2011年9月12日月曜日

ショットがメロメロ(31回目)

実は先週の火曜日に休みを取ってゴルフに行ったんです。でも、朝から雨で、絶対に今日はやらないなと思ってたのですが、何となく雨でもやろうと言う空気になって、スタートしました。

コースには他に誰も居ない状態で、普通ならクローズなんですが、なぜかオープンだったんですね。
結局、途中で本当に酷い状態になり、13ホールで止めました。そこで、このリベンジをしたいと言う事で、同じメンバーで先週の土曜日に同じコースをラウンドすることになりました。

メンバーは、韓国人プロのTommy(右から二人目)。そのプロのレッスンを受けていたAさん、昨年から担ごう会で一緒にラウンドするようになった某旅行社のKさん、それに私です(右端)。1番ホールの集合写真です。私がとても小さく見えますね。ちょっと後に下がっているので、小さく見えますが、他の方が大きいのもあると思います。

Tommyは、7年前にUSに来たそうで、USのツアーに出ようと頑張っていますが、中々壁が厚く、来年の韓国ツアーや、日本ツアーに何とか出るためにQTに出るそうです。

ゴルフ仲間のTODOSさんも実はTommyのレッスンを受けていたそうですので、彼のブログではTommyが何度か登場していました。

Tommyは、本人の弁によると、キャリーが285~290ydsで、ツアーでは平均よりは少し飛ぶそうです。キャリーでこれだけ飛ぶと言う事は、普通でも300yds、コンディションによっては、320ydsか、それを越える飛距離です。最近のツアープロって凄いですね。実際に、間近で彼のスイング、弾道を見ると空いた口が塞がりません。だって、高く上がったボールが落ちて来ないんです。

さて、コースは、NJ中北部にあるRoyce Brook GCで、今年のBest 30 Tournamentを行ったコースなんですが、この日はメンバーコースのWest Courseです。

Course Length:7158Yards/Par72(36,36)
Course Rating:75.0
Slope Rating:142

距離は尋常ではありませんし、Slope Ratingも私の許容値を超えています。やる前から難しい事は想像できます。

でも、このコースは過去に2回回ってまして、一度は難しいコンディションを79でラウンドしているんです。まあ、奇跡的なスコアだったのかも知れません(こちら)。この時とSlope Ratingが違ってますが、今回の数字が正しいレートのようです。140超えたコースは止めた方が無難ですね。

さて、コンディションは、雨の多い週で、直前にも酷い雨が降りまして、バンカーは池のようになってますし、FWはランが殆どありません。また、グリーンは過去に経験したよりも結構重かったですね。当日は、曇り、一時雨ってところで、気候自体は悪くありませんが、ラフが深くて濡れているので、ラフに入ると一打失う覚悟が必要なコンディションでした。


前置きは、これくらいにして、ラウンドレポートに入りますが、表題でもわかるように、酷いショットのオンパレードで、途中で止めて帰りたくなるような出来でした。コースの難しさもありますが、少々(いや自分で思っている以上に)力が入り、ショットにバラつきがあったのが一番の原因です。

最初の写真は、一番ホールの全景ですが、出足は右のラフに入れて、ラフからラフ、寄せも失敗して、最後は3パットのおまけ付のトリでした。結局、次ホールも3パットのダボ、3番から9番まで全てボギーでした。

これじゃあまりに簡単なレポートになっちゃいますので、ちょっとだけ写真をお見せすします。

次は2番ホールの441yds/Par4ですが、FWの右側は深い深いバンカーが連なっています。FWが右に緩やかにドッグレッグしていて、グリーンに近づく程バンカーを越えるには飛距離が必要になります。



AさんとKさんは前のティからショットをしました。私は無謀にもフルバックでした。少々無理があったですね。

そのバンカーを避けてFWに進むと、次の写真のようにグリーンが見えます。


この写真はティから300ydsくらい行った地点なので、私レベルですと、セカンドでグリーンを狙うのが極めて難しくなります。この距離でありながら、グリーン手前には更に大きなバンカーが横たわってます。普通じゃパーは取れません。

でも、Tommyの飛距離ですと、1Wは使いません。3Wで270yds以上飛びますので、アイアンでもグリーンが狙えます。彼は、殆ど全てのホールでパーオンしてきます。結局、グリーンをはずしたのは3ホールだけでした。これが今のツアープロの実力なんですね。凄いです。

次は、4番ホールで、上りの418yds/Par4です。

これくらいですと、何とかセカンドで届きますが、上りでランがないので、U4で何とかぎりぎりの距離でした。まあ、寄せに失敗してボギーでしたが。

次は9番の461yds/Par4で、最初は上っています。


この距離で上りとなると正直きついです。それに、グリーン方向に最短で打つと、右にあるバンカー群が邪魔になりますので、当然左側狙いです。

結果的には、長い3打目の寄せを3歩に寄せて、パーが取れるかなと思ったのですが、パットミスで外してしまいました。

前半は、力が入り過ぎてチーピン、アイアンのトップ、アプローチミス、パットミスなどを、これでもかと言うくらいに連発したのでした。その結果は、48(19パット)と最近の中では出色(悪い時にこの表現を使うとは思えませんが)の出来でした。


さて、途中から少しづつドライバの弾道が良くなるのがわかって来まして、10番ホールでも、比較的良い当たりでした。でも、未だセカンドショット以降が安定してきません。ここでもトップしてのボギーでした。

11番もドライバは良くなってきて、飛距離も出るようになってきました。でも、又もアイアンが上手く打てません。12番でも3Wミス、アプローチミスなどでパーが出ません。

13番でやっとドライバ、セカンド、アプローチが上手く打ててパーが取れました。本当にほっとするパーでした。

次の写真は14番のティグラウンドからの風景です。


目の前はフェスキューラフだし、結構遠くまで同じような光景です。どこに打つか初めてだとわからないくらいでした。このホールのドライバも上手く打てました。ただ、あまりに長い(464yds/Par4)のと、セカンドのミスでボギーでしたし、15番ではアプローチで大きくトップしてフェスキューラフに入れてのダボ。空回りのしまくりです。

16番は、本当に心癒されるホールです。このコース唯一の400ydsを切る短いホールで、極端に短い、310yds/Par4です。

Tommyは1オン狙いです。結果的には、僅かにグリーン左に行ってオンしませんでしたが、キャリーで300yds弱出ていたと思います。でも、ここで彼は微妙なアプローチをミスしてバーディが取れませんでした。プロの技術では明らかなミスでした。

で、私はセカンドのSWを4歩に寄せて、これを入れてのバーディでした。ここで初めてオナーを奪取できました。今日唯一の満足行くホールでした。距離が短いと安心感が出るのでしょうね、パットも含めて、ショットに安定感があったと思います。

最後の写真は、18番ホールのティから見たところです。


写真でわかるように、右サイドは全てバンカーか深いラフですが、比較的広いので私には丁度良いホールでした。

ティショットとセカンドは上手く打てましたし、3打目の125ydsも9鉄で軽くピン傍に3歩でした。残念ですが、僅かにカップを舐めてバーディは取れませんでしたが、上手く行ったホールでした。

後半は距離が3500ydsありませんので、私には問題ないと思いますが、前半の悪い印象が残っていて、いくつか無駄な失敗をしてしまいました。でも、ドライバも殆ど安定してきましたし、所々で良いショットも見れました。スコア(42)はイマイチですが、少し安定感を取り戻したハーフでした。


黒ティのコースレート/スロープは75.0/142、パーは36・36=72です。
アプローチの距離や、補足事項はを括弧に書いてあります。詳細はこちらを参照下さい。

1 4 +3 2 20L-1B(45)
2 4 0 14S-2B(60)
3 5 △ 2 9S

4 4 △ 0 3S(18)

5 3 △ / 11B(25,Sx)

6 4 △ 0 14B(45)
7 5 △ 0 ②(20,12,Sx)

8 3 △ / 7A(28,Sx)

9 4 △ 0 3S(65)


10 4 △ 0 7L(40)

11 5 △ / 4BL(15)

12 3 △ / ③(15,35)

13 4 - 0 ①(16)

14 4 △ 0 5A

15 4
0 22A(20)
16 4 ◯ / ④(80yds)

17 3 △ / 10S-①(25,Sx)

18 5 - 0 3A


48(19)・42(15) = 90(34)



技術的には、ドライバのチーピンや、Uのトップ、アイアンのトップ、アプローチミスなどが重なりました。最近の好調が逆作用して、入れ込みすぎたように思います。前日の練習でもドライバは非常に良かったし、アイアン、Uも安定していたので、やはり気負いがあったのだと思います。

後半は、一種開き直りで、ドライバは良くなったと思います。それ以上は何も見るべきものの無いラウンドとなりました。

4 件のコメント:

スノーマン さんのコメント...

こんにちわ!

スロープが142?! 難しすぎま~す!
それに、P4の長い事、長い事。。。

trimetalさんのスコアーが90なんて。。。
きっとTommyと一緒に回ったという事も影響してる?
気負ってしまったと書いてありましたが、ゴルフってやっぱりメンタルスポーツですよね。
私は、やはり他のクラブのローハンディのプレーヤーとプレーする時は余計な力が入ってしまって、自分のゴルフが出来ないってことあるんですよねぇ~。

メタル面も鍛えて強くなりたいものです。

trimetal さんのコメント...

スノーマンさん、

こんにちは!

このコースはバンカーが滅茶苦茶多くてでかくて、大きいのが特徴です。それとフェスキューラフに入れたらロストです。

気負ってしまったのは、最近ショットが良かった事が一番の原因で、もう一つはTommyがあまりに飛ぶので、無意識に力が入ったのかも知れません。だって、Tommyのショットを見た後で自分のショットを見るとレディースのショットに見えるくらいですから、何とか飛ばそうと思っちゃうんでしょうね。

「メタル面?」、メンタル面も強くしたいですね。どんな人が周囲にいようとも自分のスタイルを変えない事ですが、難しいです。

スノーマン さんのコメント...

メンタル面!!!!です。

前回、trimetalさんの写真を見て、やっぱり優しそうだなぁ~って書こうと思ってましたが、

『メタル面?』のところを見たので、ちょっと考え直しま~す。

trimetal さんのコメント...

スノーマンさん、

失礼しました。何にでもチャチャを入れるのは大阪人の特徴ですので、ご容赦下さい。そこから新たな笑いが生まれるのですから。