2009年5月15日金曜日

E-ZPASS

日本では高速道路が週末に安くなるとかでGWは大渋滞したらしい。但し、この割引はETCに限るそうで、ETCの申し込みが殺到して製造が追い付かないとか。カーショップも、ETCは売れても儲けは少ないようで、特需があってイマイチ歓迎していないとも聞く。
さて、アメリカの高速道路はFree Wayと言われて全て無料と思われがちだが、さにあらず。私の住んでいるコネチカット州は全て無料だが、New Yorkや、New Jersey州では有料の高速道路が沢山ある。特にNJでは幹線道路が有料となっていて、ゴルフに行くときには、いつも徴収されている。

このような状況で、NYやNJでは高速料金を自動的に徴収する仕組みが存在する。E-ZPASSと呼ぶ。日本のETCと同じである。しかし、その申し込みや取り付けは極めて簡単。E-ZPASSのホームページに行き、名前、住所、クレジットカード番号などの入力する。1週間もするとE-ZPASSの受信機が自宅に届く。8cm四方くらいで厚さが1.5cm程度の白いプラスチックの装置で、車のフロントガラスにくっ付けるのだ。そのための両面テープが付属し、テープと装置はマジックテープのようなもので脱着可能になっている。必要な時には取り外して別の車で使う。但し、別の車には装着のためのマジックテープが付いていないので、E-ZPASSゲートを通る時に、黄門様の紋所を示すが如く正面に向けてあげるだけ。本当にアメリカらしい簡単な仕組みなのだ。写真の画像がそれで、ルームミラーの裏側に取り付けてあり、助手席から見た所。

で、料金の支払いは、クレジットカードで最初に$25の引き落としがありDepositされる、Depositされた額から毎回使った分だけ差し引かれる。Depositが0になると、改めて$25がクレジットカードから引き落とされるという本当に簡単な仕組み。もし、装置をなくしたら、盗難に合った場合は、ホームページから届けを出すと、装置が無効になる。比較的安全になっている。

また、この装置は借りているが、最初のDepositの$25以上は取られない。装置は購入する必要がないのも良い所。但し、毎月$1は利用料として取られているようだ。この辺りは使っている人も知らなかったりするので注意が必要だ。不要になれば返却すれば良い点も楽だと思う。

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