2011年4月23日土曜日

スイング論

昨年の5月、9月にちょっとした事から、スイング改良のヒントを得て、それ以来安定したスイングに取り組んできました。

その後、冬場はあまり練習できませんでしたが、3月以降に試行錯誤を繰返しながら、昨日の練習辺りから、少々感じるものがありました。そして、今日の練習で、幾つか検証を繰返し、自分のスイングの改善ポイントが見えて来たと感じたところです。

まだ、実践ラウンドでの成果が見えていませんが、今日時点で分かっている事、今後の方向性をスイング論の観点で書いてみます。


1.スイングの特徴(問題点)

私のスイングの特徴(特長ではなく、悪い点)は、

・トップが浅い。ドライバでもトップ位置で、水平よりも30度近く上を向いているかも知れません。

・トップ位置での、クラブの指す方向は、飛球線方向よりも10~20度左を向く。トップが浅い事が、その一つの要因かも知れません。

・インパクト時に少々左サイドが早く起き上がって、クラブを引っ張ろうとする。ヘッドスピードを上げたいので無理しているのかも知れません。

・スイング軌道面に対して、少しアップライトになる。ショートアイアンは問題ないレベルですが、長いクラブになる程に影響が出るようです。


これらの特徴が災いして、ミスが出る場合の傾向は、

・右へのプッシュアウト

・チーピン、あるいは引っ掛け。

これらのミスの原因は同じ所にあると思っていまして、私の分析は次の通りです。

(1) インパクトの時に左サイドが起き上がるために、クラブが寝てしまう。
 これによって、フェースが少々開き気味でインパクトを向かえると同時に、InからOutへの軌道となります。

(2) トップが浅いために、ヘッドが早く先に行ってしまう
 これが災いして、ヘッドが先に走る過ぎるので、実はフェースローテーションが早くなります。

(3) アップライトになるため、(1)の問題を助長する。下から上へのスイングとなり、InからOutと重なって、所謂カチ上げスイングをなる。チーピンの一番の原因ですね。


上記の3つの影響として、

(1)の影響が大きい場合は、右へのプッシュアウト
(1)の影響が少なく、(2)の影響が出る場合は引っ掛け
(2)が大きく影響すると、フェースが大きく返るために、チーピン
(3)は触媒のようなもので、ミスを助長しているようです。


2.問題の解決策

2.1 その1

5年くらい前になりますが、これらの問題や現象に対して、一つの改善策(付け焼刃なんですが)が見つかりました。それは、

・ヘッドを振る意識を捨てて、グリップを振る意識を持つ

これは、ヘッドだけが走る事を抑えてくれます。即ち、上記の(2)を抑えてくれるのです。すると、(1)次第では、結構良いショットが出来ます。

(1)を抑える事は比較的簡単で、振り過ぎを抑える事です。飛ばそうとしなければ、(1)は顔を出しませんので、比較的安定した弾道となります。

しかし、問題もあり、(1)を抑える意識を持ちつつ、やはり飛ばそうとして、グリップを走らせる意識が強すぎて、今度はヘッドが逆に遅れる傾向が時々出るため、スライスになる事があります。チーピンよりは良いとは思いますが、飛距離も出ませんし、がっかりしますよね。


2.2 その2

昨年の5月(こちら)のラウンド前の練習と、実際のラウンドにおいて、トップ位置を少し変えた事で、ショットに大きな変化が見えました。それは、

・トップで、シャフトが飛球線と平行になることを意識する。

これは、1.で述べた、私のショットの特徴の一つで、どうしても飛球線方向を向く前にダウンスイングに移る事で、飛球線と平行までは行きませんでした。それを少しだけ意識してトップ位置を変えるだけで、弾道に変化があったのです。オーバースイングが悪だと思っていた先入観で決してトップを飛球線と平行なんて考えた事が無かったので目鱗でした。

ただ、この時は、少し勢いを付けてトップを深くしていたかも知れません。その結果、フックボールの弊害が出てきました。チーピンではなく、フックボールです。ボールは少し右に出ますが、左に戻ります。でも、それが思った以上に大きな曲がりになりました。また、無理してトップを作っているからでしょうか、フェースのインパクト位置が不安定でした。薄い当たりだったり、天ぷら気味の事も多くありました。


2.3 その3

また、昨年の9月に、ちょっとしたヒントから(こちら)、(3)の問題を解決する手段が見つかりました。これは今でも本質的かなと思っています。それは、

・テークバックの時、方とグリップの三角形を維持しながら、肩の回転主導でクラブを引き上げる。回転の軸は、肋骨の真ん中(あるいは背骨かも)で、決して腕主導ではない点が重要です。

こうする事で、無理にクラブをアップライトに上げる事がなくなりました。この効果は大きく、アイアンの方向性が非常に良くなりました。オンプレーンのスイングに近づいたのでしょうね。でも、このスイングは忘れるんです。思い出せば、比較的容易に実行できますけどね。


3.新たな解決策

上記の問題解決の2と3は、ここに書かれていますが、これだけでは不十分でした。

昨日の練習の事です。アイアンを打っていると、中々芯を食いませんし、方向性も出ませんでした。そこで、上記の幾つかを色々と試していたところ、

(A) 肩の回転主導でのテークバック

(B) トップ位置で、クラブが飛球線方向を向くように、ダウンスイングの始動を我慢する。

この事で驚くべき変化がありました。非常に安定した弾道が出始めたのです。

何が今までと違ったのか?(B)が違うのです。

前記で述べた、2.2の「トップで、シャフトが飛球線と平行になることを意識する。」は勢いで、シャフトが飛球線方向に向くまで無理してトップを深くしていただけなんです。今回の(B)は、トップが平行になるかなと思うまで、ダウンスイングを我慢する事で、無理してトップを作ったわけではありません。本当に微妙ですが、無理してトップを作るか、平行になるまで我慢するかの違いは、自分の中では全く違う動きでした。

結果的には、クラブが飛球線に平行なる事は同じですが、無理してトップを作っていないので、悪影響であるフックは顔を出しません。微妙なドローボールとなるのです。

とりあえず、100球を打って納得の帰宅でした。(既に7時半を過ぎて暗くなっていたので練習場も閉店でしたので)


4.再現性

さて、今日は再現性があるかどうかの練習でした。

短いアイアンから徐々に長いアイアンを打ったのですが、思ったよりも引っ掛けるんです。ボールの出る方向は良いのですが、ちょっとドローするものだから、落ちる地点は左に行きます。

昨日と同じように打ってるつもりでも、結果が違う。再現性が無いと言うことで、少々がっかりしましたが、もう一度昨日を思い出してみたところ、原因が分かりました。

やはり、(B)のトップ位置の作り方が違ってました。少し我慢が出来なかったんです。トップが微妙に浅くなってました。そこで、再度我慢のトップを試してみましたところ、ストレートか、若干右に出て左に戻るドローボールとなりました。

同じ事をドライバでも試しました。トップからダウンに移るタイミングが少し早いかなと思うと、真っ直ぐに出てドロー。上手くタイミングが取れると、ストレートか、少し右に出てドローとなります。やっぱり、本質は(B)にあったのですね。スイングは本当に微妙です。


5.他の要素

今回分かった事は、上記の(A)と(B)に尽きるのですが、今回の練習で少し試した事として、トップ位置での右手の使い方です。

・トップ位置で、右手のグリップを少し強く握る(ほんの心持ち)、あるいは親指と人差し指の付け根でクラブを飛球線方向(あるいは身体の前方向)に押す(ほんの心持ち)と安定するような気がしています。

未だ十分な繰返し練習をしていないので、はっきりしないのですが、効果がありそうな気がします。

これ以外に、ある方から教えてもらったのですが、

・トップでグリップを身体から離す意識を持つ

大きなスイングアークを描く事になるのでしょう。また、その反動でダウンスイングでヘッドスピードが上がる気がします。

中々難しいので、未だ取り込んでいませんが、次ぐのステップかなと思っています。

今日は、こんなところで、明日のラウンドで試してみます。

6 件のコメント:

yspz さんのコメント...

こんにちは。

さすがですね、本当に。

分析がきちんとなされていて素晴らしいです。


私は元々が自己流超オーバー・スイングで始まったので(今でもオーバースイングですが)、コンパクトなトップにはちょっと憧れてます。(^^)

このところ、読めるミスショットが多くなったので、ラウンドするには重宝しています。

trimetal さんのコメント...

Zさん、

自己分析は勝手なもので、自分で思い込んでいるだけかも知れません。ですので、解決策だと思っている事が、実は大きな勘違いかも知れません。そうで無い事を祈っていますが。

Zさんは本当に好調そうで、ドライバに自信を持っているように見えますね。読めるショットができれば、安心して振れますよね。自分もそうなれば良いかなと思う次第です。

TODOS さんのコメント...

さすが理科系!!(大拍手)

中年以上で理屈通りに行かない理由の多くは肉体的な衰えにあると思います。
筋力もさることながら柔軟性が大きく影響しますねぇ。。。

マッカロイ達のスィング、羨望の眼差しで見ていても絶対に出来ませんもの。

スノーマン さんのコメント...

trimetalさん自分のスイング、よ~く分析してますね。
やっぱり、理数系人間だなぁ~って、感心しておりますデス。

もう、4月末だというのにシアトルはまだ冬です。
とにかく天気は悪いし寒いし、コースはベタベタ。。。
プレーする度にHdpが上がリ、何と今17なんですよぉ~。
90を切れないんですから仕方ないですけど。。。

まだ、今のところRがついていないだけマシですけどね。

まあ、これから天気も徐々によくなっていくと思いますので、
益々、練習にも力を入れガンバルゾォ~!と
意気込んでおります!

trimetal さんのコメント...

TODOSさん、

今週末は久し振りのラウンドで興奮気味ではないでしょうか。思いっきり楽しんできて下さい。

理科系だから、こんな分析をすると言うよりも、私の性格でしょうね。何となく、論理的に割り切れないと自信を持てないと言うだけの理由です。

理屈通りに行かないのは、昔からかと思っています。柔軟性に関しては、昔から異常に柔らかいし、今でも比較的大丈夫ですが、筋力の衰えは気になりますね。それが原因か、振り切るのは難しいです。フラストレーション溜まってます。

trimetal さんのコメント...

スノーマンさん、

毎度おおきに。

分析は自分勝手にやって、自分勝手に納得していますので、何とでもなります。

4月末でも寒いですか。こちらも、この時期は雨が多いですが、徐々に暖かい日が増えてきたので、地面の乾燥も速くて、気持ちが良い季節になってきました。流石に5月になれば気候も良くなってゴルフシーズンと言えるでしょうから、頑張りましょう。

HDCPは17まで行けば、あとは良くなるだけではないでしょうか。私の最近のラウンドは新アイアンの練習主体ですので、スコアを気にしないゴルフをしています。今週末からスコアを意識して、結果もポストする予定です。