2009年5月20日水曜日

若い!

この写真。実は27年ほど前の写真である。大学の4年か、大学院に入った頃だと思うが定かではない。81年~83年に掛けて毎年、ゴルフ部の合宿を石川県の朱鷺の台CCで行ったので、そのどれかの年のものだ。

今と比べて体の線が細いし、髪の毛も多い。もちろん20歳代前半なので若いに決まっているが、結構躍動感のあるスイングだし、インパクトの腰の開き方や、体重移動なども良くできたスイングだと思う。やや右足踵の上がり方が早いかなと思う程度である。

当時のドライバは、PowerBiltのSuper Citation。青木功プロが使っていたのと同じクラブで、結構シェアの高いドライバだった記憶がある。もちろんウッドで、フェースには3つの小さな丸い金属が埋め込まれていた。三つ目のフェースとして有名だった。シャフトはスチールで重いクラブだった。長さは43インチだったと思う。

その重いクラブを振って、フルバックから回る時のコースの長い事。殆どパーオンはしないため、常に寄せワン狙いとなり、必然的にアプローチとパットが勝負を決める事になる。当時のアプローチとパットは今よりもずっと上手だったと思う。クラブが進化してショットが良くなった反面アプローチパットが下手になった。結果的には当時と今ではスコア的に差が少ないのは皮肉な事である。

当時の学生ゴルフは、たぶん今も同じだと思うが、セルフ用の軽いキャディバッグを担いで36ホールをラウンドしていた。それも夏の暑い時期である。当時は既に水を飲む事は必要と理解されており、数ホール毎に水を補給していた。それでも、真夏の36ホールはきつい。特に、ゴルフシューズを履いているために、足に負担が掛かる。36ホールを終えて、シューズを脱いだときの爽快感は今でも忘れられない。また、靴擦れで足の豆をつぶして、血を流しながらのラウンドも厳しいものだった。

81年にここで初めて合宿をした時、75、80のラウンドは記憶に残っている。80は普通としても、75は当時の実力としては非常に良いスコアだったし、既に4年生で現役から退いていた中にあって尚ゴルフ部では一番良いスコアだった。まあ、それだけレベルの低いクラブと言えたかも知れない。

こういった古い写真を見て当時を懐かしむのは、既に老齢に入った証拠かも知れない。でも、若いって良いですね。学生時代がやはり懐かしい。

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