今から10年以上前、Peopleというパソ通のコミュニティーで提案されたスコア分析法を紹介する。ご本人(Oさん)の承諾は得ていないのですが、昔は一般の公開されていた内容だし、長いゴルフ仲間の提案なので、事後承諾でも許容したもらえるだろう。
当時の記述をそのまま下記に掲載する。
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規定ショット数:そのホールのパー-2
アプローチ圏内1:グリーン上、またはグリーンエッジ
から30Y以内
アプローチ圏内2:9Iの飛距離でグリーンに届く位置
アプローチ◎:アプローチ圏内1から1打、
またはアプローチ圏内2から2打でカップイン。
アプローチ○:アプローチ圏内1から2打、
またはアプローチ圏内2から3打でカップイン。
アプローチ×:アプローチ圏内1から3打以上、
またはアプローチ圏内2から4打以上で
カップイン。
無駄ショットA:アプローチ×におけるオーバー打数。
すなわちアプローチ圏内1からの4打目以降、
アプローチ圏内2からの5打目以降。
無駄ショットB:アプローチ圏内1に至るまでの打数-
規定ショット数。
ただし無駄ショットAに含まれる打数は
無駄ショットAとして数える。
アプローチ指数:アプローチ◎またはアプローチ○が
付いたホール数
逆アプローチ指数:ホール数(18)-アプローチ指数
無駄ショット:無駄ショットA+無駄ショットB
スコアは、
パー+逆アプローチ指数-アプローチ◎+無駄ショット
となります。
スコア分析は
逆アプローチ指数:詰めの甘さの指標(上級者向き)
アプローチ◎:加点要素の度合(バーディ的な出来事)
無駄ショットA:アプローチのミス(これが多いとスコアになりません)
無駄ショットB:ショットのミス(ショットを磨きましょう)
となります。
例外的な事象についても説明しておきます。ホールインワン等のいわゆるイーグル的な出来事はアプローチ◎が2回分と数えます。ロングホールで2打でアプローチ圏内1にたどり着いた場合は無駄ショットBが-1と数えます。飛距離の問題でミスがないにもかかわらず規定ショット数でアプローチ圏内1にたどり着かない場合でも無駄ショットBに数えます。ペナルティはボールの位置により該当する項目に打数を加算します。
アプローチについては、寄せとパットを含めたホールアウトまでのトータルで考えています。アプローチのミスをパットでカバーすればOKだし、逆にアプローチがよくてもそれをきっちり1パットで入れないと意味がないということになります。アプローチ×はいわゆる寄らず入らずやせっかく乗せたのに3パットってのが該当しますが、単なるアプローチ×では無駄ショットAは付きません。従って無駄ショットAは厳に慎まないといけません。
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こんな感じのスコア分析法で、何年か試してみました。
これはオリジナルの提案で、色々な議論がありました。グリーンから30ヤード以内をアプローチ圏1としているが、もっと短くても良いのでないかとか、カップからの距離をベースにした方が良いとか、ショット数、パット数も併用して分析すれば良い等です。でも、結局はオリジナルのままで分析をしていました。あまり厳密に考える必要がなく、アプローチが上手く行ったかどうかが重要ですので、距離は適当に考えていました。
この方法ですと、グリーンオンか、オンしなくても寄せワンができた場合はアプローチが上手くできた事になります。即ち、アプローチとパットを同じカテゴリーで括っている事が特徴です。
それと、無駄ショット(アプローチの無駄や、ショットの無駄)が分かるメリットもあります。
何年もやってましたが、結局アプローチとショットが安定してくると、この分析自体はあまり見ることもなくなりました。しかし、スコアがイマイチ纏まらない人に、アプローチとショットのどこが問題なのかを数値化できるメリットがあります。
2 件のコメント:
パソコン通信、なつかしいですねー。
私も、まだインターネットにつながっていない頃(90年代前半でしたか)、ニフティーに入っていました。
大学にはインターネットにつながった大型コンピューターがありましたが、家庭では88とか98ってコンピュータが使われてた頃です。
あの当時のコンピュータって、電源入れると「How many files? (1-15)」とかだけの表示でそっけなかったですよね。(笑)
結婚した96年頃はまだWINDOWS3.1のパソコンを使っていて、奥さんのためにWINDOWS95の入ったやつに買い換えた覚えがあります。
二人で入っていたのは、「フグ愛好会」(飼って育てる方です。)でした。(笑)
Zさん、
懐かしい話をありがとうございます。
私がインターネットを始めたのが1992年で、当時のNews Groupにfj.rec.sports.golfという日本語のグループがありました。
その時に知り合った仲間で全国大会やったり、関東大会やったりと非常に盛り上がりました。今でも日本に戻ると一緒にゴルフをする仲間になりました。楽しい時代でした。
パソ通では、NiftyとPeopleに入っていました。Peopleの方が後発で、News Groupの流れで、ゴルフ仲間も限定されて、オフラインも含めて活動していました。
会社ではUnix+XWindowsだったので古いのですが、自宅のPCはWindows95からです。
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