土曜日は、降水確率60%の雨予報だったので半分以上は諦めていたのですが、早朝は曇で、予報も曇に変わってました。結果的には、雨は降らず、午後からはお日様も顔を出す陽気でした。
この日は、初めてのコースで、NJ北部のMorris CountyのMunicipalコースで、Berkshire Valley Golf Courseです。
ただ、前日の雨の影響はあちこちにあり、FWは全体的にウェットで、ランが無く、時には埋まってしまうケースも見られました。空気も重く、ドライバ、アイアン共に飛距離が出ないコンディションでした。
ご一緒したのは、コース近くにお住まいで25年以上米国在住の日本人の方(乱棒さん)と、今年米国に来られた某製薬会社の方(エントマンさん)です。前日からの悪い天気予報で、他のプレーヤーは非常に少ないなという印象でした。
乱棒さんの話によると、今は丁度Special Priceの時期とかで、カート込みで$50という破格の値段でした。普段は$90ですから超お得感のあるコースでした。
最初の写真は、クラブハウス横から撮ったコース全景です。
コースはValleyに作られて、池、クリーク、谷が殆どのホールに関わってきて、グリーンのアンジュレーションも大きい、非常に難しいコースです。
Berkshire Valley Golf Course
Course Length:6354Yards/Par71(36,35)
Course Rating:70.6
Slope Rating:128
本当は、Full Back Tee(Black)があり、そちらは6810Yards/71, Course Rating 73.1/133と非常に難易度の高いコースです。この日のコンディションからして、初めてのラウンドでBlack Teeは少々きついかなと思って、一つ前のBlue Teeからプレーしました。最近では珍しい事です。
先にも書きましたように、前日からの雨と、当日の雨予報もあり、ピン位置は全て斜面か高台に切られていました。必然的に、グリーン手前か、目一杯奥になるケースが多かったと思います。結果、カップ周辺は非常にブレークしやすいラインとなっていました。
1番~4番は高台にレイアウトされ、右側が全てOBとなる危険なホールが続きます。
写真はこれらのBlueティから見た所です。
最初は一番ホールで、最初のホールで右側の谷はプレッシャーでした。右側に連なるバンカーは、実は谷に落ちないようにする救済ですね。
次の2番ホールは、Blueティでも240ydsですが、この日は目一杯奥にピンがあり、実質255ydsくらいありました。ドライバで何とか中央に乗りました。
3番ホールは、少しだけ広めで、左が斜面なので、左を狙うホールだと思います。でも、この日のようにラフが濡れていると、左に打ったボールは斜面で止まってしまうので、セカンドが大変難しくなります。私は、上手く3打目をピンに寄せてバーディが取れました。
4番ホールは、右側のティショット落下地点にバンカーが無いので、右に行くと結構厳しい状況になります。でも、ここも左が広いので、できるだけ左を狙うべきホールだと思います。ここもセカンドが6歩に寄ってバーディが取れました。ここまでは良かったんですけどね。
5番辺りから普通のコースになりますが、池が絡んでいて、やはり危険なホールが幾つかありました。
前半は、3つの3パットと1つの4パットがあり、ショットは最高に良かったものの、パットでスコアを崩しました。2つのバーディは4歩以上で入ってくれましたが、1歩、2歩、3歩が殆ど入りませんでした。ショット数よりもパット数の多いハーフとなりました。
このコースは、元は石切り場があったそうですし、又象も飼っていたそうです。その名残りが、12番ホール横にある石の建物です。
写真の左側に写っている石の囲いのような建物です。ここに象が居たそうですが、何故に象なんでしょう(サーカスの象かな?)。
今回のコースで、一番怖いかも知れないと思ったのが16番のPar3です。
Blackティから218ydsもあり、写真のガイドを見ると分かるように、グリーン前は谷になっていて、届かないと全てNGです。
この日はBlueティなので、距離的にはアイアンで届きましたが、それでも写真で見るように、少々プレッシャーの掛かるホールです。
最後が18番ホールのBlueティから見た所です。
打ち下ろして、打ち上げるホールで、バンカーとのコントラストがとても綺麗です。ここは、ピンが一番奥に切られていて、FW中央から2打目が185ydsくらいありました。4Uで上りショットがキャリーでグリーンに乗りましたが、少々ランがあって、グリーンを少し越えてしまいました。
後半は、少しショットの乱れがあり、パットも引き続き不安定で、2歩以下が入りません。その結果、簡単にパーが取れそうな所を3つボギーにしてしまいました。
全体的に、Blueティですので、距離的には楽で、パーオンも多く、バーディチャンスも多数あり、2歩以下のパーパットも同じく多数ありましたが、思うようにパットが入らずにフラストレーションの溜まるラウンドでした。
ティが易しい位置だっため、このスコアのDifferentialは5.5となりますが、Index算出には採用されません。76で回る必要があったので、最後の2歩を外したのは痛かったです。
青ティのコースレート/スロープは70.6/128、パーは36・35=71です。
アプローチの距離や、補足事項はを括弧に書いてあります。詳細はこちらを参照下さい。
1 4 △ 0 7L-2B(3putt)
2 3 △ / 21BS-2B(3putt)
3 5 ◯ 0 ④
4 4 ◯ 0 ⑥
5 4 △ 0 15A-1B(3putt)
6 3 - / ①(22)
7 5 - 0 10A
8 4 □ 0 21B-5B-1A(4putt)
9 4 - 0 11S-①
10 4 - 0 ①(26)
11 4 - 0 3B
12 3 △ / 15S-2A(3putt)
13 4 - 0 4L
14 4 - 0 4AL
15 5 △ 0 4BS(20)
16 3 - / 6B
17 4 - 0 ①(23)
18 4 △ 0 2B(12)
39(20)・38(17) = 77(37)
今日のドライバは安定していました。若干フック気味で飛距離が落ちる時もありましたが、殆どの場合にドローボールが打てました。
実は前日の夜の練習で、最後の10球程度を違う打ち方でヒントがあったのです(104回目の開眼)。その感触の一部が再現された感じで、実は14回全てがFWに残りました。多分、こんな事はUSに来てから初めての事ではないでしょうか。まだ、自信を持って打てるレベルではありませんが、安定して打つ方法が一つ見つかっただけでも収穫でした。
一方、ショートパットが全く入りませんでした。先日来、上半身の力を抜いて、デッドアームでストロークすることで、ショートパットの引っ掛けが影を潜めていたのですが、今日は幾つか顔を擡げました。
その問題の前に、このコースのグリーンは、何時もの事か、今日だけなのか分かりませんが、芝が少し長目で、芝目がありました。また、上記にも書いたように、カップが斜面に切られているケースが多く、それも原因かと思います。ただ、練習グリーンは良く整備された速かったので、普段はもっと高速グリーンなのだろうと思います。
その結果、ショートパットをカップぎりぎりの距離感で打つと、カップ周辺で急激に切れるケースが何回かありました。私だけで無く、同伴競技者も同様の傾向があったので、芝目は確かにあるのでしょうね。私は元々パターヒットが弱いので、その影響がモロに出てしまったかも知れません。
アイアンや、アプローチは非常に上手く打てたし、距離感も合っていたと思います。最近の練習の成果が少し見えてきた感じがします。
4 件のコメント:
こんにちわ!
見るからに難しいコースですね。
#16は、写真を見ただけで。。。(恐)
私だったら、とにかく大きめのクラブで打つしかないですね。
パットで苦しんだようですけど、『芝に芽があった。』のところを読んで思わず、すごい観察力!。。。と感心。
芝に芽があるんだと初めて知りました。
104回目の開眼もすごいですけど、翌日にそれを実行できる事が、もっとすごい!
この日、パットがもう少しよければもっといいスコアーだったんですよね。
3パット、4パットがあってもこのスコアーなんですから、やっぱり上手い!!!
私は、昨日も今日も、練習もせずTVでSolheim cup観戦してました。(笑)
何か学べたかなぁ~?
スノーマンさん、
こんにちは!
確かに難しいコースなんですが、Blueティだと距離も短いので、問題ありませんでした。Blackだと少々大変そうです。
芝の芽と書きましたが、本当は芝の目と書くべき所でしたね。英語で言えば、Grainですね。日本語でどう書くかわからず、芽と書いてしまいました。
芝芽については、日本の高麗芝には芽はありますが、USで一般的な芝には芽はありませんね。混乱させて申し訳ありません。
最近は、練習では良いのですが、コースでは良かったり悪かったりで、開眼しているのかどうか怪しいですね。でも、安定感は良くなっていると思います。
Solheim Cupは全然見てませんが、ライダーカップ同様に盛り上がりそうですね。
こんにちは。
このコースがムニシパルなんですか。
いいなぁ、写真拝見する限りでは私の好きな感じのコースです。
ただ、グリーンは好みではなさそうです。
trimetalさんが珍しくパットで苦労なさっていますね、特に前半。
とは言え、あれほど3パットなど在ってもこのスコア、本当に流石です。
Zさん、
こんにちは。
水の絡んだホールが多くて、そこそこのアップダウンもあって面白いコースだと思います。
この日は、前日までの雨の影響でコースのコンディションが悪く、FWもいたる所で悪いライがありましたが、天気が良いときはグリーンももっと刈られるでしょうし、綺麗なコンディションになると期待できるコースでした。
最近は、ドライバとアイアンが安定してきたので、パーオン率も上がっているみたいで、その分パットが締める比率が一層上がってきました。やはり2歩前後を引っ掛ける問題は時々顔を出して苦しめます。
一度フルバックに挑戦したいと思いますが、難易度から見て撃沈しそうな予感がします。まあ、ドライバとパット次第かも知れませんが。
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