー。ラインが難しすぎたかも。

7番のドライバは引っ掛け。セカンドはラフから5鉄でレイアップしたが、セカンドの落下地点は異常に狭く、危うく池の淵。3打目のSWはちょっと引っ掛けてピン左奥に10m。これが急な下りのラインで、第一パットが2mもオーバー。今度はのぼりで確実に決めてパー。読みも良くなってきたかも。8番のドライバは復活のストレート。残りの155ヤードも7鉄でピン手前に7m。上りを確実に二つでパー。しかし、9番のPar3は7鉄を引っ掛け。ピン位置が異常に難しく、SWのアプローチは良いと思ったが、バウンドしてからピンから離れて5mも下っていく。これは無理せずに2パットでボギー。

結局、前半はグリーンを外して寄せワンが出来なかった4ホールのボギー。パットは微妙に外すホールが多かったが、2m以上あるので、問題はアプローチかも知れない。しかし、後半はアプローチはそれほど良くはならなかったが、パターが奇跡的に入り始めた。

10番はセカンドをピン手前15mもショート。SWのアプローチは1.5mショート。若干フックラインを綺麗に入れてパー。11番は完璧なドライバまで良かったが、セカンドの7鉄を軽く打ったらダフリ。左ラフからSWでトップし、返しもグリーンが硬くて6mもオーバー。しかし、このまっすぐなラインを綺麗に入れてボギーで済んだ。12番のPar3は超砲台グリーンで距離感が難しく、9鉄のアイアンは風を間違えて奥にオーバー。このグリーンは思いっきりの受けグリーンで奥からは凄い下り。SWでグリーンに乗せただけで後は下りでピン左2mまで寄せた。若干曲がりを読めなかったが、距離感はピッタリ。この距離もカップ周辺のフックラインを読んでパー。3ホール続けてパットに救われた。

13番のドライバも真っ直ぐに綺麗に打てて、残りは150ヤード。ラフから8鉄で転がりを計算して4mにオン。若干の上りの微妙なフックラインも上手く距離があってのバーディ。14番のPar5はドライバ、セカンド共に綺麗に打てて3打目は50ヤード。しかし、この距離感が難しく、グリーン手前1mにショート。ピンまでの10mは1mに寄せてパー。15番の下りの長いPar3は、若干のフォローで4鉄で軽く打とうとしたら、右手の返しを失敗して、右のバンカー。SWで2.5mオーバー。完璧と思ったが、カップに向かって下っていたために勢いでカップを越えてしまった。若干のスライスラインも綺麗に中央から入れてパー。ここまで6ホール連続の1パット。

16番のドライバは引っ掛け気味でもフェアウェーに残り、セカンドは落とし所が異常に狭いので、7鉄でレイアップ。残りの90ヤードをSWで打ったが、若干の上りで距離が短く、10mショート。これをピッタリの距離感で50cmまで寄せてのパー。久しぶりの2パットだ。17番は右側から池が張り出し、右に行けば230ヤード打たないと池を越えない難しいティーショットを要求される。なんと、ここで右にプッシュ気味のドライバ。危うく池に入りそうになったが、飛距離は出ていたので、かろうじて池を越えて、残りは95ヤード程度。ライは悪く、AWのショットはグリーン手前のカラー。ピンまで上りの10mの真っ直ぐ。これをパターで強めに打った球はカップに真っ直ぐでピンに当たってバーディー。グリーン外なので、パット数は0。最終18番はドライバは当たり悪いが真っ直ぐ。上りのセカンド200ヤード。3Wでグリーン左手前。ピンまで13mくらいをAWで1mまで寄せ、最後はこれを入れてのパー。
結局後半は2バーディ、1ボギーで35。パット数に至っては、2パットが一つで、0パットが一つ。残り7つは1パットでトータル9パット。長いゴルフ人生を通じて初めての一桁のパット数である。1m程度の短いパットも3つ程あったが、後は1.5m~6mまでことごとく入ったのである。ここ数ヶ月はパットは安定しているが、ここまで綺麗に入る事は珍しく、前半は若干ラインの読み違いがあったが、トータル26パットも久しぶりの少ない数字となった。
しかしながら、逆に見ればことごとくグリーンを外しているので、アイアンの出来はイマイチとも言える。この辺りは、アイアンを変えてから、距離感と方向感が悪くなっているかも知れない。

また、トータルで73(Par70)は今年ベストスコアで、最近はベスト更新が続いている。ただ、今回のパットは出来すぎの感は否めないので、きっとゆり戻しがあるだろう。コンペの方は、予定通りにベスグロを取る事ができたが、2位が74なので際どかった。競技の入賞資格は無いが、ベスグロこそ価値ある結果だった。

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