2009年10月26日月曜日

練習は災いの元(36回目)

土曜日は今月二度目の「育友会」コンペ。前回から正式ハンデとなって入賞資格が出来たが、ハンデが0でははっきり言ってしんどい。それがプレッシャーとなって空回りすることもある。今回は別の意味でも失敗して、今年最低に近いできだった。

コースはいつものKnob Hill GCで、コース自体は数ホールを除いて長いわけではないが、池が絡んでいたり、グリーンの傾斜が強くパットが難しいコースである。しかし、早いグリーンは好きだし、得意なので、今までも比較的良いスコアを出す事ができた。ところが、今回に限っては、ドライバの課題と、グリーンが遅いと言う二つの問題が重なった次第。

さて、当日の天気は数日前から雨予報で4時頃から雷予報も。降雨確率が90%で確実に雨。おまけに風が強いと来ている。幸運なのは、季節外れの南風で最高気温20℃という点だけ。写真は私のPRIUSと紅葉した木だが、既に半分くらい葉が落ちている。駐車場は日本人以外の車が少なくガラガラ。こんな日にゴルフをするアメリカ人は少ない。もう一つは、スタートを待つ練習グリーンの風景。ここも日本人ばかりでアメリカ人なんて誰もいない。少々暗くて、にわか雨が来た直後。

話をゴルフに戻すと、災いの元は前日に行った練習。Burner TPの3度目のテストをし、真っ直ぐ打てるようになった。その後翌日のためにPRGRのドライバを練習した。しかしPRGRを打ってみると、若干捉まり過ぎるようになり、少し逃がすようにしたところ、今度はスライスしたり、逆にフックしたりと方向が定まらない。そのような状況で、40球くらい打ったが、不安を抱えたまま翌日のコンペに臨んだのだった。

また、練習グリーンでパット始めた途端、異常に遅い事に気が付いた。まず芝目が長い。次に砂が入っている。2m前後の転がりが悪く、今までの感覚で打つと届かないし、カップ周辺で転がりが安定しないのだ。それに、ここは練習場が無いので、ドライバもいきなり本番の不安があった。

さて、一番から各ホールを見ていくが、少々書くのが辛くなる。出足が良かったので、そこだけで済ましたい気分もあるが・・・写真は一番ホールの風景で、少々暗くて今にも雨が降りそう。

1番:緩やかに右ドッグの少し難しいスタートホール。1Wは若干引っ掛け気味で左ラフ。ライは悪く無く、残りの165ヤードを6鉄で短めに持って確実に方向を出してピン左7mに2オン。スライスのラインは遅いグリーンを打ち切れずに50cmショートしてパー。
2番:短いが、左OBの真っ直ぐなホール。1Wは引っ掛けで辛うじて左のラフ。距離も出ずに残りは160ヤード。若干の風を計算して6鉄で短めに持って打ったら、ピン方向で良かったが、少々大きめで奥のカラー。パターで下りを計算して50cmに確実に寄せてパー。今日は調子良さそうに見えたのだが。
3番:135ヤードの若干の逆風。8鉄で強振したが、やはり10mもショート。上りパットは遅く、1.2mショートし、これを上手く入れて3連続パー。ここまで調子が良さそうに見えるが、ドライバはイマイチ安定感が無いのが怖い。

4番:超長い上りのPar4。ドライバが右に出てしまってラフ。3Wで打ちたかったが、ライが悪く、4Uで確実にFWに出した。50ヤードをAWで軽く打ったが、方向が出せずにピン右3m。パターがやはり打ち切れずにボギー。やはり今日はグリーンが遅く、エアレーションの影響も残っていて距離が合わない為に入る感じがつかめない。
5番:短いPar4。1Wは少し短めに持って軽くFW中央。110ヤードをPWで方向悪く無いが、距離が合わないで、10mもショート。遅いグリーンを意識し過ぎて、上りを打ちすぎて2mもオーバー。下りで速そうに見えたが、真っ直ぐなラインで上手く打ててパー。
6番:190ヤードの若干フォロー。4Uで右プッシュを恐れて右手が返りすぎたために左のバンカー。SWは本当に上手く打てたが、ピンは下りラインにあり、止まらない。4mもオーバーしてボギー。

7番:S字のくねっていて、3箇所も池が絡むPar5。しかし、フォローのPar5のドライバは安心して振れて、FW中央に比較的良いショット。残りが230ヤード程あるため、160ヤードのレイアップショット。しかし、6鉄が引っかかり、見事に左の池にドボン。こんなアイアンは珍しいが、今日はアイアンが引っかかり気味で安定感が無い。4打目の120ヤードをPWで当たりが悪く手前のバンカー。SWで3mに寄せたが、スライスラインは入らずにダボ。
8番:逆風の右ドッグレッグのPar4。1Wは左に引っ掛けてFWの残ったものの、セカンドが200ヤードも残った。池越えを3Wで狙ったが、これも少し引っ掛け気味。グリーン手前で池に落ちたが、水切りで辛うじて池を越えてラフ。池の際でスタントが取れず、SWのアプローチが2.5mオーバー。下りのラインが打ち切れずに入らずにボギー。パーが出なくなった。
9番:145ヤードの上りのPar3。逆風の中、7鉄が薄くて芯を外し、プッシュして右のバンカー。SWは少し厚く入ってラフ。ライは良くてSWで50cmに寄せて又してもボギー。アイアンが芯を食わない。

出足は良かったが、途中からパーが出なくなって、前半は6オーバーの40(Par34)。やはりドライバが引っ掛け気味だったり、プッシュ気味だったりで安定しない。アイアンも全く方向と距離感が合っていない。

さて、10番ホールの写真がこれ。若干天気が良くなった感じがするし、時々良い天気になるが、急に雨が来たりで安定しない、今日のゴルフと一緒。

10番:若干右ドッグで、これも難しいPar4。グリーン左は池。1Wは真っ直ぐに良い当たりでFW中央で、残りは170ヤード。フォローの風を6鉄が少々薄くて、ピン手前10mのカラー。パターの距離感を間違えて2mもショート。しかし、今日は2mが入る気がせずに又もボギー。
11番:真っ直ぐだが、右が林のPar4。1Wが右に出て、カート道路に当たって右の木の下。残りは140ヤードしか無いが、枝と木が邪魔で低く出してスライスを打つしかない。6鉄のショットは綺麗に低く、スライスで10mに2オン。グリーンが遅い事は分かっていながら、何故か最初のパットは3mもショートして右にプッシュ。何を勘違いしたか、パターがノーカンになってしまった。残りもやはり入らずに悔しいボギー。本当にパーが出ないし、パターの自信が無い。
12番:125ヤードの上りの超砲台グリーン。今日は全くアイアンが当たらないか、引っ掛け、プッシュばかり。ここは右に押し出して右のバンカー。深いバンカーで寄せようと意識し過ぎて厚く入り過ぎて一回で出ず。バンカーのミスは本当に久しぶり。3打目で1.5mまで寄せたが、上りのラインがカップを舐めて入らずにダボ。

13番:緩やかみ右ドッグでやや長いPar4。1Wがプッシュして逆風の影響でスライスが掛かり、右の落葉の中でロストボール。痛い!打ち直しも右側のラフ。セカンドの5鉄が深く入り過ぎ、高く上がり過ぎて、右の木の下。枝の下を低く出して何とか4mに乗せたが、入らずにトリ。こうなるとどうしようも無い。悪循環である。
14番:左ドッグのPar5で、左側は住宅。1Wを若干右に出し何とかFWぎりぎり。前上がりのライのため、4UでFW左サイド。行ってみると左サイドの斜面のラフ。残りは90ヤード。逆風のためにPWで軽く打とうとしたが、ライが悪くて思いっきりダフ。4打目の50ヤードをSWでピン方向に綺麗に寄せて1.5m。下りのラインを上手く入れて久しぶりのパー。下りのラインになると入る気がする。丁度良い速さになるようで、上りやフラットラインだと入る気がしない。
15番:逆風の180ヤード。4Uで若干引っ掛け気味でグリーン手前のカラー。AWでピン右に1.3m。久しぶりに普通のラインが入って連続パー。

16番:短めのPar5で、右側がOB。フォローの風で飛距離を意識し過ぎてプッシュアウト。悪い癖が出て、右側の土手でバウンドしてOB。打ち直しは良い当たりで、FW中央に残りは205ヤード。3Wで短く持って軽く打ったつもりがトップ。辛うじて池は越えたが、グリーン手前に10m。AWの寄せが3mもショート。これが打ち切れずに右に切れてダボ。
17番:右が池で、超えるには230ヤード以上必要。強い向かい風のため、狭い左サイドに上手く落として残りは118ヤード。風のために9鉄も若干短く手前のカラー。パターで1m弱に寄せてパー。
18番:上りの長いPar4。1Wは良い当たりながらも若干右に出てバンカー。フォローのため残りが170ヤードの上り。5鉄で良い当たりも、届かずに手前バンカー。SWがグリーンカラーに止まり、パターで1mに寄せてボギー。

結局、後半46でトータル86.このコースは比較的得意で、ここまで酷いのは初めて。ドライバが右に出る事が多く、力が入っているような気がした。それと同時に、アイアンも右に出易い事と、逆に引っ掛けたりしたが、芯を食わないケースが多すぎる気がする。グリーンは、非常に遅く、下りライン以外は殆ど入っていない。

先週、先々週とドライバが非常に正確に打てたのとは一転したのは、少し飛距離を意識したのかも知れない。先週は異常に長いコースなので、初めから二つを狙っていないケースが多く、リラックスしていたかも知れない。それに比較して、この日のドライバは風の影響もあって無意識に力が入っていた可能性が高い。

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