2010年3月11日木曜日

安心して打てるか?

プロフィールの写真を変えてみた。最近、ゴルフ仲間のTODOSさんが、超古い若かりし頃の写真を載せているので、私も20代前半の写真に変えてみた。

さて、あるゴルフ熱心なブロガーさんで、今暗いトンネルに入り込んでいる方がいます。

本当に一所懸命に練習しているのに、一向にスコアに結びつかないようです。今日は、そのような方の参考になればと思って、自分の経験を書いてみます。飽くまで私の場合ですので、その点はご了解願いたく。また、スーパーゴルファーじゃなく、普通のシングルさんの経験談と思ってもらえれば幸いです。

私の場合は、暗いトンネルに入り込んだのは、大学3年の頃にドライバが打てなかった時代と、それ以降も6年くらい前までドライバでチーピンばかり出た事です。

元々、子供の頃からゴルフを始めて、最初はショートアイアンしか打ってなかった。そのために、長いクラブは苦手、特にドライバはアイアンの様に振ってました。ですので、最初からドライバは苦手なクラブの代表だったのです。

元々ドライバが苦手だったが、無理しないで普通に振れば問題なかった。しかし、スコアも良くなってきて、飛距離も欲しくなると、問題が噴出し始めた。特に、長いコースに行くと、余計に力が入って酷いショットを連発する。かと言って、撫でるように打つと悲しくなるようにヒョロヒョロの球筋になる。悲しかったです。毎週何回かは練習してましたが、全く改善されない。まあ、大学のクラブと言ってもコーチもいない、全て自分で工夫していましたので、仕方ないでしょう。

さて、そんな時、部室の片隅に先輩の残して行ったPowerBuiltの3Wが転がっていたんです。誰も使う人がいなくて、試して打ってみたら、私のスイングに非常にフィットしたんです。普通に打つと綺麗なドローボールになる。力を入れてもドロー以外が出ない。非常に安心して打てるクラブだったんです。それ以来、ドライバを使いませんでした。

その結果、ドライバの会心ショットに比べたら飛距離は落ちましたが、安心してティーショットが打てて、FWを捉えてくれる。スコア的には全く問題ないし、逆に安定したスコアになりました。自信を持って打つ事って大事なんですね。

但し、ドライバは克服しなかったので、社会人になってからもドライバが苦手なまま、チーピンばかりでした。例の魔法の杖の3Wは4年の頃に紛失しちゃったんです。仕方なくドライバを打つようになったが、練習しても直らない。悩みながらも、どうしようもないので、力入れないで打ってた。でも、時々気合を入れるとチーピンが出る。この繰り返し。ドライバはいやいや打ってた記憶があります。

ある時(1990年代初期)、左腕を軸にテークバックして打てば、偶然に綺麗な球筋になったので、それを練習しました。確か、ジェリー・ペイトの打ち方を真似たんですね。右手は殆ど使ってなかったと思います。

飛距離は出ませんが、確実に方向性が出せる打ち方が見つかったんです。(本質的には直ってないんですがね。) 飛距離と言う問題は残るが、確実に打つ方法がある事は凄い安心感を与えてくれました。

それ以降は、広いホールに行くと力を入れて打ち、少々不安なホールに来ると、安心できる打ち方をする。広いと安心感があるのか、チーピンも影を潜めるんです。こんな感じで何年もゴルフやってました。でも、ドライバが思い切って打てないって、凄いフラストレーションなんですね。その間に色々な人からヒントをもらって、練習してみたんですが、チーピンは撲滅できなかったんです。

それが、6年程前に、アイアンで上手く打てる打ち方を見つけ、それをドライバにも応用する事でドライバのチーピンが出ない打ち方を閃いたんです。それ以来、チーピンは殆ど出なくなりました。まだ、別の問題は多く残ってますが、安心して打てる打ち方が一つでもあると安定すると思います。でも、何かは犠牲にする必要があります。私の場合は、思い切った振りぬきが出来ずに欲求不満は無くならなかったですね。苦節25年以上でしょうかね。本当に長い長いトンネルでした。

言いたい事は、一つづつでも、安心して打てる打ち方を見つけ、不安な場合は、それを使う。決して100%の方法じゃないけど、安心感は安定感に繋がります。その間に、本質的な問題解決を図るために練習する。多分、100%の答えを見つけようとしても、スーパースイングって簡単には見つからないですね。

14 件のコメント:

スノーマン さんのコメント...

プロフィール写真、いいスイングですね!
若かりし頃の写真とありましたが、今でも
担いでコースを回っているという事は
あまり、体型も変わってないと想像してまーす。

trimetalさんを思い描く事が出来ていいですねー。

暗いトンネルって、自分で何とか抜け出るしかないんでしょうかね?
ギブアップしないでプレーし続ければ、光はいつか射しますよね。

trimetal さんのコメント...

スノーマンさん、

いつもコメントありがとうございます。

写真の頃から、30年近い歳月がかくも身体を変形させるものかと自分でも驚いています。もう典型的なおじさん体型になりつつあります。何とか歩いてゴルフする事で、足腰だけは鍛えています。

暗いトンネルは、良いコーチが居れば比較的早く抜け出せるなじゃないでしょうか。私の場合はコーチが居ない自己流なので、本当に長いトンネルでした。でも、ギブアップしない事が一番ですね。

匿名 さんのコメント...

trimetalさん ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪

若かりし頃のスイングカッコイイですね。
力がボールに伝わっているのがよく判る画像ですね。勉強になります(*- -)(*_ _)ペコリ

trimetalさんは 苦節25年以上ですかぁ~ε=(・o・*) フゥ
私も 先が長そうです。

ラウンド時には 最近 ティーショットとグリーン周り、パター(最初と最後)が悪いので これでは スコア作れませんよね┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
今は めげずに練習するしかありませんが・・・なんだか 練習していても 気がないという感じ・・・。

自宅では パター練もがんばっています。
パターは 本当に大事だという事が改めて痛いほどわかりました。

trimetalさん コメント&記事v(^_^v)♪ありがと~♪(v^_^)v

trimetal さんのコメント...

匿名さん、

一杯練習をしていても、スコアに結びつかない時期はあると思います。めげないで頑張って欲しいです。

TODOS さんのコメント...

あの時君は~~~、若かっ~~~た♯♭

匿名 さんのコメント...

trimatalさん・・・こんばんは、、、(*^-^*)/
アドバイスありがとうございます。

1球 1球 大事に打つ練習をしていきたいと思います。

めげずに頑張ってみます。

本当に 本当に ありがとう

パー子 さんのコメント...

プロフィールの写真、良いですね~(♡▽♡)
少し幼さが残ってウブに見えます!!(爆)

trimetalさんの記事、参考になりますね~
私も今、ドライバーを自信なく打ってるんで、
なかなか長モノは苦手です・・・
私も自信のあるショットを身につけないといけませんね~(汗)
頑張ります!!(≧ω≦)b

trimetal さんのコメント...

TODOSさん、

若いって凄いですね。最近はいたるところが痛くて、フルスイングが難しいです。若い頃は無茶苦茶降れましたのに。でも、TODOSさん程には振れませんでしたが。

trimetal さんのコメント...

匿名さん、

努力は報われると信じています。

trimetal さんのコメント...

パー子さん、

当時と今では胴回りが10センチ以上違います。経験値も違いますしね。ゴルフで得たものが一杯有りました。

記事が少しでも参考になれば嬉しい限りです。

ひゃっぽ さんのコメント...

TODOSさんの所に続いてtrimetalさんの所でも昔のスイング写真がプロフィールになってるのを見て
こんなに長い時間ゴルフをされてきた人でも、まだ上手くいかないことがあって今もコツコツと練習をし続けるのがゴルフなんだと改めて感じました。
お2人に比べたらクラブ持って7年しか経ってない自分はヒヨッコじゃん!失敗したって当たり前、どんどんぶつかって前に進むしかないんだなってなんだか勇気づけられた気がします♪

trimetal さんのコメント...

ひゃっぽさん、

確かにキャリアは長いのですが、その間にモチベーションの変化が何度も訪れます。

やる気がある時は色々と試したり、練習したりしますが、やる気が無くなる時期もあって、何もしなくなる。その間に劣化するんです。

ですので、長い間に劣化と補修を繰り返している感じですので、ある年齢以降は、上達は殆どしていないか、悪くなっている(年齢の影響も含めて)のが実態でしょう。

結論しては、如何にモチベーションを維持するかが一番重要なことです。その意味で、仲間が居る事が実はゴルフ上達に貢献しているように思います。

yspw さんのコメント...

こんにちは。

私の若かりし頃の写真は・・・
たぶん実家の何処かに。

ゴルフ場で撮ってくれる連続写真かなんかがきっと残っていると思うんですが・・・。

trimetal さんのコメント...

Zさん、

確かに、昔はリゾートコースでやってたスイング写真くらいでしたね。10年くらい前からデジカメになって増えました。

もし、古いのがあれば、スキャンして残しておいた方が良いですよ。孫に見せるために。